新しい投稿ブログを受けた今夜、ちょうどNHK BSで、玉置浩二さんと藤井フミヤさんの番組を立て続けに放送されていて(普段は今も取り分けスポットのあたりやすい彼らを避けがちの私なのですが)、何となくこの年代の歌手の姿、成り立ちに今日は興味を惹かれフラットな気持ちでみていました。
玉置さんは「愛の讃歌」の歌唱もあり、それもやはりなんだかフラットに聴けました。
(五郎さんのファンにはなんとなく分かっていただけるかと‥)
灰色の雲からは雪が舞う大阪淀川の上空
今の五郎さんの年齢を思えば、まだ61歳のフミヤさんが、コンサートツアーのリハーサルで、数十年ぶりに歌う歌など、声の出し方、キーのこと、悩み悩み対峙している姿、ツアー中には途中、風邪で喉を痛めて公演を中止したり、やはり歌手という職業、それは並大抵のことではないことを目の当たりにしました。
五郎さんの今が一番と言い続ける、
私たちも今日が最高と感じ続ける、
なんだろこれは。
普通のことじゃないよね。
あまりシンパシーを感じる歌い手ではなかったフミヤさんだけれど、真摯に対峙する姿には、五郎さんから声の出し方?(宏美さんや桑田さんに伝えられたように)ひと言アドバイスしてあげてほしい、なんて思ってしまいました。
きっともっと楽に歌える方なんではないかと、素人が生意気にも思ってしまったのです。
帰ってきた夕日の京都も寒かった
さて、
五郎さんが原曲のキーで歌えなくなったら、それでも聴きたいですか との問い
ブログでの説明を伺うと原曲キーで歌うことの大切さ、メリットを理解できた気はします。
「もしも歌えなくなったら、それでも‥‥?」
その問いはなかなか厳しい質問です。
そのときはその「今」で、こんな風に歌える、を聴きたい、と思うのは五郎さんの意に反しているのでしょうか。