やっと関東梅雨明け宣言がありました。
が、今雷ゴンゴンいってます。
今日はチョークアート作品をアップしようと思っていたのです。
が、下絵を描き終えて、ボードに写そうとしたら。。。
まさかのボード在庫切れ。
気を失いそうになりました。
だって今までボード作りは私の作業部屋でやっていて。
ですが今そこは、このヒトのお部屋になっていまして。
ということは………
私の部屋で作業しなければならないのよ。
つまりですね、
部屋の片づけから始めるという試練が(汗)。
そしてジャン!
ここまで頑張って力尽きました。(机の上片付けてボードの下処理しただけです)
なので、今日は昨日行ってきたセミナーの話をしようと思います。
昨日はロイヤルカナンのプロフェッショナルセミナー~シェルターキャット~に参加してきました。
これはシェルターを運営してる人向けのセミナーでしたが、
『栄養の話などもあるので、シェルターをやっていなくても大丈夫ですよ』という
担当の方のお言葉に甘えて行ってきたのです。
講演内容は、
・アニマルシェルターの感染症対策
・キャットフードのこと
でした。
海外と日本アニマルシェルターの違いは顕著で、
海外の素晴らしさというか日本の未熟さ(シェルター運営をされている方がということではありません)に驚きました。
海外(ドイツ)のシェルターは日本で言う動物愛護センターとシェルターが合体したような施設。
ちなみに公的な動物愛護センターのようなものは存在せず、
全てが民間運営だそうです。
資金は何らかの名目で国から流れてきているものや相続がらみのお金など。
寄付によるものも大きいのでしょう。
そしてこれらのシェルターは200年の歴史があり、
日本の江戸時代にはすでにこういう施設があったということです。
さて、単なる猫飼いの私でも勉強になることが結構ありましたよ。
【感染症対策】
①人畜共通のトキソプラズマは、
感染猫の排泄物が24時間を超えると感染力を持つようになる。
②菌の増えやすい温度は38℃
③感染症は個体(猫)と環境(衛生状態など)と病原体(菌など)の3つの要素がそろうと感染が成立しやすい。
逆に3つが揃わないと感染力は格段と下がるというわけ
【栄養面】
①犬猫は48時間食べないと『肝リピドーシス』という病に侵される。
これは空腹のため体内の脂肪をエネルギーに変えるという働きによるもの。
その変える働きをするのが肝臓。
体内の脂肪が溶けだし、一気に変換を求めて肝臓に流れ込み、
脂肪肝のような状態になる。
そのため、脂肪が沢山ある子(太っている子)がより危険度が高いそう。
②ドライフードは開封後1~1.5か月で使い切ること。
古くなると酸化したり、免疫力が落ちる原因になるそうです。
③病気を恐れて、予防のために療法食をあげる人がいるそうです。
が、療法食はその病気に配慮しているため、
健康な子に必要とされる栄養素が足りていない(または過剰)配合になっているものもあります。
療法食は病気になってから獣医師の指示にしたがって。
と、そんな話がありました。
そして面白かったのが、
猫のトイレは頭数プラス1個って聞きますよね。
ですがさらに大きさの推奨があるらしいんです。
猫の頭から尻尾までの長さの1.5倍の大きさ。
もう、お砂場状態ですね(笑)
納得というものあれば、マジですか!?ってものあり、
なかなか発見のあるセミナーでした。
そして最後に、猫ちゃん見学ツアーなるものにも参加しましたよ。
↑オフィス内猫部屋
ロイヤルカナンでは犬猫との出勤が可能だそうで、
この日は小笠原から保護された『ちょび』と『きなこ』が暮らしているところを見てきました。
ちょび↓
↑ここ会議室
きなこ
↑会議室と猫部屋をつなぐ通路から移動中
シェルター活動をしている方たちは沢山の命を預かり、
とても大変な毎日を送っていることでしょう。
とても片手間ではできませんね。
たとえ週一、月一、無償ボランティアであっても、ちゃんとした職業だと思います。
世の中の多くの猫さんのために、尽力してくださってありがとう。
そんな気持ちでいっぱいになりました。