昨年末、大掃除もロクにせず、新年を迎えてしまいましたが、
小掃除?というか、ミニ掃除?というか、
整理整頓?的な片付けをボチボチしていました。
というのも、今や空き家になり、私が物置場として使っている祖父母の家。
ここをそろそろ片付けなければと常々思っておりまして。
主を失ったばかりの頃はいわゆる『片付けられない〇〇』状態で、
床が見えないありさま。
数か月かけ、見た目はキレイになったが、
『これ、いるか?』というものがまだまだある。
そして捨てようにも、下着だろうが、雑誌だろうが、
ご丁寧に名前が書いてあるから手間がかかる。
以前勤めていた職場の同僚のお父さんは、
何にでも名前と買った日付、値段を書いているから嫌だ、と言っていたけれど、
年代なんでしょうかね?
そんなこんなで手間のかかる片付け作業、
気が向いた時にちょいちょいやるくらいなので、いつ完成を迎えるかは?ですが、
いろいろ面白いものと出会ったりもする。
大正生まれ、下町育ちの祖父の若かりし頃、結婚前の家族写真。
みんな着物で女性はちゃんと髪を結って撮っている。
まさに『記念写真』。
かと思えば、同じ時代なのに田舎育ちの祖母のモンペ姿写真。
よくこの人達結婚したな~、と感心したり、
昔だけに、魂とられなくてよかったね、と思ったり。
アルバム一つでかなり笑える。
こんなことだから、まー、いっこうに片付かないのですが、
『片付けよう!』という気持ちに喜んでくれたのか、
お駄賃?と思しき金券を発見した!!!
と思ったら………、↓
償還期限がとっくに過ぎている、15円と7円50銭の戦時貯蓄債券。
しかも敗戦した時点で紙切れだろうに。
金利(?)が良かったからなのか、
お国のためにという気持ちからなのか、
戦争中の当時は大枚はたいて買ったハズが今や紙切れ。
もしこれが今の価値にスライドして残っていたならば、
結構いい額のお駄賃だっただろう。。。
は~~~
一瞬でも『おっ!』と思っただけに、たとえ数十円でも残念感は半端ない。
なかなかうまいこといかんもんですなぁ~