今日は体育の日。
昔は10月10日と決まってたのに。
そもそも、東京オリンピック(1966年)の開会式に合わせて制定された体育の日。
ハッピーマンデーという法案(3連休にしようという)により第2月曜日に変わった。
でもねー、10月10日という日が重要だったんじゃないのー
輝かしい東京オリンピック、という記念じゃなかったのー
と思う。
この制度によりずらされた『〇〇の日』がいくつもあるけれど、
3連休にしたいなら、わざわざ『体育の日』とか言わないで、
『連休その1』とかの名前でいいんじゃない?
と、悪態をついてみた。
さて、今日は10月のお祭りを紹介しますね。
世界で開催されているお祭り、
似たようなものもあれば、規模は違えど全く同じというもの、
はたまた、「へ~っ」というものまでいろいろですが、
今回のお祭り(イベント)は日本でも行われていますよ。
ただ、その規模については比べものにならないけれど。
場所はアメリカ、ニューメキシコ州。
もともとはメキシコの一部だっただけ(メキシコと隣接している)あって、
今でも英語に次ぐ公用語としてスペイン語が話されているという。
そんなニューメキシコ州のアルバカーキがこのお祭りの舞台。
アルバカーキって?
そこそこの年齢の人には分かると思いますが、
若かりし日の宮沢りえちゃんのあの写真集が撮影された「サンタフェ」のお隣といったら分かるかも。
このアルバカーキという場所は、
ロッキー山脈に囲まれ、年間310日以上は晴れという気候。
この立地を生かして行われるのが、
アルバカーキインターナショナルバルーンフェスタ
沢山の気球が大空を覆う、世界最大級の気球フェスティバルです。
なんでも、『アルバカーキ・ボックス』」と呼ばれるボックス状に流れる気流が発生して、
気球を飛ばすのには理想的な条件らしい。
気球というのは風を利用して飛ばすのですが、
この地方では低い高度では北風が、高い高度では南風が吹き、
上昇した気球は空中くるくるとまわり続けることができるため、
一度舞い上がった気球は、その燃料が尽きるまで飛び続けるそうです。
このバルーンフェスタは今から45年近く前の1972年、
ショッピングモールの駐車場でわずか13機の気球を飛ばすという、
小さなイベントだったそうです。
それが年々増えていき、今では700機を超えるほどに。
ミレニアム(2000年)には1000機を超えたというから圧巻です。
ここで飛ばされる気球は様々で、
模様や、文字が書かれているものだけでなく、
動物やアニメのキャラクターの形をしたものも。
10月の第一土曜日から翌週の日曜日までの9日間、まさに今ですよ!
朝6時前から気球が膨らみはじめ、大空を舞う。
大自然の中で悠々と、そして盛大に舞う気球たち。
心の汚れもトゲもどこかへ持って行ってくれそうな(←トゲ持ちの私)、
ワクワクと癒しと希望を与えてくれるようなイベントですね。