アジア最大級という | ねことアートと彩ある暮らし

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猫を愛で 好きなものに囲まれて
今日を愉しむ絵描きのブログ

先週末、夏祭りがありました。

 

我が家は町の端っこなので、道路を挟んですぐが隣町。

 

なので、町内会のお祭りは2か所に行けちゃうくらいの距離なんです。

 

このお祭り、1週間違いで開催の予定だったのですが、

 

前回の台風で1つが振替に。

 

2か所がまったく同じ日程での開催となってしまい、

 

子供たちにとっては2週連続のお愉しみが残念な結果になってしまいました。

 

このお祭りって、音楽だったり、お店だったり、

 

私が子供だった数十年前と全く変わらずで。

 

『伝統』というと格好いいけれど、

 

今の子たちは『東京音頭』とか『ビューティフルサンデー』とか楽しいのかな?とチョット疑問。

 

 

伝統といえば世界には何十年何百年と続いたお祭りがありますが、

 

今日紹介するのは、すごいですよ、紀元前から続いているようですから。

 

場所はスリランカ。

 

スリランカといえば、まだ20世紀だったころ(あ~、年を感じる)。

 

みんなが行きそうじゃなくて、

4~5日くらいで帰ってこれて、

食事がまずくなくて、

できれば英語が通じるところ

 

という条件を見たしたところに行こうということになり、

 

その条件を満たしたのがスリランカだった。

 

毎食お腹を壊していたけど(なぜかスパイスの香りでお腹が痛くなる)、

 

カレーは美味しいし、もちろん紅茶も。

 

今なら大量のスパイスと紅茶をバイヤーのごとく買い占めてきたであろうが、

 

当時はそんなこと興味がなかったのでね。

 

もったいないことをした…。

 

旅先では様々な恐怖体験(飛行機に乗り遅れるとか…)をするけど、

 

ここスリランカでの恐怖体験といったら、

 

私の背丈ほどのライフルを構えた兵士が検問所にいるという。

 

現地ガイドさんに『ニッコリ笑ってパスポート見せれば大丈夫』

 

『変なまねはしないでね』と言われたけど。

 

普通そういう時変なまねどころか『ニッコリ』なんかできるか?と思いましたよ(笑)

 

国内情勢があまり良くなかったってことでしょうが。

 

 

さて、そのスリランカで紀元前から行われていると言われるのが、

 

キャンディで開かれるペラヘラ祭り。

 

毎年8月(エサラ)の新月から満月にかけて(今年は今月16日から25日)行われます。

 

もともと雨乞いのために行われたお祭りのようですが、

 

今はキャンディにある仏歯寺のお釈迦様に敬意を払うお祭りと

 

雨が降り、豊作になるようにと神様に願うお祭りがあわさり、

 

敬虔な仏教徒から観光客までが集まる盛大なお祭りになっています。

 

『ペラヘラ』というのは行列という意味で、

 

仏歯を収めた舎利容器を背中に乗せた象が、

 

派手なコスチュームを身をまとい、電飾をつけて練り歩く。

 

そして、続くパレードではキャンディアンダンスやファイヤーダンス、太鼓たたきなど、

 

沢山の舞踊が繰り広げられます。

 

しかし、このパレードに参加する象には、

 

背の高さや牙の長さなど満たさなければならない厳格な条件あり、

 

ダンサーもしかり。

 

そして、このお祭りのために一年中練習をし、

 

お釈迦様に敬意を表するため、祭りに近くなるとアルコールもとらないという。

 

派手ではありますが神聖なお祭りなんですね。

 

 

今度訪れる時は、是非お祭りの時期に。

 

そしてお腹の薬を忘れずに。

 

断酒は無理だけど…、

 

踊らないから、まーいっか!

 

 

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