木曜日からお爺ちゃんやらお婆ちゃんやらが遊びに来ていました。
というのも、我が家は田舎なのに、お寺さんが東京盆でして。
修行の毎日から年に一度だけ許されるお泊り旅行。
でもね、来ていただく方はやたらと忙しい。
お寺までお迎えに行き、お施餓鬼をもらいに行き、お寺まで送っていく。
という、4日間のうち3日もお寺に足を運ぶ何だか落ち着かない毎日。
数年前、初めてお施餓鬼をもらいに行ったときは、
『ただもらって来ればいいから』という言葉を真に受けて、
Tシャツ(黄色地にオレンジの太陽がいっぱい描いてある)にGパン、
さらにビーサンでエコバックまで肩にひっかけて行ってしまった…。
何人もお坊さんが並んでお経を唱えている中、
とてつもなく元気な格好でお焼香をあげるという大失態をしました。
ちなみに、この時こんなふざけた格好の人は私と小学生の男の子だけ。
みなさん、きちんと喪服をきておられましたよ。
ちゃんと学んだ今年は白黒で行き、無事済みました。
ところが昨日、ご先祖様を提灯に乗っけてお寺まで送りに行ったときのこと。
天気が怪しいと思っているそばから、大粒の雨。
花瓶に花を投げ入れ、お線香も適当(?)に置いて、手を合わせることもなく、
雨と雷から逃げ帰ってきました。
あまりの急な雨に提灯すらホッポリ出して逃げた人すらいて、
『何か起きた時本性が出る』というけれど、
ご先祖様も『まったく、あの子は!』と思っていたのではないかしら。
私も『さよなら』も言わずに逃げて帰ってきた口なので、
帰ってから、ちょっと反省。
お詫びに、
小さな絵ですが、ご先祖様にプレゼント。
また来年、待ってますよ。