1年半くらい前になるかしら。
とある喫茶店に入った。
喫茶店と言ってもそれは小さな小さな紅茶屋さん。
「お客さんがみな知り合い」というような親しげな会話。
そして、お客さんの一人が彼イチオシ紅茶を勧めてくれた。
私はイチオシを選ばなかったけれど、他の紅茶もとても美味しくいただいた。
ところが、
彼はどうしてもイチオシの美味しさを伝えたかったようで、
「僕の紅茶、飲んでみませんか?」と。
少々びっくりしたけれど、
初めてさんにも温かい(取り方は様々だけど)お店なんだな、と。
紅茶をいただきながら、そんなやりとりをしている中で
ふと、目に呼び込んできたのがメニューボードだった。
とても鮮やかで、温かく、キュートなイラスト。
ずーっと眺めてた。
すると、「それ、手描きなんだよ」とマスターの声。
「その人、近くで教室開いてるよ」とパンフレットをもらったの。
体験教室に参加しなんとなくはじめたチョークアート。
そして今、『ちょおくああと』が『チョークアート』になり、
いずれ、『chalk art』に成長していけばと思う。