当初は、録画したものを、見ては消していたのですが、後半から全く消せなくなってしまいました。つくづく前半を消去してしまったことを後悔しております。


「昭和元禄落語心中」であります。


第六話の「心中」から、もうアクセルを踏みっぱなしで、まさに怒涛の展開でした。昨日は最終回でしたが、山崎育三郎扮する助六と、大政絢扮するみよ吉の死の真相も明らかになりました。そういうことでしたか。


とにかく、なんと言っても岡田将生です。晩年までの落語家、八代目八雲をひとりで演じきりますが、皮膚に皺のメイクまでして、よくぞ演じきりました。


晩年だけを、別の俳優が演じるという選択肢もあったでしょうが、あえて岡田将生に演じさせ、その期待に応えました。以前にも書きましたが、岡田将生の色気が爆発しております。


脚本の羽原大介、演出のタナダユキと清弘誠も見事でした。特に最終回は、実に良い終わり方でした。落語は、さらに引き継がれてゆくのです。


※ただ、ひとつだけ。


篠井英介扮する松田さんは、一体いくつなのでしょう?

つぐみさんという方から、この間書いた、「相棒」の傑作、「聖戦」を見て、大変面白かったので、他のお勧めを教えてほしいというコメントを頂きました。


今から10年ほど前に、「相棒」の傑作について、10本を選びましたが、あれからかなり時間が経ち、改めて選びました。前回選んだものも含まれております。


「聖戦」シーズン9


先日も書いた、私の「相棒」のベストです。南果歩扮する普通のおばさんの復讐のお話で、杉下たちとの心理戦が素晴らしい。


「双頭の悪魔」シーズン3


私が、「相棒」にはまったきっかけになった作品で、木村佳乃、津川雅彦ら、後にセミレギュラーになるキャラクターが登場します。官房長官に扮する本田博太郎が怪演をみせます。


「バベルの塔」シーズン5


「聖戦」同様、古沢良太の元日スペシャルです。

オープニングで、いきなり古沢ワールドが炸裂します。ゲストは大塚寧々ですが、後に副総監を演じる杉本哲太が、全く別の悪役で登場します。一瞬だけ登場する、寺島進も儲け役です。


「ピエロ」シーズン10


「聖戦」の次の年の元日スペシャルで、斎藤工がゲストです。太田愛の脚本が光ります。


「ついている女」「狙われた女」シーズン6


これは、「ついてない女」という、鈴木杏樹扮する月本幸子が登場する回のその後で、MEGUMIの脱獄に巻き込まれるお話なのですが、二転三転するストーリーが素晴らしい。


「還流」シーズン7


津川雅彦扮する法務大臣、瀬戸内米蔵がメインで、寺脇康文扮する亀山薫が、刑事を辞めるきっかけになる回でもあります。


「birthday」シーズン11


加藤清史郎がゲストで、一種オカルトなお話なのですが、私、このエピソードが大好きで、不覚にも泣いてしまいました。


「越境捜査」シーズン7


益岡徹がゲストなのですが、彼のキャラクターを逆手にとった設定が見事で、私も見事にしてやられました。


「密愛」シーズン7


ゲストはなんと!岸惠子で、他に国広富之の、ほぼ三人だけでお話が進む異例の回です。岩下志麻、渡哲也、三田佳子など、かつてはとんでもない大物が、ゲストで登場いたしました。


「黙示録」シーズン6


石橋凌扮する三雲判事がメインの回です。杉下たちが、すでに死刑が執行された容疑者の冤罪を暴くお話で、この頃の2時間スペシャルは、気骨がありました。


これて10本ですが、実に半分が古沢良太作品で、私の好みがもろに出ております。そして、このドラマは、こうやって並べると、シーズン5から9くらいがピークだったと感じました。


この他にも、夏八木勲が警視総監に扮した「サザンカの咲く頃」や、古谷一行が、破壊組織、赤いカナリアの幹部、本多篤人に扮し、映画で殉職した岸部一徳扮する小野田官房長が、過去の話として唯一登場する、「亡霊」などの「相棒」らしい骨太な作品もお勧めなのですが、あまり、語られない古沢良太作品を紹介いたします。


ひとつは、「右京、風邪を引く」。これは、ザ、古沢良太です。実にトリッキーなつくりになっております。


もうひとつは、「待ちぼうけ」。これは、太川陽介、芳本美代子、さらには芳本美代子の夫役で新田純一という、わかる人にはわかるキャスティングがたまりません。



いつも弟から、秋になると新米が送られてまいりました。


ただ、今年はお米がさらに高くなっており、いくら農家から直接、安く買っていたとはいえ、さすがに今年は無理だと思っておりましたら、昨日送られてまいりました。これは嬉しい。


ならば、せっかくの新米にあうおかずを作らなければなりません。今回は、旬である生鮭の塩焼き、鶏のからあげ、揚げ茄子の味噌汁に、きゅうりと蕪のお漬物です。漬け物以外は、全て自家製です。我ながら、かなり豪華版です。


初めて送ってもらった時、炊飯器をあけた時の衝撃は、今も忘れません。炊きたてのご飯が、ピカピカに光っていたのです。そして、良いお酒は水のようだと言われますが、ご飯も同じで、雑味が一切ないのです。まさに銀シャリでした。


今、スーパーにも新米は出回っておりますが、私には高過ぎるため、ここしばらくブレンド米や、令和六年度のお米を食べていたので、新米の味は格別でした。3合炊きましたが、ひとりで2合近く食べてしまいました。明らかに味が違いました。


それでも10キロありますので、ほぼ年内は大丈夫でしょう。


※明日のメニューは、もう決まっております。新米を頂いた時の、私のスペシャリテです。


と、いっても、豚バラの生姜焼きと、付け合わせにご存知ポテサラと、ナポリタン、要するに生姜焼き定食です。これにしじみの味噌汁と納豆でもあれば、これ以上ない夕食です。


ちなみに、何度か書きましたが、私の生姜焼きは、遠い昔、大学時代に学校の近くにあった中華料理屋の焼肉定食を真似したもので、肉は絶対に豚バラの薄切りです。玉ねぎと一緒に炒め、あらかじめ混ぜておいた、チューブではないすりおろした生姜と醤油、酒、味醂を絡めます。


そのタレは、熱々のまま、付け合わせのキャベツの千切りに回しかけます。このタレを吸ったキャベツがやたらと美味しいのです。これが私の、ベストオブ生姜焼きです。


生姜焼きに、肉の厚みは必要ないというのが、私の持論です。