今期、私は相当期待しておりました。
何せ、三谷幸喜、野木亜紀子、岡田惠和と、腕っこきの脚本家が揃い踏みしたからです。こんなことは、そうはありません。
「鎌倉殿の13人」、「MIU404」、「続、続、最後から二番目の恋」、期待するなというほうがおかしい。
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」、「ちょっとだけエスパー」、「小さい頃は、神様がいて」、それぞれ面白いです。面白いのですが、残念ながら今のところまだ、弾けておりません。
特に、三谷幸喜の新作は、初回が随分と叩かれておりました。視聴率も低い。私も、このブログに書きましたが、あれだけ登場人物が多ければ、初回はあのようにするしかありません。しかし、今の人達は待ってはくれない。
私が気になっていたのは、「ちょっとだけエスパー」で、あれだけの面子であれば、しかも野木亜紀子であれば、もっともっと面白くなると思っていたからです。
野木さんは、今や日本でトップクラスの書き手です。ただ、あまりに多忙でした。「ラストマイル」、「スロウトレイン」、「罪の声」、「カラオケ行こ!」「海に眠るダイヤモンド」と、映画、ドラマと切れ目がありません。しかも、ここのところは、オリジナルも多い。
「ちょっとだけエスパー」は、まさにそのオリジナルで、充分面白いのです。面白いのですが、野木亜紀子というだけで、どうしても期待してしまうのです。「アンナチュラル」が、「MIU404」が、とんでもなく面白かったからなのです。
三谷幸喜は、良かれ悪しかれくどいのです。今回のラバーガールの大水の描写など、まさにそうで、しつこいくらい繰り返します。それがはまる時は良いのですが、今回はあまり感心しません。
岡田惠和は、多作の方で、私の場合、ハマる場合とそうでない場合が極端です。今回は、もうひとつハマりきりませんでした。見てはおりますが、録画の保存はやめました。
それでも、例えば三谷幸喜は、強烈な隠し球を登場させましたし、野木亜紀子は、北村匠海が予想外のキャラクターのようです。
ここから弾けることを、期待しております。
※三谷幸喜の隠し球は、登場しただけで、ろくなものではないことがわかりました。しかも、見事なほどの色男です。これは、期待できます。