ある方に、このドラマを強く薦められ、入院を期にNetflixで見始たのですが、昨日ついに追いつきました。


「ぼくたちん家」です。


いま、日本テレビのドラマを見る習慣がほとんどないため、ノーマークでしたが、なるほどなかなかです。


及川光博扮する波多野は、ゲイで、とあるきっかけで手越祐也扮する作田と知り合います。作田は、中学の教師なのですが、波多野と同じアパートに住む白鳥玉季扮するほたるから、あることを頼まれたため、作田とほたるのことを相談するのですが、そのことで次第に作田に惹かれていきます。


ほたるは、麻生久美子扮するともえの娘なのですが、彼女は、会社から3000万を横領して、逃げておりました。父親とは縁が切れており、波多野は便宜上、ほたるの父親ということにするのですが、それが後に大問題になります。


その父親は、光石研なのですが、これがまあとんでもないダメ親父で、ともえが横領した3000万を狙って、度々ほたるのもとを訪問するようになります。


及川光博と、髪を黒く染めた久しぶりの手越祐也は勿論なのですが、白鳥玉季がいい。ずっと子役だったのが、「どうする家康」で、少女のころの茶々を演じましたが、どきっとしたのを覚えております。

いい女優になりました。


それと、田中直樹の不動産屋、坂井真紀のアパートの家主、渋谷凪咲のカウンセラー、大谷亮平のボランティア、土居志央梨の警察官、井之脇海の作田の元カレ、みんな優しいのです。キャスティングもはまっております。


「ひらやすみ」もそうですが、このブログで知り合った皆さんがいなければ、見ることはまずありませんでした。何せ日曜の10時枠は、私の場合はNHKとWOWOWでいっぱいいっぱいなのです。


昔の良かった頃の、日テレのドラマの香りがいたします。最終回まで見届けます。




「まぐだら屋のマリア」、後編が放送されました。


尾野真千子扮するマリアの過去は、壮絶なものでした。岩下志麻扮する怜子が、マリアのことを悪魔と呼んで忌み嫌う理由と、彼女の首のキズの理由も明らかになりました。


理由は、斎藤陽一郎扮する、怜子の娘の夫、与羽でした。そのことの贖罪のために、マリアはずっとまぐだら屋で働いていたのです。


藤原季節扮する紫紋は、自分が見殺しにしたと思っていた、かつての後輩にそっくりの、坂東龍汰扮する丸狐が、なぜこの最果ての地、尽果に来たかも知りました。みんな、何かを抱えて生きていたのです。


与羽がマリアのもとに現れ、ふたりは尽果から姿を消します。しかし、時を同じくして、怜子の体調も悪くなっていったのです。


とにかく、岩下志麻が良くて良くて、あれだけのキャリアを持った方でないと持ち得ない、凛とした佇まいは、そこにいるだけでも充分なのですが、ラスト近くで尾野真千子と絡むシーンなど、ただただうっとりと眺めておりました。


ダメ押しで、ラストの中島みゆきです。先週が一番で今週が二番、歌詞までテロップで流れます。これがまたいい。先週も書きましたが、元々映画畑の、長崎俊一監督の演出も、実にスケールが大きく映像も静謐で美しい。


ちなみに、本日のタイトルは、全て登場人物の名前です。有馬りあで、通称マリア、紫紋でシモン、丸狐でマルコ、そして与羽でヨハネと読みます。まるで聖書のようです。


文句なしです。


※紫紋の母親が、電話で声だけ出てまいりますが、どこかで聴いたことがある声だとは思いましたが、これはわかりませんでした。最後のクレジットで、「あっ!」となりました。さすが舞台が北海道です。



二年前に入院した時、私は有料の部屋だったため、テレビは見放題でした。ところが今回は、無料の病室だったため、テレビと冷蔵庫は、プリペイドカードなのです。


一枚1000円なのですが、結局一泊の間、私は一切テレビを見ませんでした。


その理由は、見たい番組がなかったことと、二年前の入院当時は契約していなかった、Netflixなどがスマホで見られるためなのですが、実はもうひとつ理由がありました。


と、いうのは、二年前に1週間ほど入院したとき、今回よりもよくないポリープだったため、術後三日ほど絶食でした。その後も数日は、お粥などの消化に良いものでした。


痛みなどはなかったのですが、することもなく、どこにも行けないので、頼りはテレビだけだったのですが、これが病人には地獄なのです。


だって、朝から晩まで、ワイドショーだのバラエティだの、どれもこれもグルメネタだらけなのです。これはきついです。


こっちが、何も食べられない時に、美味しそうなものが次々に出てくるのです。まさに拷問です。今回は、絶食はありませんでしたが、夕食はお粥に近いご飯と、限りなく薄味の味噌汁、何だかわからない魚の煮付け、それにさつまいもを甘く煮たもの、何だかわからない肉が少し入った野菜炒めでした。


それでも、その日初めての食事でしたので、美味しくいただきましたが、恐らくテレビでは、グルメ番組だらけだったでしょう。こんなもの精神衛生上、いいわけがありません。だから、あえて見なかったのです。


前回の入院で思い知りましたが、全国ネット、ローカル、グルメネタの番組比率は異常なほど高いのです。何せお金がかからない。ほとんどがロケで、出演者は美味しい美味しいと誉めるだけでいい。そんなものを、お金を払ってまで見ることはありません。


もっとも、帰宅した夜は、これでもかというほどテレビを見ておりました。「まぐだら屋のマリア」、「出没!アド街ック天国」、WOWOWでの「ショウタイムセブン」、「終活シェアハウス」、まあ重なる重なる。録画とリアルタイムで、一時過ぎまで見ておりました。


気になったものは、順次ブログに書いてまいります。