本日、ドジャースは、レギュラーシーズンの最終戦で、敵地のシアトルで、マリナーズとのインターリーグでした。
先発はカーショーで、ポストシーズンでの登板が予想されておりますが、レギュラーシーズンでは、本当の最終登板でした。
5回を投げきり、そこそこ差がついたので、勝ち投手の権利もつき、そこで降板かと思いましたが、6回も続投でした。
100球近く投げていたため、なぜ?と思いましたら、実に粋な計らいが待っておりました。
6回の先頭打者を打ち取ったところで交代になったのですが、マウンドに向かったのは、ロバーツ監督ではなく、なんと!フリーマンだったのです。
そのために、フリーマンは、前の回で代打を送られていたのです。そうです。ベンチにいなければ、交代の指示に、マウンドにはいけません。
マウンドで二人は抱き合い、スタジアム全体から、敵味方関係なく、万雷の拍手を浴びながら、カーショーは降板いたしました。
こういうところです。アメリカは、アスリートに対するレスペクトがまるで違います。私など、朝っぱらからその光景を見て、たまらなくなりました。
しかも、明後日から、ドジャースは、レッズとワイルドカードが決まりましたが、そこにはカーショーはベンチに入らないことが発表されました。先発は、スネル、山本、そして大谷です。
ふたつ勝てば、勝ち抜けです。ならば山本は使わないわけにはいきません。スネルと山本、どちらがで落としても大谷がいる。一番後ろにカーショーはいませんが、ポストシーズンを続けて、またカーショーと野球をするという大義名分があれば、選手が発奮しないわけがない。しかも、佐々木朗希は、どうやら復活したようです。
私は、レギュラーシーズン終盤の状態では、ドジャースはとても勝てないと思っておりましたが、シーハンやグラスノーまでブルペンに回すという噂もあります。それなら、ドジャースは負けようがないでしょう。
まずは明後日です。