筋肉と筋膜の秘密 | 世界を股にかける腰痛治療家 Ken Yamamotoのブログ

世界を股にかける腰痛治療家 Ken Yamamotoのブログ

Ken Yamamotoは世界を股にかける腰痛治療家であり腰痛研究家でもあります。
 『世界中から腰痛をなくしたい』
この想いからKen Yamamotoオリジナル治療法『Ken Yamamotoテクニック(KYメソッド)』ひとつをひっさげ、
世界中からのオファーに応える。


テーマ:
横隔膜は絶対に触れられない場所にあった。
どこにあるのかというと
肋骨でいうとレベル7辺りだ。
 
つまりお腹から指を突っ込んで心臓に向かって
押せば触れられるってレベルではない。
お腹の筋肉や脂肪があって触れられない
と言ってんじゃない。
ヨガの修行者はどうかって言うかもしれないけど
そんなの知らねー。でも、多分無理。
 
そして息を吸った時は横隔膜が降りますよね。
それならお腹越しに触れませんか?と言うかもしれない。
でも考えてよ。息を吸ったらお腹ふくらみますよね。
余計触れられないのと違う?
 
え?胸式呼吸? 胸式呼吸すると胸が広がり
腹部はストレッチしてピンと張るからさ、
やっぱ無理じゃね?
 
ってことで普通は触れられない模様だ。
横隔膜という筋肉は俺がほとんど全ての
筋肉を触れて来たが一番柔らかかった。
ふわふわしている。
 
しかし横隔膜の上には心臓がシッカリと
筋膜でくっついていて、その周りは
脂肪組織に覆われていて心臓と横隔膜は
決して離れることはないのを見た。
 
「筋膜、キンマクと筋膜好きが多いようなん
だけどみんなが考えている筋膜はどれ?」
 
献体を前に答えられる人は少なかった。
筋膜つまりファシャと言われている組織はいくつもある。
答えた一人は、それぞれの筋肉を包んでいるのを筋膜、
つまりファシャと言っているようなんだけど、
解剖していくと出てくるのが、
いくつかの同じ作用をするような
筋肉をまとめてラップされていた。
 
半腱様筋と半膜様筋は終わり寸前まで同じ膜にいたし、
大腿二頭筋も大腿部の下半分を越えるところまで
ハムストリングのグループファシャに包まれていた。
 
大腿部は更にその束ねた筋膜の上にファシャラタと言って、
3つの部屋を作り筋肉を坐骨神経の部屋と
大腿神経の部屋と閉鎖神経の部屋に分けている。
 
その上をディープファシャと呼び、
更に表皮真皮皮下組織脂肪組織までのことを
これもファシャとメディカルは呼んでいる。
 
そして我々は解剖して見た。
一つ一つの部屋に入っている筋肉を選択的に
分けることなどできるのだろうか?って。
 
例えばこんなのはどうだ?
胸腰筋膜の奥、第五腰椎の横突起までの深さは
80代の中肉中背の男性のカラダで脂肪まで
剥いだ状態で5.5cmもあった。
それに脂肪と皮膚が乗るわけだから
7.5cmといったとこだろうか。
 
その部位に到達する深部マッサージはあるのか?
そして届く圧はお年寄りには危険はないのか?
といった感じの疑問が飛び交っていた。
 
ファシャを観察することだけで
一日中かかっても終わらないだろう。
そしてホルマリン漬け献体のファシャも綺麗なんだけど
生献体では更にその美しさにウットリする。
 
白くシッカリしている組織のファシャもあれば
透明に繊維が幾何学模様の様にクロスしあって
そこにはアートを感じずにいられなかった。
 
動かすと皺が寄り
伸ばすと幾何学模様が変化を見せる。
体幹から四肢に向かう筋肉、
例えば大腰筋も広背筋も捻れて四肢に向かう。
 
また頸部も肩甲挙筋は捻れて付き、
それは生献体で四肢を動かしたり
頚椎を動かしていくと意味がある事も学ぶことができた。
 
腕神経叢は通常絞扼されることなく設計されているし、
梨状筋に通常坐骨神経も挟まらないだろうことが見えた。
 
人体は美しい。
そして運動器の多くはこのフレッシュ生献体を
持ってすれば殆ど総てが理解できるのではないかな。
俺はご献体に感謝しながら学ばせてもらっていた。
 
筋肉の動きがイイ人とそうじゃない人の違いは何か?
人の体の可動域はマッサージとか矯正とかってモンだけで
そもそも変化しない人だっているんじゃないのかな。
 
俺はずっと考えていたんだ。
スポーツ選手に同じ種目の体操や訓練を行っているのに
何故か個人差が出るのは何故?と思っている人は
俺じゃなくてもいるんじゃないかな。
 
伸縮が素晴らしい可動域を見せる選手もいれば
全くもって可動域が狭くちゃんとケアしてんの?
って選手もいる。
 
でも、かと言って可動域が狭くてもパフォーマンスが
素晴らしいアスリートもいるのだから不思議だ。
と思っていた。
 
個性だろ?
と一蹴されるような質問もハワイ大学
の教授は親切丁寧に答えてくれた。
 
その答えにカルシウムが関連していた。
最も小さいレベルの話になると
カルシウムイオンが関連してくる。
カルシウムイオンが足りないと収縮できない。
また多すぎると今度は伸張できなくなってくる。
昔確かに看護学校の生理学で習ったような気がする。
 
またナトリウムもカリウムも関係あり、
単に神経伝達の問題だけではなかった。
肩が凝るにしても凝りやすい人とそうでない人がいて、
我々はテクニックに走りがちなのだが、
そういう問題だけではないのだ。
 
カルシウム?
じゃぁ単に牛乳のみゃイイって問題でもない。
カルシウムは骨から溶かされ全身を循環していく。
骨(コツ)を作るには栄養と日光浴と骨刺激が必要なのだ。
 
我々にできることと言えばカラダを動かすこと。
歩くようなのがイイらしい。
自転車こいでもコツ刺激にならないという説があるしね。
 
カルシウムの話をしといて何なんだけどさ、
カラダが酸性に傾くと結果良くないとも言えるそうで、
食べ物もバランスよく摂取する必要があるのだ。
 
トップアスリートの知り合いと言えば
キングモーとかダンヘンダーソンとか
いたけど彼らは筋肉が堅かった。
 
キングモーはケンタッキーが大好きだし
ジャンクフードばっかり食ってたからな。
体質は食い物からも来ているに違いない。
 
酸性に傾く血液、つまり腎臓が疲れ、肝臓も疲れ
となってくるそうで、もう総てなんだな。
大事なのはすべてだ。もう笑うしかない。笑ってしまえ。
こんなことまで教えてくれた教授に心から感謝している。
 
フレッシュ生献体が良いだけではない。
ほとんど全ての質問を1秒以内に答え出す教授陣には
脱帽というか英知に惚れ惚れしてしまう。
 
俺にとってフレッシュ生献体での
人体解剖学実習室は4回目だけど、
このプログラムの学びは実に素晴らしい。
 
毎回毎回知識の底上げを俺自身がして来たのだけど
4回目の今回が一番良い学びになってしまった。
恐らく来年1月の5回目は更なる学びを得ることが出来る。
だって俺の頭には早速もう次の質問が
浮かんで来てしまっているもの。
 
自分を高めたかったら自分より
優れている人の所に行けば良い。
教えてくれる良い人の所であれば知識の差や
技術の差は縮まっていくのが通常なんだから。
 
俺は知らないことをそのままに
している程気が長くないからさ、
納得するまでこのフレッシュ生献体で
学ばせて貰うつもりでいる。
 
それが『世界の腰痛を治したい』という
俺の夢の最善の近道だということも知っている。
 
来年1月、俺と一緒に解剖学を学んでみないか?
後悔なんかさせないし、大事な何かを掴んで
帰れるように俺が必ずサポートするから。
 

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KYTベーシックセミナー in Hawaiiの日程が決定しました】
 
7月8日(日)PM12時からKenYamamotoメールマガジン
及びFacebookページにて募集開始致します。
 
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