日本茜を掘る | 草の縁

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草の糸をつくったり。草の糸で織ったり。草木で染めたり。
そんな“ものづくり”と“しぜん”をキーワードに
つらつらと書いていきますので、末長くよろしくお願いします。

11月20〜21日

京都*美山 Nippon AKANEさんの

【日本茜を掘って染める】講習会に

参加してきました〜ルンルン


1日目は、

日本茜の根っこ掘りからスタート!




元気よく繁茂した日本茜



蔓を上へ這わせるように

支柱をたててネットを張ったらより効率的に

根っこを収穫できるようになったそうです。

こちらは、2年目の畑下矢印




3年目の畑下矢印




黒や緑の実は、日本茜の種




種まきの時期は5月頃がよいそうですが、

気温が低すぎて

発芽率はわずか4%程度とのこと。

人工的に20℃くらいの環境をつくり

発芽させてから→苗づくり→地植え

という方法だと発芽率が上がるかも?

いろいろ試行錯誤中だそうです。

追肥は、液肥ハイポネックス。




そんな貴重な日本茜ちゃんを

みんなで掘り掘りさせていただきました。




立派な根っこ、ゲットしたぞー✨




掘りたての茜根はこんな色ですが




しっかり水洗いして丁寧な泥を落とすと

美しい茜色になります。




上が掘ってから1日経った根、

下が掘りたての根。

時間が経つと酸化して赤味が増すとか。




さらに、染色するときによく色が出るように

洗った根っこをハサミで

1〜数センチに細かく刻みます。




刻んだ根っこを染色用の鍋に入れて

ひたひたに水を加えて

これで準備完了!

2日目の作業につづく〜