斎場御嶽から海岸へと
自転車を飛ばし、安座真港に到着!
いざ、久高島へ
高速船で約15分ほどの距離です。
「神の島」と呼ばれる久高島は
琉球時代につくられた神女組織
ノロ制度を継承し、
12年に一度行われる秘祭
イザイホーのような
神秘的な祭事が残されている
民俗的にも貴重な島として
知られています。
(写真:Wikipedia)
イザイホーは、島の女性が
祖先の霊力(セジ)を受け継ぎ、
神女としての
資格を得るための伝統儀礼。
ただし、後継者不足で
1978年を最後に
行われていないそうです。
港を見おろすように設置された、
その名も「長生きベンチ」。
島で唯一のキャンプ場。
対岸に沖縄本島が見えます。
心なしか景色が神々しいような
夕陽にうっとり…
翌朝は早起きして
東の海岸へ。
朝日にうっとり…
ハウスに戻ってひと休み。
木々のトンネルをくぐり抜けると
すぐ下は海!!
いってきま~す。
きもちよさそ~。
ひと泳ぎ終わった後はサイクリング。
南北に長さ約3km、
ぐるりと1周まわっても約8kmという
小さな島なので、1日でもじゅうぶん
自転車で観光できます。
集落は昔ながらの静かで素朴な雰囲気。
屋根瓦のシーサー君に
めんそーれ(コンニチハ)
各家の生垣には
フクギ(福木)が使われていました。
鮮やかな黄色の染料になります。
う、うちにも1本ほしい…
南国気分を盛りあげる
満開のブーゲンビリア。
畑には、沖縄らしく
なんくるないさー(なんとかなるよ)
の立て看板☆
せっかくなので
ランチに郷土料理を食べよう!と
港近くの食事処へ入ってみました。
私は、海の幸てんこもり
お刺身定食をチョイス。
相方は、久高島名物
イラブー汁定食にチャレンジ。
イラブーとは、
コブラ科の猛毒を持つ海蛇で
エラブウミヘビが正式名称。
古くは琉球王朝の時代から
宮廷の高級料理として珍重され、
いまでも滋養強壮に効果がある
薬膳食材として人気があるとか。
ふわっと燻製の香りが
口のなかに広がり
思ったより食べやすかったです。
イラブーから元気をいっぱいもらい、
久高島 vol.2へ
つづく