傷が痛む。。。

 

もはや傷だったのかさえ気付いていなかったのに

 

見えてしまった途端にズキズキと尖った痛みと

 

胸の奥をえぐられたかのうようにドクドクと重く軋むんだ。

 

あなたの中から、消えてしまったのかと頭をよぎっただけで

 

コレだ。。。

 

 

 

足早に通り過ぎてくだけの時間なら、見て見ぬふりも出来たかもしれないのに。

 

きれいに色付けして、キラキラのフィルターで覆って。

 

 

拒否されぬ想いと信じていたけど、

 

やっぱりそれも想い過ごしなのか?

 

今になってもなお、届かぬままで??

 

 

閉ざされた世界、閉ざしてきた世界。

 

自覚しているこの空間は、それでも光を求めて止まない。

今朝はとても不思議な朝でした。

いつものように起き、いつもと変わらない

ちょっとだけ時間と追いかけっこしながら用意をし、

車に乗り込み、仕事へ向かう。

 

時間の流れも、わたしのリズムも、ミスチルを聴きながら

運転するスピードも、いつもと変わらないはずだった。

 

駐車場を出て、ふたつ目の信号待ち。

その辺りから何かがおかしかった。

 

出来事じゃない、周りの景色でも、わたしの体調でもない。

わたしの、頭の中に流れる記憶がおかしかった。

 

走馬灯…はおそらくホンモノを経験した事がないからわからない。

でも、何年、何十年もの記憶がしっかりとでも、流れるように、

時にコマ送りのように運転中のわたしの目の前を通り過ぎて行った。

 

あなたの記憶が、声が、何度も目の前に広がっていった。

 

どこに映し出されていると言えばいいだろう。

目の前の景色に重なるように、瞼の裏に、脳裏に、

なんとも言えない不思議な感覚。

 

なんとも不思議なその感覚は、終着点まで続いていた。

今日という日で、わたしの一生が終わってしまうかもしれない…

もしかしたら、そんなものなのかもしれない…

 

 

でも、

 

 

あなたの身に何かが起きているのかもしれない。

 

わたしにそう想わない理由なんてどこにもなかった。

 

 

あなたの一日が、変わらない一日であったならそれで十分。

わたしの一日が、そこで終わっていたとしても、それでもいいから。

 

 

不思議な一日。

 

やわらかなピンクの花びらが通り過ぎ、

さわやかな淡いグリーンが広がっていく。

 

 

忙しさに霞んでゆく時間の流れだとか

平穏な心の波に蓋をされてゆく気もちだとか

パソコンを使っているのに、開けないこの頁だとか

言い訳がましくしか書けない言葉たちだとか。

 

緩んだ一瞬の隙に我に返る。

 

掌から感情や言葉が零れ落ちてゆくような感覚に胸がざわつく。

 

失くしてはいけないものが、遠くなってゆくように恐ろしく、なる。

 

 

当たり前すぎて消えない気もちの向こう側に、見えない景色をさがして。わたしよりも他の誰かの方が、わたしの奥底の気もちを知っているみたいに不思議な感覚に晒されてしまう。

 

 

あの観覧車のネオンは、何年経った今でもひとりの寂しさに温もりを与えてくれる。

デスクトップの背景で、大きな顔してるのに誰にも疑問を持たれない、当たり前の日常だ。

わたしの中の想いと同じ。

 

不動のゼロ番。永久欠番。

理解出来なくても、誰かに話せば、まるで神のようで不思議。

 

 

素直に言葉を紡げなくなるような不安に駆られ、追い立てられるように書く。きっとあなたは、今もそこにいてくれるから。

 

潔い、澄んだ黄昏時の藍。

瞳の奥でシャッターを切る。

 

あなたにも届きますように。

同じソラを見上げていますように。

 

 

 

隣にわたしが居なくても、

どうか、忘れないでいて。。。