今朝はとても不思議な朝でした。
いつものように起き、いつもと変わらない
ちょっとだけ時間と追いかけっこしながら用意をし、
車に乗り込み、仕事へ向かう。
時間の流れも、わたしのリズムも、ミスチルを聴きながら
運転するスピードも、いつもと変わらないはずだった。
駐車場を出て、ふたつ目の信号待ち。
その辺りから何かがおかしかった。
出来事じゃない、周りの景色でも、わたしの体調でもない。
わたしの、頭の中に流れる記憶がおかしかった。
走馬灯…はおそらくホンモノを経験した事がないからわからない。
でも、何年、何十年もの記憶がしっかりとでも、流れるように、
時にコマ送りのように運転中のわたしの目の前を通り過ぎて行った。
あなたの記憶が、声が、何度も目の前に広がっていった。
どこに映し出されていると言えばいいだろう。
目の前の景色に重なるように、瞼の裏に、脳裏に、
なんとも言えない不思議な感覚。
なんとも不思議なその感覚は、終着点まで続いていた。
今日という日で、わたしの一生が終わってしまうかもしれない…
もしかしたら、そんなものなのかもしれない…
でも、
あなたの身に何かが起きているのかもしれない。
わたしにそう想わない理由なんてどこにもなかった。
あなたの一日が、変わらない一日であったならそれで十分。
わたしの一日が、そこで終わっていたとしても、それでもいいから。
不思議な一日。
やわらかなピンクの花びらが通り過ぎ、
さわやかな淡いグリーンが広がっていく。