毎朝必ず
CoC夫が飲んでいるのは
ニチニチソウとダンディライオンの
ブレンドハーブティー
なのですが。。。
なんと、つい最近まで
ニチニチソウを毎日飲んでいることに
気がついていなかったCoC夫
えっっっ
確かに
青汁として飲むよりも
ハーブティーにしてしまうと
認識しにくい。。
だけど
ちゃ〜んと伝えたよ
私の話、
ちっとも聞いてないのよね。。。
まったくもう。。
プンプン
というわけでCoC夫は
知らずに
ニチニチソウのハーブティーを
毎日飲まされていたというわけ
私は毎日毎日、
CoC夫の体を守ってね
という思いでニチニチソウを
ブレンドしていたというのに。。。
あの日、を境に
ニチニチソウの持つ
抗がん作用に期待して
お庭にいっぱい植えました
新鮮な葉っぱが収穫できる時期には
毎日5枚の葉っぱをすり鉢ですりつぶして
少しのお湯を足し
青汁として飲んでいました
ニチニチソウはマダガスカル原産
耐寒性が無い為
冬には枯れてしまいます
新鮮な葉っぱが手に入らない
冬から春にかけての季節用には
定期的に葉っぱを収穫しては乾燥させて
ドライハーブにして保存
今はドライのニチニチソウを
毎日5枚ハーブティーとして
摂取しています
昨年の栽培中に
思いがけずニチニチソウの種が
取れました
しかも驚くほど大量に。。。
5月に入り気温も上昇してきた頃
そのニチニチソウの種を
蒔いてみました
ニチニチソウの発芽温度は20〜25℃
今の時期がちょうど種まきには
適しています
芽が出た
あの頃
藁にもすがる思いで植えた
ニチニチソウ
自分で収穫した種から
また新たに芽を出すなんて
なんだかとっても泣けてきます
ニチニチソウの葉っぱに含まれる
インドールアルカロイドの
ビンクリスチン、ビンブラスチンは共に
がん細胞の分裂を阻害することにより
抗がん作用を発揮する物質
アルカロイドを含む植物には
キンポウゲ科、ナス科、マメ科、
キョウチクトウ科、ユリ科などがあり
ニチニチソウはキョウチクトウ科に
属する植物です
アルカロイドは
特異的で強い作用を有するので
薬を作り出す時のリード化合物に
なることが多い物質
例えば
モルヒネ、キニーネ、ニコチン、
アトロピン、コカイン、エフェドリン、
カフェインなども
アルカロイドの一種です
ニチニチソウに含まれる
インドールアルカロイドの
ビンクリスチン、ビンブラスチンは
白血病や悪性リンパ腫などの
がん治療に
臨床の現場で実際に抗がん剤として
用いられています
ご存知のようにがんは
細胞が暴走して分裂が止まらなくなり
どんどん増殖していく病ですが
私たちの体の細胞が
日々、細胞分裂をする際に活躍するのが
微小管という細胞器官
その微小管の材料となるのが
チューブリンというタンパク質です
細胞分裂の際はこのチューブリン同士が
くっついたり、離れたりする
必要があるのですが
インドールアルカロイドの
ビンクリスチンとビンブラスチンは
このチューブリンに固く結合し
チューブリン同士がくっつくのを
防いでくれます
がん細胞のように活発に
分裂する細胞は
この作用の影響を特に受けるので
細胞の分裂が阻害され増殖ができなくなり
がん細胞のアポトーシスを促すのが
ビンクリスチン、ビンブラスチンの
抗がん剤としての作用です
抗がん作用のある
ビンクリスチン、ビンブラスチンが
含まれるのは葉っぱの部分ですが
根や茎の部分には
抗炎症作用、血圧降下作用、
血液循環促進作用などを有する
アルカロイドの
アジャマリシンやセルペンチン
という物質が含まれており
リウマチ、糖尿病、高血圧、
心臓病、花粉症、帯状疱疹、胃痛
などに対する効果が
臨床症例として報告されています
枝や茎や根を乾燥させて
入浴剤として利用することで
あせもや皮膚のかゆみはもちろん
老人性皮膚掻痒症や
特にアトピーに対しては
多くの方で
驚異的な改善がみられています
ニチニチソウは
たくさん飲めば飲むだけ
効果が倍増する
というものではありません
アルカロイドには強い作用があるので
大量に飲んだ場合には時として毒となり
人によっては
お腹を壊したり、手足のしびれ
頭がぼーっとする、ふらつくなどの
副作用が発現します
がんを患った方が
新鮮な葉っぱを
青汁として飲む場合は5枚分
ドライにして粉末にした場合は
1日1g未満が目安です
健康維持の目的や
がん以外のご病気にご使用の際は
乾燥させた枝、茎、根の粉末や
ハーブティーが適しているでしょう
ニチニチソウに含まれる
ビンクリスチン、ビンブラスチンは
ごく微量の場合には
がん細胞に直接作用するのではなく
NK細胞などの免疫細胞に作用し
免疫力を高める働きをしてくれます
さらにニチニチソウに含まれる
フラボノイドのマウルチアニンにも
免疫賦活作用が
あることが分かっています
そろそろ
お近くの園芸店でもニチニチソウの苗が
簡単にしかも安価に手に入る頃ですね
北海道などの涼しい地域以外では
比較的簡単に栽培ができます
しかもとっても可愛い
今年はお庭やベランダのプランターで
ニチニチソウを育ててみませんか
名前の似ているツルニチニチソウには
残念ながら抗がん作用は無いので
ご注意下さいね
でも、やっぱり
摂取するのは怖いかも。。
と感じる方もいらっしゃるでしょう。
CoC夫と私は
フレッシュな葉っぱが手に入る時期は
ニチニチソウを毎日5枚分を青汁にして、
冬の時期には
乾燥させたニチニチソウの葉を5枚と
ダンディライオンの
ブレンドハーブティーを毎朝
摂取し続けていますが
ご覧の通りピンピン
元気にしております
これまで手足のしびれ、ふらつき
頭がぼーっとするなどの症状は
1度もありません
さらにがんの手術を受けた
CoC夫に関しては
がんの再発はもちろん、
血液検査でも異常は一切
見つかっていないんですよ
ちなみに一緒にブレンドしている
ダンディライオンとは
西洋タンポポのことです
ローストした根の部分を使う
ハーブティーは
コーヒーの風味に似ているので
タンポポコーヒーとして
多くの方に親しまれています
根の部分には
強肝、利胆、緩下、
浄血、催乳、抗炎症作用が、
葉の部分には利尿作用が
あるハーブですが
根部、葉部ともに
がん細胞の
増殖を抑制する効果が確認され
抗がん作用を
有することが示唆されています
なので
ニチニチソウとダンディライオンのハーブは
最強の組み合わせなんです
順調に育てば今年はさらにお庭が
ニチニチソウの可愛らしいお花で
いっぱいになりそうです
今年は葉っぱだけでなく
枝や茎や根の部分も収穫して
ドライハーブに仕上げてみたいと
思っています
🏥 Dr.CoC夫のひとこと 🏥
毎日ニチニチソウのハーブティーを
淹れてくれていたなんて・・・
全然気付いていなくって
ごめんなさい
ありがとう