十人くらいの女子の集団に混ざっていると、一人くらいは猫なで声の女がいます。

違和感を感じないくらい自然に、彼女たちは存在しています。


でも、ふと思いました。

小学校の時は、そんな子一人もいなかったなぁ、と。いや、小学校の時は、みんな甲高かったからかな。とも思いましたが、とにかく、媚び売り売りな声の子はいませんでした。


なんででしょうか。

インターネットの普及により、声帯を使わないコミュニケーションが発達し、その結果声変わりが起こらなく・・・・とかですか。違いますよね。


それに付随して、天然ボケの人も、小学校の時はいなかったのに、今結構多いと思います。いや、小学校の時はみんな世間知らずで・・・・・・・・・・・・とにかく、天然ボケはおりませんでした。


なんででしょうか。

これはなんとなく分かります。

考える力がなくなったこと。10考えれば分かることを、5くらいまでで諦めて、手っ取り早い結論を出してしまう。

他人からの知識の吸収をせず、自分の知識の範疇だけで考えてしまうこと。自分の常識が世間の常識、という謎の自信。


私も、隣人の名前を知らないくらい素っ気無い人間ですが、それでも思うのは、やはり他人との交流がないと、性格の形成に影響が出るなぁ、ということ。自分の意見だけを押し付けるのではなく、誰かの感覚に身を浸すという経験が、乏しいのだろうな。私も含めて。

読み終わりました。


森氏が、いろんな雑誌に寄稿してきた文章をまとめたものです。


読み終わって、思い出したことがありました。

学生時代のこと。

最後の授業で、世界史の先生が、黒板にこう書きました。


「批判と創造を」


そして、どこかの兵士が、誰かの首を持って歩く後姿の写真をどどーん、と見せてきた。

知らなくてはいけないよ、現実を、と。

ニュースだけが全てじゃない。それを斜めから見て、自分なりの考えを創ることが大事なんだ、と。


この本も、そんなような事が書いてあります。もっと易しく。

また、森達也入門編としてもいいと思います。


人を戦争へと動かすものは「優しさ」である、という視点。

さすがだなぁ。

性格の形成において、家族構成はかなり重要な位置を占めていると思います。


私は3姉妹の長女なのだけど、「長女っぽいね」ってよく言われます。

私が会ってきた様々な3姉妹の特徴はとても似通っていて、


長女:生真面目。優しくされるより優しくしたい。リアクションと話が下手。でも寂しがり。モテない。

次女:変わり者。自分にも他人にも厳しい。頑固。

三女:おおらか。常識知らず。世渡り上手。


いかがでしょうか。皆様の周りの3姉妹と、特徴は似ていませんか?

多分、3兄弟でも同じなんじゃないかな。


で、長女ですよ。

とにかく今困っていることは、会社の唯一の同僚が末っ子気質丸出しで、お陰で面倒な仕事が私のほうへ、私のほうへ回ってきてしまい、それでも不平一つ言わず仕事をしてしまう自分の不甲斐なさ。

先日日記に書いた「報われない彼」も長男だなぁ。


真面目であることは、仕事をする上でもっと評価されるべき事だと思うのだけど、それよりも人当たりのよさ、とか頼りなさ、とかが他の人の仕事に影響してしまっているなんて、悪循環ではありませんか!

でも、だからってちょっと頼りないフリをして、「手伝おうか?」なんて言われた日には「なめんな!」と言わんばかりにガツガツ仕事をして、「出来る子アピール」してしまう自分が目に見えます。悲しい。ホントはとても甘えてみたい。

一般常識もろくに身に付けずに、したり顔で世を渡っていく末っ子たちが羨ましいです。


もう、何もかも一人で出来てしまえば、これほど楽なことはないなぁ、と思うこの頃です。

森達也著「視点をずらす思考術」を買いました。

まだきちんと読んでいないので何も書けませんが、またそのうち書きます。


まぁいわゆるKYってやつですよね。

空気読めない人=出来ない奴、みたいな。


でも、ある友人はこう言いましたよ。

「正論がいつも正しいわけではない」とね。

これが大事です。


その場の空気に流される人が多すぎます。

その点で、私はかなりKYな人間でしょう。

次の日朝早いから、今日の2次会は帰りたい、でも、帰ったら非難されそうだから帰れない、なんてよくあるパターンですよね。

相手の気持ちも考えずに空気を読めだなんて、相手の気持ちを読んでから言いなさいよ、と思います。


だから、この本にどんな事が書いてあるのか、とっても楽しみです。



話は変わって、「報われない人」っていますね、本当に。

すっごい努力したのに、手柄を誰かに取られてしまったり、変な誤解を与えてしまったり、人に恵まれなかったり。

そういう人を、心から助けてあげたいと思います。

でも、相手はそれすら望まない。

なんだか、一人で蟻地獄にハマってしまっているように見えます。心配。

昨日の話に出てきた彼が、いつか幸せになれますように。と祈るしかないですね。

映画「アニー・リーボヴィッツ」を観て来ました@渋谷GAGA。


平日だったからか、とっても空いていました!30人いなかったと思います。


ジョン・レノンが全裸でオノヨーコにすがりつく衝撃的な写真を撮った写真家のドキュメンタリーです。

彼女のこと、全く知らなかったのですが、いわゆる商業写真家・・・だけでくくるには素晴らしすぎる写真家だと思いました。


女性としても、60年代のいわゆるヒッピー文化への傾倒、ドラッグへの依存、さらには同性愛など、大きな困難に立ち向かっていった人として、すごいなぁと感じました。すごい、というか、自由、というか。


映画的な感想を言うと、写真を観ながら字幕を読むのは難しいです

うーん・・・今まで何度か写真家のドキュメンタリーを観てきたけれど・・・・仕方のないことですね。


彼女の写真は、撮るのにものすごいお金をかけるんだそうです。

お金をかければいいものが出来るに決まっているじゃないか、と思いかけたのですが、それは違うと思い直しました。

だって、今お金を渡されて、好きな服を買って、コーディネートしろ、と言われても、すごいことが出来るとは思えませんからね。

お金をかける価値のある人なんだろうな。

もっと写真をじっくり観たいと思いました。