【演奏動画】『Moon』『オースティン・タンゴ』『アクロバット・ダンス』 | クアトロ・パロスのブログ

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スペイン語の「palos」パロス=帆柱という意味から、
「四重奏の可能性の限界へ向かって航海する、四本のマストを持つ大きな船」をイメージして名付けられた
斉藤泰士・多治川純一・前田司からなるギター・カルテットです。

パロスファンの皆さんもこれからファンになる方もこんにちわ(・◇・)

 

今回は最近パーマをかけた1stの齊藤泰士(在埼玉)がお送りします(・◇・)

 

 

今回は怒涛の演奏動画更新ラッシュです!

 

昨年8月、私たちはGGサロンスペシャルコンサートという大看板を掲げていただき、白寿ホールという大変素敵な会場で演奏させていただきました。

 

今回の演奏動画ではその時の模様をちょっとだけお送りします!

 

ところで、いつもは記事タイトルに作曲家の名前も書いてるんですが、今回アップした3曲はそれぞれ作曲家が違うのでタイトルが長くなりすぎてしまい書ききれませんでしたm(_ _)m

 

 

さて、アップしたのは以下の三曲です♪

 

冨山詩曜『Moon』

ローラン・ディアンス『オースティン・タンゴ』

ステファン・ラック『アクロバット・ダンス(軽業師の踊り)』

 

 

『Moon』は3楽章からなる10分強の作品で

 

1:White Moon

2:Green Moon

3:Red Moon

 

の3つからなっており、2&3楽章は続けて演奏されます。

 

魔術的で神秘的な月の力と、古来より語られる「ワルプルギスの夜」を彷彿させる、もののけ達の狂乱の宴を感じ取っていただければ幸いです。

 

↓冨山詩曜『Moon』

 

 

続いては

ローラン・ディアンス『オースティン・タンゴ』

ステファン・ラック『アクロバット・ダンス(軽業師の踊り)』

の2曲!

 

昨年惜しまれつつも亡くなったギターの魔術師・ディアンスの佳品。

楽譜に「ブエノスアイレス風に」と書かれているようにタンゴの巨匠・ピアソラ風でディアンスらしい遊び心に満ちた小品。

 

私たちはさらに、ピアソラ風にピックを使ってカッティングを入れたりして遊んでいます♪

 

続けて演奏しましたチェコの類いまれなる作曲家・ラックの作品は、『ヒエロニムス組曲』というおよそ30分かかる大作の末尾を飾るある種凶暴的な作品。

和音のぶつかり合うクラスターや、ポリリズムなどを多用し、中世ルネッサンスの画家「ヒエロニムス・ボス」の宗教的で幻想怪奇な世界を見事に描き出した傑作です!

 

思えば、2015年のGGサロンでこの「ヒエロニムス組曲」を全曲演奏したのが、紹介する白寿ホールでの演奏という大一番につながったのでした……

 

そのうちまた演奏するので、超大作ですが聴きにいらしてくださいね!

 

↓ディアンス『オースティン・タンゴ』ラック『アクロバット・ダンス』

 

 

今年も「旬のギタリストを聴く」という大舞台で、白寿ホールで弾けるようで幸せです!!

というワケで、ついでに宣伝しておきます(笑)

 

 

第12回 Hakujuギター・フェスタ2017 『旬のギタリストを聴く』

2017年8月19日(土)

会場  白寿ホール
開演 16:00

 

プログラム

『ジスモンチアーナ』よりFrevo、Agua e Vinho、Baiao malandro(L.ブローウェル〜L.マタラッツォ)

ブルージリアン(C.アサド)

風のサンバ(松岡滋)

ブラジルス(R.ディアンス)

 

 

 

それでは、また白寿ホールでお会いしましょう!!

でも上記公演以外も来てくださいね(笑)

 

またね(・◇・)

 

 

p.s.

大事なこと書き忘れちゃいました(笑)

 

『Moon』は2nd CD『Amanecer』

 

『オースティン・タンゴ』と『アクロバット・ダンス(軽業師の踊り)』は

1st CD『¡Leva!』

 

それぞれ収録されています!

より良い音質でお聴きになりたい方は、是非よろしくお願い致します(* ^ー^ )ノ