いま受験に真っ只中の学生さん。
本番前で緊張の毎日ですよね。
日頃の成果が発揮できるか
当日ちゃんと起きられるか
ちゃんと緊張しないで試験に臨めるか
雪が降ったらどうしよう
風邪をひいたらどうしよう
電車が遅れたらどうしよう
下痢になったらどうしよう
大丈夫。
頭の中で思い浮かべていることは
ほとんど起きません。
ほんとうです。
試験当日は試験内容だけに集中できるように
余計な情報に気を取られないように
試験会場に入ったら
自分だけにに集中するようにしましょう。
意識を自分に向けるのです。
満員電車に乗ってるとき
車内の状況をずっと意識していると疲れますよね
あの人はすごく疲れているようだ
あの人の目は怒っているけどどうしたのだろう
あの人のカバンのブランドはいくらくらいだろう
周囲を気にすると精神は消耗していきます
自分だけを意識すると、安心できます。
不快な状況でも、緊張する場面でも
安心できるようになります。
周りの受験生を気にすると
自分よりすごくできるように思えて
自信はガタガタに崩れていきます。
周りに囚われないこと。
自分がどう思われているか誰も気にしてません。
受験当日だけは
いい人にならなくてもいいから
友達と愛想良く話さなくてもいいから
ただ自分に集中しましょう。
机に座ったら、机の範囲30センチくらいしか
意識しないようにしましょう。
緊張感が軽減します。
当日は己の実力しか出ません。
だから試験当日焦っても仕方ないです。
結果は変わりません。
やったことしか反映されません。
試験が例年よりめちゃくちゃ難しい。
想定した内容が全く出なかった。
過去問と試験の傾向が全然違う。
それも仕方ないことです。
自分では何もできない不可抗力です。
甘んじて受け入れましょう。
運もあります。
何をやってもうまくいかないときもあります。
思い切って浪人することも良いです。
長い人生で一年くらい浪人しても
どうってことはありません。
失敗は人生の中で
早いうちに体験した方が良いです
不合格を汚点だなんて思わないでください。
わたしは若かりし頃
慶應大学の総合政策学部（文系）と
環境情報学部（理系）の入試を間違えて
理系を受けて問題が理解不能で
死にそうになったことがあります
あれはほんとうに驚いた。
自分のマヌケさをあの時ほど呪ったことはない。
わたしほどではないでしょうが、
こんな想定外のことが起きることもあります。
独学で受験に挑んで失敗して
また独学で浪人しましたが
勉強しかしない毎日は最高でした。
だって、勉強だけすれば
良いのですから。
最高の身分です。
勉強しさえすれば良い。
とはいえ
わたしは浪人してほとんど勉強しなかったですが
運が味方して二度目で軽く合格できました。
その年にたくさんの貴重な出会いがあって
一年間耐えて良かったと思ってます。
人生長い目で見れば
受験はそんな大きなことではありません。
これからもっと大きな試練や難関が
いっぱい待っています。
失敗しても成功しても
それで人間性が決まるわけではありません。
偏差値が良くても、
ただ試験勉強の範囲を勉強して
良く知っているというだけです。
わたしは高校に行かず演劇をやっていて
いきなり受験勉強をしましたから
半年で偏差値が40台から75（英語）にいきました。
そんなもんです。
だから優れているわけではありません。
試験や行く大学で
人間性や能力が決まるわけではありません。
いまや中卒で年収億越えの人が沢山いますから
やりたいことを努力する方がが大切です。
受験勉強をがんばった人の方が
粘り強く努力家という傾向はありますが
受験に限らず、
他でもがんばることは沢山あります。
ゲームでも出会い系でも、努力すれば
専門家への道はあります。
だから、力を抜いて、絶望せずに
自分らしく過ごしてください。
泣いても笑ってもあと少し。
大人になって振り返ると
すべては良い思い出になります。
がんはれ。
みなさんをずっと応援しています。
