EPISODE098の主な出演者: 北沢奈々の声(佐々木希) ※ドラマ終盤に明らかになるが、笹川社長の娘・奈々はトミーと結婚していた!全然覚えてなかったので、この回は見てなかった可能性が高い。というよりこのあたりの数回くらいはあまり記憶がない。2021年度末で忙しかったか?よく覚えてない。

 

ひなたが♪Come, Come, Everybodyと歌っているところにるいが帰宅する。テキストに書いてあるYasukoって?と尋ねるとるいの母、ひなたのお祖母ちゃんやとの答が返ってきてひなたは「やっぱり」。るいはその当時の英語講座の講師・平川唯一は「去年亡くならはった。そう思たけど」と言うと、ひなたは思わず平川から覗かれた窓の方を見る。そして2人でカムカムを英語で歌う。

 

るい「勇叔父さん。お母さんの居所に心当たりある?あれから手紙のやりとりとかしてたん?」勇「それまでの人生すべてを断ち切る覚悟でアメリカ行ったと思う。るいが岡山出たときと一緒じゃのう」。安子の親友のきぬちゃんが居たけど、大分前に一家で実家に帰ってしまった。勇「すまなんだなあ。わしら大人が寄ってたかって小さかったるいを苦しめてしもうた」。るい「違う。私が決めたことなんやけど…。あの時閉ざした戸を開けよういう気になった。久しぶりに会えてホンマによかった」。

 

居間では錠一郎と雪衣が朝ドラ談義をしている。錠一郎がサザエさん?というと雪衣「マー姉ちゃんじゃろ?」甲子園が舞台の?というと雪衣「純ちゃんの応援歌」と答える。雪衣「第1作の『娘と私』から欠かさず見ゅうるんじゃ」。朝ドラ談義に夢中になるあまり、朝ドラを見逃すところだった。あわててTVをつけると、純名里沙主演の『ぴあの』が始まった。

 

錠一郎はDippermouth Bluesを訪れてホットドックを注文するとトミーがやってくる。トミーは電話1本で岡山まで呼び出されたことに文句を言う。慎一が「Red Hot」のレコードを掛け、やっぱりトミー北沢さんやとサインをねだる。錠一郎「トミーのトランペット久しぶりに聴いたけどやっぱ最高や」。トミー「なんやお前、聴いてへんかったんか。この30年に出し続けた俺の数々のアルバムを」。錠一郎「でも全部買ってるよ。これから聴く。全部聴く」。

 

錠一郎「今すぐでなくてもいいから、トミーのバンドに入れてもらわれへんかな?鍵盤をやってみようかなと思てる。ずっとトランペットがすべてやと思ってたけど。演奏が楽しい。そう思えるようになったんや」。トミー「サッチモちゃんのためなんやろ?」錠一郎「アメリカに連れて行ってあげたい。僕が音楽で連れて行ってあげたい」。

 

トミーは「嫁に探させる。一流のピアノ講師を」と言って電話を掛けるが、電話の向こうからは怒声。「何なのいい年して、まだグルーピーと遊び回ってるのね!あなたは大体いつもそう。」トミーはジョーに会いに岡山に行くとメモに残したやろ?と言うと「すぐにバレる嘘つくんじゃないわよ」とけんもほろろでトミーは電話を切った。トミー「いつかまた、お前とトランペットでセッションするのが俺の夢やった。けど修正するわ。お前と一緒にステージに立つ。それが俺の夢や」。

 

EPISODE099: 遠山顕の声(遠山顕)、ロレッタ・カタルドの声(ジュリア・ヤマコフ)、ジュリー・ダヴィッドソンの声(ジェフ・マニング)。

 

ひなたはラジオ講座を聴くため、2階ではなく1階の居間で寝ていたところをるいに起こされる。るいに6時前と聞き、二度寝するが、るいの小豆の呪文で起き、「それ、あんこのおまじい?ずっと前にモモケンさんが唱えてはった。算太伯父さんから教わったんやて。お母さんは誰から教わったん?おばあちゃん?」るい「そうや」。ひなた「おばあちゃんは誰に教わったんやろな」。るい「毎朝ちょっとずつ話したげるから。英語講座聴く前に。一緒に小豆炊きながら」。ひなたは6時半よりさらに早起きすることになることに難色を示しながら、「けど、そうしようかな」。

 

朝、あかにしの店の前を通ると小夜子が居た。義母が心配だからとここに一時的に移ってきたと。つまり妊娠していたのだ。ひなた「You are expecting!」桃太郎が岡山から帰ってきて、るいに雪衣の梅干を、ひなたに勇からの雉眞の足袋を土産に渡した。そこへ錠一郎がトミーを連れて帰宅する。トミー「初めまして。トミー北沢です」。ひなた「聞いたことある。トランペットかバイオリンの…」。トミー「アバウトやなあ。ジョーにそっくりやな」。るい「お母ちゃんとお父ちゃんの古い友達や」。桃太郎「え?また新情報!」

 

錠一郎「僕、音楽活動再開するよ」。るい「でもジョーさん。トランペットは」と言うと、錠一郎はおもちゃのピアノでサニーサイドを弾く。るいは「ジョーさん、ホンマに…」と感極まって泣く。錠一郎「ちょっと時間掛かるかも知れへんけど待ってて。アメリカに連れて行くから」。奈々がピアノ講師を探したと聞き、るいは「ジョーさんの治療のための積み立てがあります。それをレッスン費用にしてください」。ひなたは日記に書く。Today Tomy Kitazawa visited my house. My father is going to play the piano. My mother is very happy.

 

朝、るいとひなたで小豆を煮ているとき、ひなたは「おばあちゃんって進んだ人やったんやな。小さかったお母ちゃん連れて大阪でおはぎ売ってた言うのもすごいけど、実家の和菓子屋立て直そうとしたり…」。るい「そやねえ。最先端の人やったかも知れへん。進駐軍さんとアメリカ行ってしもたんやから…」。ひなた「何それ、新情報」。

 

Every day I hear more of my mother's old stories. Then I listen to the radio to study English. I record the program and listen to again and again. I memorise the dialogues and say them out loud. But to be honest, I sometimes feel like quitting. From time to time, I wonder why I'm studying English. そこへ虚無蔵がやってきて「日々鍛錬し、いつ来るとも分からぬ機会に備えよ」と言う。I know what it is. It's to save Japanese period dramas.

 

その後、小夜子が出産し、清子はひ孫を死ぬ前に抱くことができた。桃太郎は岡山の雉眞の家から大学に通うことに。るいが勇からもらうことを拒否したお金で学費を捻出することに。さらに錠一郎はピアニスト・デビューし、るいがマネージャー的に付いていくので、必然的にひなたが回転焼の店を任される機会が増えたのだった。

 

EPISODE100の主な出演者:赤螺小夜吉(中川聖一朗)。※幼少期の吉右衛門と二役。

 

ある日、ひなたは英語講師のメアリーとすれ違う。メアリーは大月の回転焼の評判を聞きつけて買った帰りであった。別れ際、「Hey! Hinata, Your English has improved a lot. Keep it up!」ひなたの英語の独白。Sadly, Japanese period dramas are'nt as polular as day once more. But I believe. Someday my English ability will bring Japanese period dramas back to life!

 

8:29, 錠一郎は1998年度後期、小西美帆主演の朝ドラ『やんちゃくれ』を見ている。渚「私、木暮さんのことが好きです」。そこへるいがまだ見てるの?と急かす。これからアメリカへ演奏旅行に行くのだ。錠一郎は帰ってくる頃最終回かと言う。留守の間、仕事が休みの時はひなたがなるべく店を開けると約束した。

 

時は1999年でまだ98年度中のこと、ラジオの磯村は今年はあの大予言の年だから、春だからと言って浮かれた気分になれないと言う。ひなたが店で回転焼を焼いていると祖父母に連れられた小夜吉が「この度のこと災難なこっちゃけどどうかくじけずにお気張りやす」という。そこへラジオの磯村が「だんご三兄弟」を流す。ひなた「これか?これが恐怖の大王か」。

 

榊原によるとまだ極秘情報だが、ハリウッドから京都へ映画制作のために来ると言う。そのときの案内をひなたに頼みたいと。ひなた「1999年7の月、アメリカから視察団がやって来る。これか?これが恐怖の大王か」。ひなたが帰宅すると一恵が待っていた。一恵「私いつまで放っておかれんのやろ、榊原さんに。私もう34やで」。ひなた「知ってる。同じ年だもん」。一恵「大体私らホンマに付き合うてんのやろか。榊原さんが『すみれさんが機嫌良う笑てくれたらそれでええ』言うのを聞いて、アホやなあ思た。アホやけど素敵な人だなあと」。

 

翌日、ひなたは榊原に今夜うちいりに行くように、一恵も行くからと頼む。榊原がうちいりに入りテーブル席に着くと、座敷で飲んでたすみれが振り返り、「あら。榊原じゃない」と。ひなたが家でうどんをすすりながらTVをつけると美咲すみれの離婚会見をやっていた。

 

一方、うちいりでは榊原がすみれのいる座敷へ。すみれ「破天荒のやつがさあ。全然破天荒じゃなかったのよ。あいつのドラマがね、破天荒将軍が終わったときに言われたわけ。そろそろ水無月ぼたんのシリーズもやめてくれないか。家事に専念してくれないかって。水無月ぼたんシリーズが絶好調の時によ。どっからどう見たってジェラシーじゃない……。榊原にしとけばよかったなあ。あんただもんね。私を復活させてくれたの」。榊原はそれは監督さんらのおかげで、と言うと、すみれ「謙虚なとこも破天荒とは違うわ。美咲すみれ一生の不覚。あんたにしとけばよかった」。

 

TVですみれの離婚会見を見ているひなたは胸騒ぎがしていた。「もしかしてこれが恐怖の大王?」すみれが「あんたにしとけば」と言って榊原の肩に寄りかかって眠ったとき、一恵がうちいりに入ってきてその光景を目にする…。

 

EPISODE101の主な出演者:ニコラス・ミラー監督(リー・スターク)、通訳パトリシア(米倉エリナ)、アニー・ヒラカワ(森山良子)。※実はこの回、森山良子はクレジットされてないが、確かに分かりにくいが出演し、ひなたに「Ms. Otsuki」と話しかけている。次回からオープニングで正式にクレジットされた。

 

ひなたは「もしかして」と胸騒ぎがして店を出たところに一恵が「ひなちゃん」と言って泣きついてきた。大月家の居間で。ひなた「多分榊原さん、酔っぱらったすみれさんに巻き込まれただけや思うえ」。一恵「そやったとしても見たなかった。あんな優しい目ですみれさんのこと見てる榊原さん」。ひなた「誰だってそうなる。黙ってる時のすみれさんは天使なんやさかい」。

そこへ眠ったすみれをおんぶした榊原が大月家を訪ねてくる。榊原はすみれは条映の大事な女優で、すぐに一恵を追いかけて怪我させてもいかんし、店に寝たままほったらかしにするわけにもいかないと弁解した。すると榊原の背中のすみれが榊原の頭を叩き、「ばかねえ、榊原。そういうとこよ。そうやっていっつも頭の片隅に仕事があるところ。一恵なんて、偉そうにお茶の指導なんかしてるけど、着物着てなきゃそこらへんの若い女となーんにも変わんないんだから。たまにはまっすぐ自分のこと見てほしいのよ」。

 

榊原「僕が万年係長から名ばかり課長になる間に一恵ちゃんはお茶の先生になった。そやから会われへんかった。言われへんかった。でも、僕は毎朝一恵ちゃんのお茶が飲みたい。お茶室のお茶やのうて、台所で急須でお茶をいれてほしい」。すると一恵は吹き出し、「そんな大事なことをひなちゃん家でそんな恰好で言われても…」。榊原「まあええわ。一恵ちゃんが機嫌良う笑てくれたらそれで」。

 

ひなたとすみれは2人を残して店を出る。すみれがもう少し飲みますかと聞くと、「ハリウッドが来るそうじゃない。これまでのキャリア、無駄にしたくない。出演が決まるまで断酒するわ」。

 

ひなたが『やんちゃくれ』の最終回を見ていると、るいがトミーのマネージャーの車で帰ってきた。錠一郎は空港に着いた途端、ピアノのレッスンに直行するということで一緒ではなかった。トミーが「びっくりしたんはジョーよりサッチモちゃんや」と。オープンマイクという、飛び入りで歌える店で、るいが歌ったのだと言う。

 

ひなたがるいにおばあちゃんに会えたか聞くと会えなかったと。ひなた「ロバートさんがシアトル出身やと言うことまでは分かってたんやな」。ルイ「行く前にはシアトルの日系人の団体にも手紙も送ったんや」。ひなた「また行ったらええやん。お父さんの音楽活動に連れて行ってもらい」。ひなたはるいにオープンマイクで何歌ったのかるいに聞く。ひなた「サニーサイドか?おばあちゃんに向けて歌たんやろ?届くとええな、いつか」

 

ひなたは窓を開け、「From the sky will come a Great King of Terror」. ひなたは窓を閉め、「Keep on working every day. Then you'll be ready for whatever opportunity comes your way」. そして7月、ハリウッドから視察団がやってきた。キャスティング・ディレクターのアニー・ヒラカワはひなたは「Ms. Otsuki」と話しかける。恐怖の大王はやって来なかったが、代わりに驚きの女神が来ていたことにひなたはまだ気付いていなかった…。

 

EPISODE102の主な出演者:園山(美藤吉彦)、撮影監督マシュー・クラーク(ダニエル・コリンズ)、殺陣師(リー・村山)。

 

ひなたはハリウッドからの視察団を案内する。事前に原稿を英語で作り、それを読み上げただけだが、それでもひなたはどっと緊張した。案内が終わり、ひなたは榊原に「日系アメリカ人ですかね。あの、アニー・ヒラカワさんいう人。何か素敵な人やなあ思て」。片付けしながら榊原は「主演はマット・コリンズらしいで」と言う。そして大規模なオーディションが行われるから条映の俳優さんや大部屋さんにもチャンスがあると言う。

 

ひなたは五十嵐のことを思い出す。帰宅し、押し入れの段ボールから箱を取り出し、さらにその箱から五十嵐から祭屋台で買ってもらった風鈴を取り出す。そして「あほやなあ、あんたは。もう少し待っていればスターになれたかも知れへんのに」と。

 

翌日、単独行動で映画村の茶屋に入るアニー・ヒラカワを認め、ひなたも茶屋に入る。そしてMay I join you?と隣に座る許しを請う。アニーになぜそんなに英語がうまいか聞かれ、ひなたは一旦は謙遜したが、ただラジオの英語講座を毎朝聞いただけと答える。アニーがStill broadcast?と言った言葉尻を捉え、ひなたがStill?と聞き返すと、アニーは慌てて古臭いやり方という意味と弁解する。そしてIt's my first time in Japan. とも。ひなたとの別れ際、Keep on learning English. It will take you somewhere you never imagined. とアドバイスとエールを送った。

 

いざ、サムライ・ベースボールのオーディションが始まる。虚無蔵がひなたのところにやってきて、「身の上書きか」と。ひなたが「はい。エントリーシートです」と。英語で出すので助けを求められてるというと、虚無蔵はいつぞやの夏、お主に時代劇を救うよう託したのが我ながら慧眼だったと。ひなたが虚無蔵にもオーディションを勧めると、西洋映画に興味なし、老兵は消え去るのみと言って、エントリーシートを受け取らない。

 

その頃、2000年度後期は岡本綾主演の朝ドラ『オードリー』が放送されていた。京都が舞台で時代劇に魅せられたヒロインということで、ひなたとの共通点も多い作品だ。ひなたは榊原に、アクション監督が直で道場に入るから、先に行って待っててと言われる。ひなたが道場で待っていて、入ってきた人にHelloと言いかけると、その人はなんと五十嵐だった。