私たちのエネルギー生成は、次の２つのシステムによって行われています。
『解糖系』と『ミトコンドリア系』です。
●細胞分裂をする解糖系
●細胞分裂を抑制するミトコンドリア系
真逆ですね。
今回は、ガン予防やガンなおしに必要な 『ミトコンドリア系』についてのみ書きます。
ミトコンドリア系は、高い体温と酸素によって活性化されます。
ミトコンドリア系が活性化されると、細胞の分裂が抑えられます。
ガン細胞の分裂は抑えなくてはいけません。
ミトコンドリア活性のためには、体温が必要です。
しっかりと必要な体温がある人は、がん細胞を抑制するだけでなく
摂った栄養を必要な栄養成分に変換することができます。
これもミトコンドリアの働きですね。
糖でも 脂肪酸や必須アミノ酸に変えていくことができるのです。
草食動物が決まった草しか食べないのに、しっかりとした栄養素を体にとり込むことができるのは、一定以上の体温があるからです。
草だけという偏った食事であっても、きちんと必要な栄養に、自ら変換して生きているのです。
これが、低体温だと どうなるでしょう。
偏った食事によって必須アミノ酸欠乏になり栄養失調になってしまいます。
体温がどれだ重要な働きをしているかがよくわかります。
低体温では、がん細胞を抑制するミトコンドリア系が活性化されません。
解糖系が優位のままだと、がん細胞は分裂を続けてしまいます。
ミトコンドリア系優位にするために、体温を上げていきましょう。
たとえ低体温であっても、自分で上げていくことは可能です。
私も以前は、平熱35.2度前後（今考えてもぞっとします）
まさに低体温でしたが、36.6～36.8度まで上げることができました。
最初は半身浴や温熱などで外から体を温め、そして運動とバランスのとれた栄養を心がけました。
そして、大事なことは、自ら熱を発する体をつくることです。
それには、必須栄養素をしっかりと摂り入れることです。
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（このブログは私個人の意見、考えであり、指導するものではございません。療法等につきましてはご自身の責任でご判断下さい。）
