日本人に合った食事とは何か・・・
農耕民族で穀物菜食をしていたため、日本人の腸は長いのです。
そのため消化に時間のかかる肉は、腸のなかで腐敗し毒素を発生させてしまいます。
毒素が溜まると、悪玉菌が増え、腸内環境が悪くなります。
日本人は、どうやら動物性食品の消化が向いていない胃腸のようです。
悪玉菌が増えることは、免疫機能の７割が集中する腸にとって、とても大きなダメージです。
腸がダメージを受けると、内臓全体の働きが低下し、細胞も正常に働かなくなり、ガン細胞が増えていきます。
これはガンだけでなく、心臓、脳の病気も招きやすくなります。
肉だけでなく、卵、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品も同じですね。
では、タンパク質や鉄、亜鉛はどうやってとれば良いのか・・・
豆類、高野豆腐、のり、ひじき、玄米、ごまから摂ります。
植物性のたんぱく質は抗酸化力も強く、活性酸素を除去します。
カルシウムはどうでしょう・・・
切り干し大根、みず菜、小松菜、ちんげん菜、おくら、パセリから摂ります。
これらの野菜も抗酸化力に優れ、食物繊維も摂れます。
乳酸菌はどうでしょう・・・
納豆、塩麹、味噌から摂ります。
通常、乳酸菌は胃酸に弱いとされていますが、納豆菌は胃酸に強いという特徴があります。
そして、納豆菌には乳酸菌を増加・安定させる効果があるのです。
塩麹は、乳酸菌を増やすだけでなく、麹に含まれる分解酵素は、食べ物をやわらかくして、胃腸の働きを助けます。
味噌も同じですね。
植物性の乳酸菌は、厳しい環境で育っているため、胃酸などで死滅することもなく、ほとんどが生きたまま腸に届いてくれます。
日本人の腸に合った植物性食品
こんなに素晴らしい働きを持っています。
感謝して頂きたいですね！
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（このブログは私個人の意見、考えであり、指導するものではございません。療法等につきましてはご自身の責任でご判断下さい。）
