私たちのエネルギー生成は、解糖系とミトコンドリア系といった２つのシステムで行われています。
細胞分裂をする解糖系
細胞分裂を抑制するミトコンドリア系
ミトコンドリア系は、高い体温と酸素によって活性化されます。
ミトコンドリア系が活性化されると、がん細胞の分裂が抑えられます。
だから、体温はとても重要な存在ですね。
体温が高い人は、がん細胞を抑制するだけでなく、ミトコンドリアの働きによって摂った栄養を必要な栄養成分に変換することができます。
糖からでも脂肪酸や必須アミノ酸に変えていくことができるのです。
草食動物が決まった草しか食べないのに、しっかりとした栄養素を体にとり込むことができるのは、高い体温だからです。
草しか食べないという偏った食事ですが、摂ったものをちゃんと必要な栄養に自ら変換して元気に生きているのです。
これが、低体温の人だとどうなるでしょう。
偏った食事によって必須アミノ酸欠乏になり栄養失調になってしまいます。
体温がどれだ重要な働きをしているかがよくわかります。
低体温では、がん細胞を抑制するミトコンドリア系が活性化されません。
解糖系が優位のままだと、がん細胞は分裂をし続けてしまいます。
だから
体温を上げる
低体温であっても、自分で上げていくことは可能です。
私も以前は、平熱35.2度
まさに低体温でしたが、すぐに36.6～36.8度くらいに上げることが出来ました。
最初は半身浴や温熱などで外から体を温め、そして運動とバランスのとれた栄養を心がけました。
大事なことは、自ら熱を発する体をつくること
体温が高い人も、低い人も、整った栄養を心がけることです。
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