癌を恐れない・潜在意識から外す

がん宣告と同時に強いストレスを受けます。

転移と聞いて、絶望感に陥り、恐怖感を感じます。

ガンは、私たちにとって、死の病気だと潜在意識にしっかりと刻み込まれているからです。

また治療でやつれ弱り切った人を見ると、自分の将来と重ねてしまい怖くなります。

そして有名人などの訃報を耳にするたびに強い恐怖に追い込まれていきます。

このようなストレスは、癌を急激に大きくしてしまいます。

ストレスは自律神経を乱し、体温を下げ、呼吸も浅く、癌が増殖する環境をつくってしまいます。

たった1日で、大豆ほどの大きさになることもあると言われています。

この逆もあります。

囚われ、ストレスから解放されると、癌が一気に退縮することもあります。

どんな人でも、ガン細胞は、数千個から数万個も毎日生まれ続けています。

誰しもが持っている癌細胞ですから、検査で癌が発見されても不思議ではないのです。

ちなみに事故などで亡くなり解剖をするとあちこちに癌が見つかることは結構あるそうです。

それでも知らずに元気に過ごしていたわけです。

知らないところで、癌は大きくなったり退縮したりを繰り返しています。

ただ、知ってしまうと、いてもたってもいられなくなるのが普通です。

なぜなら、私たちの潜在意識の中で癌は命を奪う怖ろしい病気とされているからです。

しかし、癌を恐れてはいけません。

恐れれば恐れるだけ、心と体にストレスを与えます。

そして焦りから冷静な選択が出来なくなったり、あまりの恐怖から自分の体を人に委ねてしまうことにもなります。

私たち人間には、自然治癒力が備わっています。

新たながん細胞が毎日生まれ続けていても、癌にならずに何十年も生きてこられたのは自然治癒力のおかげなのです。

ただ少し自然治癒力が低下してしまう様な何かがあったから、癌という塊が出来てしまったのでしょう。

それは、加齢であったりストレスであったり、不自然な生き方であったり理由はそれそれ違います。

生命は、神秘と奇跡の力を秘めています。

だから焦らず、誰にでも治る力があることに目を向ける

ストレスがかかると、自然治癒力は低下します。

その自己の治癒力を生かすかどうか・・・

自分次第です。

私も癌になるまでは病気は病院で治すものだと思ってました。

しかしその反面、薬が体に良くないこともわかっていました。

病気になれば、体に良くない薬であっても、使うことはやむを得ないと思っていました。

しかし治療のかいもなく亡くなっていく知人を見て、私自身もう一度　自然の摂理、そして頂いた生命について考えてみたところ、自分の体に申し訳ないことをしてきたことにやっと目が覚めました。

常識を覆さなければ、癌はなおらないと・・・感じたひとりです。

がんは自然治癒力を高めることで治ります。

癌は怖い病気、癌は病院で治すといった固定観念を潜在意識から外していくことが、がん治しの始まりです。