シンプルな暮らしと茶の湯の心 -328ページ目

貢献欲求の強い人の傾向

ちょっと仕事でトラブルを起し、
若干へこんでいるところです。

表面には出さないものの、結構こういう感情を引きずるので、
できるだけこういう事態に対する行動から避けてしまう私がいます・・・。


でも、そのあとで自己評価したおかげで
「貢献型」の人がなかなか「達成型」の人に
話しかけられない理由が分かりましたw
以前、「力の欲求」について書きましたが、
そのなかで「貢献」と「競争心」の欲求を弊社の研修では中心に扱います。

貢献の欲求の強い人=貢献型
競争心の欲求の強い人=達成型(競争型ではイメージ悪いですからねw)

以前から、貢献型の人が行動が遅くなるのはどうしてだろうかと思っていました。
こうしたほうがいいと分かっていても、行動できない理由。。。

※これについては以下のブログも参考になるかも
http://natsu-sona.jugem.jp/?eid=31



「貢献型」の人は「タイミングを見ている」んです。
自分が話ができるタイミングを。


でも、「達成型」の人はどんどん自分の思いを発するので、
そのタイミングがまったくなくなる。



結局、自分の意見をいえないで終わってしまう。
行動にも発言にも貢献型の人は常に最善のタイミングを見計らっているんです。
だから行動が遅くなってしまう。


「達成型」の人との関係の中で行動するときは、
タイミングなんか気にせず、行動・発言したほうがいいと思いました。

無事

12月に入るとお茶の世界では「無事」という言葉をよく使います。
掛け軸、茶杓の名前など。。。

この「無事」という言葉、禅語で深い意味があります。
「事なきを得る」といいますが、
「何事もなく平穏に1年を暮らせて今年もよかった」という意味です。

そのまま捉えると消極的に聞こえるかもしれませんが、
はたして世の中に本当に「無事」に1年を過ごす人がどれくらいいるでしょうか。

去年とは違ったことをしたい、
今まで体験したことをしたい、
今までになかったものを手に入れたい、
今まで以上に有名になりたい。

人は変化を求めます。
それも今までになかったものを劇的に変化させることを。
これはつまり「有事」です。

大切なのは1年1年を大切にし、
毎年毎年、自分の身の丈にあった成長をすることではないでしょうか。

「日本一大切にしたい会社」を書かれた坂本教授の言葉を借りれば、
「木が年輪を刻むような」地道にも確実な成長。

それがわたしにとっての「無事」な1年な気がします。
そう思うと私にとっては今年は間善意は「無事」とはいえませんでした。。。

来年は「無事」に1年を過ごしたいものです。

合計6服

今日はお茶三昧でした。

午前中に稽古で2服。
午後にokachangの茶の湯ワークショップで2服。
夜に自服(自分で点てて飲む)で2服。

場所、点てる人、雰囲気などが変わるとお茶の味も変わるもんですお茶

お茶に限らず、人が作るものにはその人の想いが自然に作品に宿るものです。
今作っている会社のシステムにも私の想いを吹き込んでいきたいと思います。


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