4月の始まりです。
税理士受験生にとっては直前期になってきますね。
勉強だけでなく本試験に備えて準備していく時です。
メンタルを本番仕様に整えていくことも大切です。
◆緊張すると頭が働かない
本試験は緊張しやすいものですが、
緊張する一つの原因は、非日常的な環境にあります。
本試験の会場は普段の勉強する場所とは違いますし、
これに当日合格するかどうかの不安な心理が重なり、
落ち着いた日常とは大きく異なる場面になります。
非日常的なプレッシャーがかかる状況では
動物的な危機回避本能が働いて緊張感が高まります。
危機とは動物が外敵に食べられる命の危機のことです。
緊張すると筋肉が硬直して出血を止めようとします。
血管は細く収縮し、心臓が酸素を送るため活発になり
とてもドキドキしてきます。
結果、血流が悪くなり硬直から余計な力が入ります。
体が身を守ることに集中するため頭も引きずられます。
血流の悪くなると脳に血流と酸素が届きにくくなります。
外敵から逃げるモードになると頭は働きません。
緊張状態とは体がこのような反応をすることです。
ミスが増え、判断力が落ちますし、
硬直感があると手が思ったように動かなかったり、
文字通り「手に汗握る」ように発汗したりして、
文字がきれいに書けなくなったりもします。
このような状態で問題を正解するのは大変なわけです。
◆非日常を日常に変える
緊張の原因の1つは非日常的な環境にあります。
非日常的な環境にいると安心感が持てません。
頭は特にそうは受け取っていないのですが、
緊張は体の反応なので、体が本能的に身構えます。
そこで体を本試験の環境に慣らしてあげることで
日常的な環境にいるように思いこませます。
そうすれば本試験会場での緊張は和らげます。
勉強する時、試験会場にいるような状態に近づけます。
本試験で使用するペンなど文房具は試験と同じものとし、
試験中腕時計をするなら家でも勉強時に腕時計をします。
試験開始前に開始の合図まで時間が少しありますが、
家で問題を解く前にも同じように測って間を作ります。
音楽を聴きながら、などはなるべくやめておきます。
試験会場に少しでも近づけると体が慣れていき、
日常ルーチンのように感じられるようになります。
例えば普段腕時計をしないのに、本試験ではする場合、
普段からしておけば体が非日常と感じなくなります。
普段のルーチンをやっていると感じられること自体にも
緊張を緩和して落ち着かせる効果はあります。
直前期は本番環境に慣らすことにも取り組みましょう。

