角谷リョウさん(超回復コーチ)
快眠のコツは、季節によって違います。
変化に対応するための睡眠スキルも、
身につけておきましょう。
【春】
無理をせず、花粉症対策をしっかりと。
春は起きるのが一番つらい季節。
年度終わりと、年度始まりで、
プレッシャーがかかりやすいうえに、
気圧も下がるので気が滅入り、睡眠の
質も下がりがちです。
頑張りすぎず、
普段より少し多めに眠り、心身を
休めることを優先しましょう。
花粉症による鼻づまりも快眠の
敵なので、寝る前に鼻うがいをする
のがおすすめです。
【夏】
エアコンと扇風機を併用しよう。
大事なのは、やはり暑さ対策。
クーラーは欠かせませんが、扇風機も
併用すれば、設定温度を2~3度
上げても寝苦しさはありません。
どちらも、起きる1時間前に切れる
設定にしておくと、体温が上がり、
起きやすくなります。
また、夏は最適睡眠時間が短く
なるので、普段より30分睡眠時間を
短くしても大丈夫です。
【秋】
夏用と冬用の寝具を使い分ける。
季節の変わり目で気温が変化
しいやすく、体調を崩しやすい時期。
急に寒くなったりもするので、そのときに
なって慌てないように、冬の布団や
毛布も早めに準備しておきましょう。
夏用と冬用の両方準備しておき、
気温に応じて布団やパジャマを
フレキシブルに替えることが、
この時期は一番大事です。
【冬】
使うものの質感にこだわると◎。
寒さ対策の1つは、ふわふわ
した素材のパジャマを選ぶこと。
幸福感も感じられて、ゆったりとした
気分で眠ることができます。
また、掛け布団に頼りすぎるので、
冬用のシーツも
使って暖かさをキープしましょう。
朝は、暖房のタイマーを活用し、
起きる前から部屋を温めておくと、
目覚めやすいです。
備考:この内容は、
2024-6-10
発行:PHP研究所
「PHPスペシャル」
より紹介しました。