イタリアのプロサッカーリーグを
「セリエA」と言うらしいが、テレビ局によって
「セリエアー」だったり、「セリエエー」だったりする。
つまらない意地の張り合いだと、
いつも思う。
女性が、「それって1人よがりよ」などと
言うと、ドキッとする。
「さ、そろそろ本腰を入れましょう」も同様で、ましてや、
それが妙齢の女性から発せられると赤面
するのだが、考えすぎだろうか?
ヨイショ嫌いのナポレオンに
「あなたの、そういうところが素晴らしい」と言って、
取り入った者がいるという。えらいヤツだ。
TBS『さんまのSUPERからくりTV』の
「ご長寿早押しクイズ」を見ていたら、
「出世魚のハマチは、大きくなったら何になる?」
という問題が出て、某老人が
「刺し身」と、大きな声で答えた。
正解にしてやればいいのに...。
新入生同士の会話。
「野球部に入ろうと思うんだけど、オマエは?」
「オレ、帰宅部」
部活をやらないのを、そう言うらしい。
電車内の女子高生が、テレビドラマを
話題にしていた。
「『冷静と情熱のあいだ』
ってあるけど、普通じゃん!
意味不明であったが、しばしして上手い、
その通りだと相槌をうった。
冷静と情熱の間は、そう「普通」の状態なのだ。
競馬関係者のダジャレ。
「可愛い子には、ダービーをさせろ!」
テレビを見ていたら、某もんじゃ焼き屋の
オカミが出てきて、その極意を端的に
語った。
「土手を作り、残りを流し込み
恥を欠かずに「8」を書け」お見事!
「ルイジアナママ」の飯田久彦が、久々に
テレビに出演し、「ブルー・スウェード・
シューズ」を歌ったが、なぜか顔が中曽根康弘
ソックリになっていた、
特に眉毛などは、...。
テレビタレントだったか、誰だったか、
「世は情け、ビールはお酒」という
ダジャレを飛ばした。いまひとつだと思った。
小さんは、前夜にちらし寿司を平らげ、
翌朝、●くなったが、その寿司やをワイドショーが
紹介した。小さんの色紙が映り、
それには、「寿司即是空」としてあった。小さんの
寿司の食い方がありありと蘇った。
2貫出て来ると、それを両手に、1貫ずつ取り、
右手の1貫を醤油につけ、口に放り込み、
次は左手の1巻となるのだが、空いた右手で
ケースの次なるネタを、指さしているのだった...。
備考:この内容は、
2010-4-20
発行:光文社
著者:立川談四楼
「声に出して笑える日本語」
より紹介しました。