第1位 「チャン・ジャーハン」
「山河令」主演のチャン・ジャーハンが、2年
ぶりに再び1位に。「山河令」のブレイクから
3年、その後も日本では「如意芳霊」「マイ・
ヒーリング・ガーデン」「時間の都市」と
出演作が途切れることなく
放送されファンを増やし続けている。
人気の理由は、何と言っても演技の巧みさ。
8等身の、そのルックスから貴公子役が似合う
のはもちろん、無精髭だらけの風来坊までを
ナチュラルに表現し、見る者の心に深く
刻み続けるのだ。アクションも得意でファンからは
「すべてがパーフェクトな俳優」と絶賛されている。
さらなる作品が期待されるなか、'24年に
公式サイトが立ち上がり、YouTubeなどで
初監督のドキュメンタリー映画「八月」を公開。
「八月」は、自身のジャングリラからチベットの
ラサまでの自転車旅を追った
作品で、雄大な自然と道中で出会った人々との
交流が描かれている。同時に自身の心の内に
ある愛と痛みに向き合う姿を包み隠さず
レンズに収め、アーティストとして一皮むけた姿を
映し出した。
歌手としても、精力的に活動中で、
楽曲のリリースのほか、今夏には豪州
コンサートが予定され、またインスタグラムでの
ファンとのコミュニケーションも積極的だ。
今後のグローバルな活動が期待される。
第2位「ベネディクト・カンバーバッチ」
作年の5位からランクアップ。
「シャーロック」のシーズン4が放送されてから
7年経過しても相変わらず
根強い人気のベネ。
最近ではアニメシリーズ「ホワット・イフ...?」
にドクター・ストレンジ役で声優参加
したり、短編映画「ヘンリー・
シュガーのワンダフルな物語」と「毒」などに
出演し、ファンを楽しませている。
第3位「ペドロ・パスカル」
「マンダロリアン」と「THE LAST OF US」
での、イケオジぶりで、
ファンを増やし続けているペドロ。
前者では、ヘルメットをかぶって、
顔が見えないにもかかわらず、
人気はまったく衰えない。
映画では、コミカルな役を演じることも結構
あり、「ドライブアウェイ・ドールズ」に、
”究極の無駄遣い”とも言う
べき役で出演している。
第4位「ジェレミー・アレン・ホワイト」
「シェイムレス 俺たちに恥はない」に
10年間出演した後、「一流シェフの
ファミリーレストラン」で、一気に
人気と知名度が上がったジェレミー。
高い演技力が評価され、エミー賞主演
男優賞にも輝いた。
「青い瞳と乱れ髪がカッコいい」
とルックスにも注目が集まり、
映画「アイアンクロー」の
出演にも話題を呼んでいる。
第5位「ノーマン・リーダス」
「ウォーキング・デッド」に
全11シーズン出演し、「ファンからも主人公を食う
カッコよさ」だと、絶賛されたノーマン。
彼がクールに演じた クロスボウの名手である、
ダリルを応援し続け
ながら番組を完走した人も多いはず。
スピンオフ「ウォーキング・デッド
ダリル・ディクソン」も作られ、彼は
人気キャラを熱演し続けている。
同率 第5位「マッツ・ミケルセン」
数々の映画やドラマで活躍してきた
”北欧の至宝”と呼ばれるマッツは、
「ハンニバル」で
演じた猟奇●人鬼が、あまりにも美しすぎると
大注目され、世界中に彼のファンを
誕生させた。真摯に演技に取り組み、サービス
精神旺盛でお茶目な彼は
コミコンなどで、度々来日。
24年前の出演ドラマ「UNIT ONE-
特別起動捜査班」の
日本初上陸もうれしい...。
第7位「ブライアン・クランストン」
第8位 「真田広之」
第9位「ウェントワース・ミラー」
第10位「アンドリュー・リンカーン」
備考:この内容は、
令和6-5-21
発行:近代映画社
「スクリーン2024月7月号」
より紹介しました。