苦しみを受け入れて生きるブッダの教えは、
今なお多くの人の心を
救っています。
本ページでは「ブッダが教えるラクな生き方」より、
心が軽くなる言葉をピックアップしてご紹介します。
ブッダの言葉を上手に
日々の生活に取り入れながら、
穏やかな気持で過ごしましょう...。
【ブッダが苦しまずに、
生きる方法を見つけるまで...】
仏教の開祖、ゴータマ・ブッダ。
彼が悟りを開いたことで
「ブッダ(目覚めた人)」と
呼ばれるようになりました。
(本誌では、ゴーダマ・ブッダを
指してブッダと呼びます)。
しかし、ブッダの人生は、
決して平坦なものでは
ありませんでした。
シャカ族の王子として生まれた
ブッダは、仙人から
「将来は出家して立派な仙人になるか、
世界を支配する権力者になる」
と予言を受けます。
出家を恐れた父は息子に
不自由な暮らしをさせましたが、
ある時「老・病・●」と
いう人生の苦しみを知ったブッダは
ふさぎ込むようになります。
苦悩を深めたある日、出家修行者の存在を知ると、
「自分も出家して、
この苦しみを解決したい」と、
富や家族を捨てて、修行の道に足を
踏み入れました。
【ルール ①】
避けられない出来事は受け入れる。
自分の力では、どうしようもないことを
必要以上に恐れると、
苦しみが大きくなってしまいます。
「人生には苦しみがつきもの」と
いう心で受け入れると、
ラクな気持ちで
過ごすことができます。
【ルール ②】
欲にとらわれず清らかに生きる。
「こんなはずじゃなかった」
と後悔するのは、期待しすぎ
ているから。
その苦しみを生んでいるのは、自分の心だと
認識し、欲を捨てて、清らかな
心で生きることが大切です。
【ルール ③】
ストイックすぎも、ほどほどに。
欲にとらわれないようにすると言っても、
無理して苦しくてストイックな生活を送る
必要はありません。
まずは自分の心を見つめ直し、
自身の欲に気づくところから
始めましょう...。
備考:この内容は、
2024-1-18
発行:宝島社
「心が楽になる言葉、
豊かになる言葉」
より紹介しました。