「少林寺木人拳」(1977年)
【誰も見たことのない究極のアクションを
次々生み出し伝説を作る...】
ジャッキー・チェンの最新作『ライド・
オン』では、ジャッキーが元レジェンド
級のスタントマン、ルオを演じているが、
大スターになる以前の若きジャッキー
自身もスタントマンとして活躍していた。
そんな下積みを越えてジャッキーが初
主演を果たした『タイガー・プロジェクト/
ドラゴンへの道 序章』(74・日本はビデオ公開から)、
今年は50周年に当たり、
ジャッキー本人も、日本で言うところの
古希(70歳)を4月7日に迎えた。
それでも、『ライド・オン』では、まだまだ
衰えることないアクションの数々を披露していて、
さすがレジェンド、と唸らされて
しまうジャッキーの輝かしい映画人生を
振り返ってみましょう...。
「燃えよドラゴン」(1973)脇役で出演している。
7歳のころ、両親が大使館の仕事で香港
からーストラリアに写ることになり、
ジャッキーは、中国戯劇学院に入り、
京劇や中国武術を10年以上にわたって
住み込みで体得した。
この時代、先輩サモ・ハン、後輩ユン・ピョウらと
”七小福”と呼ばれる子役集団の一員として活躍。
「ヤングマスター/師弟出馬」(1980)
学院の閉鎖後は、映画界で、
エキストラやスタントマンとして生活し、
その頃、ブルース・リーの『燃えよドラゴン』(73)
にも脇役で出演している。
このブルース・リーが73年に●●し、香港映画界では
次のリーを探していて、20代になった
ばかりのジャッキーにも、新たなアクションスター
候補として「少林寺木人拳」(76)など
いくつかの映画に出演したが、最初は
なかなかヒット作に恵まれなかった...
。
「キャノンボール」(1981年)
「ポリスストーリー/香港国際警察」(1985)
「サンダーアーム」(1986)
「奇蹟/ミラクル」(1989)
「ニュー・ポリス・ストーリー」(2004)
「新宿インシデント」(2009)
「プロジェクトV」(2020)
「プロジェクトX-トラクション」(2023)NETFLIX
「ライド・オン」(2024-5-31)公開
備考:この内容は、
令和6-5-21
発行:近代映画社
「SCREEN 7月号」
より紹介しました。