航空機といえば、鉄道のライバル、
といった時代は過去のものとなった。
なぜかといえば、近年、鉄道路線が直接空港に
乗り入れるケースが増えているからである。
現在(2009年)、
次の11の空港に鉄道路線が乗り入れている。
● 新千歳空港ーJR北海道千歳線が乗り入れ:
新千歳空港駅を設置
● 仙台空港ー仙台空港鉄道仙台空港線が
乗り入れ:仙台空港駅を設置
● 成田空港(新東京国際空港)ーJR東日本成田線、
京成電鉄本線が乗り入れ:成田空港駅、
空港第2ビル駅を設置
●羽田空港(東京国際空港)ー
東京モノレール羽田線、京浜急行電鉄空港線がの乗り入れ:
羽田空港第1ビル駅、羽田空港線が乗り入れ:中部国際空港駅を設置
● 関西国際空港ーJR西日本関西空港線、
南海電気鉄道空港線が乗り入れ:関西空港駅を設置。
●伊丹空港(大阪空港)ー大阪高速鉄道大阪
モノレール線が乗り入れ:
大阪空港駅を設置
●神戸空港ー神戸新交通ポートアイランド線が乗り入れ:神戸空港駅を設置
●福岡空港ー福岡市市営地下鉄線が乗り入れ:福岡空港駅を設置
●宮崎空港ーJR九州宮崎空港線が乗り入れ:宮崎空港駅を設置
那覇空港ー沖縄都市モノレール
沖縄都市モノレール線が乗り入れ:那覇港駅を設置
もともと、空港アクセスは、道路交通が主体をなしていた。
航空会社も、旧国鉄もお互いを
ライバル視していたから、運輸省(現・国土交通省)も
当事者も空港に鉄道が乗り入れさせる
という発想自体、浮かばなかったのだろう。
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