水切りかごの排水樋/M5 | CLAYの日記

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老後の為の忘備録

 夏季連休中なのですが、何時もの如く暑い夏は何もしない。
そうは言いながら息子達が帰って来たり弟達が帰って来たり、自治会の用事に町内行事に買い物等、最低限の事だけはやらなきゃならない。
それ以外はボォ~っとして、無料の漫画を読んでダラダラと過ごしております。
…しまった!FUSION360を少しでも覚えようと思ってたんだ。
でも本とYoutube等のネットの情報だけでは遅々として進まない…そもそも3D-CADに見識の無いゼロからのスタートだから。
ソリッドモデルは丸や三角や四角を組み合わせるんだと言う所までは来ました。
一番最初にやっつけで作った自転車のパイプエンド。

 



 普通に考えればこんな感じだよね。
径を小さくしてリブを立て、これで締まり嵌め。

 



 現物はこんな感じ。
前回のを見て更に肉薄で良い感じ。

 



 試しに嵌めてみたら良い感じです。
R部が奇麗に出ないのはこの機械の限界なんでしょうね。

 



 まあこの辺は手書き平面図の延長なので昔取った杵柄…取ったと言うよりも撫でた程度ですが。
でもこの延長線上では如何ともし難い事ばかり。
どうやらサーフェス(Serface)と言う概念があるようです。
これもまた試行錯誤のあれやこれやで、何とか形にすることが出来ました。

 



 出来上がったので印刷してみることにしました。
数週間ぶりに入るホビールーム、焼け爛れてます。
3Dプリンターは外気温35℃迄が稼働環境なのですが、大丈夫なのか?

 



 図面は中心点から書かなくても、勝手に部品中心を真ん中にしてくれるようです。
これで1時間4分掛かりました。

 



 サポートが多いね。
こういう形の場合は、形状に拘らなければソリッドのままで良い感じです。

 



 出来たのはこんな感じ。
モアレ模様の向きも制御で来たら良いのですが、これは行きあたりばったり。

 



 裏側はこんな感じ。
この辺りが今の技術の限界なのかな。
多分3桁万円出せばかなり良いのがあるんだろうとは思います。
もう30年以上も前(1990年代前半)に見た光造形の3Dプリンターはもう少し綺麗だったけど、あれは当時で4桁万円とか言ってた。
現時点で1桁万円でこのクオリティなら納得しなきゃなんだろうね。

 



 母親が無くしてしまった食器の水切りカゴの排水樋です。

妻があれこれ工夫していたので、作ってみました。
新しいカゴ買えよ!ってところですが(笑)

 



 まあ買おうとは思っているのですが、何かテーマが無いと作れないもので。
FUSION360と仲良くなれるのはまだまだ先だなぁ。

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 2024年9月8日(日)追記
妻から「夜洗い物をすると水が溢れる」とのこと。
少し小さかったかな。
と言う事で投影面積はほぼ同じですが、溝を深く出口を大きく再設計。
暫く使わないと忘れちゃうね、早くモノにしなきゃ。

 



出来上がりはこんな感じ。

 



下写真左が新しいモデル2、右がモデル1。

 



思いっ切り水をいれても、排水穴からの流量よりも余裕があります。

 



これにてこのテーマはお仕舞い。
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2025年2月16日(日)追記

 「まだ水が漏れる」と聞いてたんだけど、対策が後回しになってました。

単純に固定されていないだけなので、位置決めピンを設けることにしました。

2ヶ所にしようか考えたのですが、これでエエやろ。

 

 

 FUSION360にも(ホンの少しだけ)慣れたので、追加は簡単でした。

現物はこちら。

 

 

軸をΦ3にしたのですが、Φ4の方が良かったと思います。

 

 

 と言う事で本当にこれでお仕舞いのつもり。

ものづくりはキリがないね。