安定化電源装置 | CLAYの日記

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老後の為の忘備録

テーマ:電気・電子・光学
2012/01/14 23:56
 ネタも無くなってきたし(笑)、先日ACアダプターの話も出てきたのでその繋がりで。。。
私はACアダプターが別売の時にはなるべく買わずに、手持ちで使える物がないかを先ず探してからにします。
こんな感じで結構流用できる場合が多いから。
 
 携帯機器の動作電圧はマンガン電池の流れで1.5Vの倍数となり、現在の様に全て半導体化されているものは3Vが殆ど。
でも昔から二次電池(充電できる電池)はあり、これは1.2Vなので2個繋げると2.4Vにしかならない。
これでも大抵は実用上問題にならないけど、最初は自信がなかったのか交換不可の内臓品からスタートだったかな?
新し物好きの父親がいの一番に買ってましたね(笑)
 
 現在は二次電池の主流もニッケルカドミウムからニッケル水素に変わってますね。
乾電池は生産する時に、取り出せる容量の100倍以上のエネルギーを使うと言うけど、鉄その他の資源も使うので二次電池の方が環境負荷が少ないのは自明の理。
でも実際には充電器の効率は90%程度で、充電効率は60%程度、放電効率も90%程度…と考えると、コンセントから取った電気の半分も使えていない。
その他の手間暇も考えると、屋内で使う時はACアダプターが有利だけど、別売だと態々買うのは無駄。
なので私の愛用品はこの安定化電源。
 
 
 自作品で、会社の休み時間を使ってシコシコ作った。
1985年01月30日完成!(笑)
 
 
 あの頃会社の昼休みは45分あって、昼飯なんて15分もあれば十分。
残り30分は皆さん居眠りしたりキャッチボールしたりののんべんだらり。
貧乏性の私はそういうのに耐えられなくて、色々工作していた頃の作品のひとつ。
 
 
 現場に転がっている部品掻き集めて、工作機械使っての手作りだから効率とかは一切関係無し。
台座もフライス盤の削り出し…この紋様だと天は下刃、横は側刃、面取りはヤスリの手加工だね。
 
 
 回路は三端子レギュレータと言う極めて簡易に作れる代物で大したことはないんだけど、配線はもう今は見なくなった結束紐。
現在はインシュロックに代表される成形品の結束バンド全盛だけど、束ねる本数が少ない時はこちらの方が美しいね。
 
 
 電圧は9V、電流は1A、効率は多分70%くらい…低い電圧にも別付けアダプタで対応(笑)
元々は自作のアマチュア無線機に繋いていたんだけど、使い道が多いのでその後も手元で活躍中。
…と言うことで、次回に続く(えっ!続くの??)