琵琶湖一周166Km/CS3200 | CLAYの日記

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老後の為の忘備録

 ここ暫く(6年)琵琶湖を周っていない…年齢と体力を考えると日帰りで周れるのはこの辺りが限度か?
あまりにも地元過ぎるので、一泊二日で周る気にはなれないので、やるなら今の内だろう。
ということで、パートナーを探す…S君である。
私よりも8歳年下のアスリート、琵琶湖はかれこれ10年以上毎年周っていると言う剛の者である。
道も良く知っているので打って付け、3年前は10名程度のグループで一緒に北湖を周った。
私は外装21段変速のクロスバイク、S君は内装3段変速のママチャリなので、このハンディがあれば私でもなんとか付いていけるだろう。。。
既に職場が同じではないので、携帯電話にメールを入れて約束を取り付ける。
私は7時出発の予定をしていたが、渋るメールだったので6時を提案、前日に電話を入れて話すと向うは5時出発の予定だそうだ。
自信がないので中庸の5時半出発とする…0時過ぎ就寝、明日は起きられるのか?

2006年05月04日(木)
 朝5時前起床!取りあえず目覚めは快調。
既に夜が明けてかなり時間が経っている感じ(日の出は5時丁度くらいだ)…サマータイム制には断固反対の立場であるが、夏場だけでも夜更かしの生活は改めるべきだと感じる。
朝食は食パン一枚とコーヒー。
荷物が若干纏まりきっていなかったので最終調整と、自転車に空気を入れると5時半前、シュコシュコやってるとチェリーが吠えるのでS君の来たことが判った。
道路に出ると案の定ということで、予定通り5時30分に出発する。
ルートは当然反時計周りで、北に向かって出発。
 
 
 何故北周りなのか?理由は1つ、途中でキブアップした時の保険だ。
しかも二つあって、
1.琵琶湖大橋を通って南湖をキャンセルする…これにより30km近くショートカットすることが出来る。
2.貴生川まで行って近江鉄道に乗り、米原まで行く…これで20km短縮できる。
 近江鉄道の場合は、先の輪行コースでも書いたように乗れる時間が限られるので、撤退するなら早めの判断が必要。
何にしても切り札は最後まで取って置くべきだ。
ということを考えると、湖東在住の場合は北湖から周るの(左回り)が良いと思う。
左回りだと湖側を走り、景観も良い。
 国道8号線は危ないので、なるべく田舎道を選んで走る。
10kmも走るとまだ桜が咲いている。
しかも珍しい赤い桜が多い…ブレているが。。。
カメラは携帯電話付属ので、停まる時間が惜しいので自転車からの撮影が主となる。
故にアングルと写りが悪く、更にシャッターチャンスを逃している場合が多い。
 

 最初の難関は賤ヶ岳トンネル、狭いし危ない。
ついでにあちこちから水が滴っているので、ところどころ水溜りがある。
泥除けの付いていない私の自転車では見事に背中にハネを喰らった。
トンネルを出ると飯浦、琵琶湖が近い。
 

その後まだトンネルが2つ、これらはそれなりにまだマシな感じ、、、歩道は広い方を選んで通るべし。
 

 トンネルを3つ越えて5km程走ったサニービーチに7時30分頃到達、約10分休憩、自販機でスポドリを購入。
結構テントが並んでいる…滋賀県だけでもオートキャンプ場は10個は下らないはず、物凄いキャンプ人口だと感心する。
 
 
 なんとなく腹が減ってきたので、今津のマクドナルドで二次朝食を取ることにする。
8時30分に到着(所要3時間00分、57km地点)
先客に琵琶湖一周中らしい男性(単独行)と、男性1名、女性2名のグループが居た。
朝マックのベーグルだけでは足りないので、更にソーセージマフィンを食べる。
この時点で既に脚にきてる…本当に大丈夫なのか?
出発迄にストレッチする。
 9時40分高島町の白髭神社でまた10分休憩。(所要4時間10分、距離不明)
休憩中に琵琶湖一周中らしき二人組みが通って行く。
あまりペースは速く無さそうなので、年甲斐もなく追い越すことにする(笑)…写真は追い越しを掛けるS君。
 

志賀町に入った辺りでチェーンが外れる、いい加減に変速したからだ。
ワイヤーが少し伸びてきているので、SISが上手く働かない。
1時間程走っているのでついでに休憩して記念写真を撮る。(所要5時間4分、74km地点)
 

 11時30分頃大津に入る…遅い。
8年前に比べ、30分以上ペースダウンしている…やはり歳なのか?
…そりゃそうだろう、8年も歳食ってるしこれと言って体力作りもしてないし。。。と自分を慰めつつもややがっくりする。
12時30分大津市におの浜の吉野家に入る。(所要7時間00分、97km地点)
隣にビックリドンキーもあったが、何分ペースが遅れているので時間優先だ。
豚生姜焼定食の大盛と生野菜を食べる…15分ちょっとで店を出る。
出てすぐに近江大橋が見える。
ついうっかりと近江大橋ルートに乗ってしまうS君、慌てて元に戻る。
彼曰く「近江大橋を渡ったら琵琶湖一周ではない!」だそうだ。
 

 瀬田唐橋を通るのが本物の琵琶湖一周らしいが、自転車では不便なので、ここは略式で瀬田川大橋を通ることにする。
距離的には往復1.2kmなので、ここは目を瞑るらしい(笑)
いよいよ折り返し地点である、距離ではなく方向として。(所要7時間05分、107km地点)
ペースメーカーであるS君が良いのか、疲れ具合は前回よりもマシな感じ。
 

 ここからは交通量が多く国道は危険なのでなるべく避け、浜街道を通って行く。
 

水郷巡りの看板のあるところで休憩。(所要9時間30分、距離不明)
彼はここの自販機でジュースを買うが、私は更に2km程言った所に新しく出来たコンビニに寄り、スポドリとチョコボールを買う。
 

 この辺りから尻にくる…脚にはとっくに来てるが。。。
途中のコンビニでお茶とチョコバーを購入。
新海浜を越えて彦根に入る…八坂町のコンビニで休憩。
お茶が殆ど残っているので特に購入品は無し。
 

 今までは夏場に周っていたが、後半になると急激に水分の補給が頻繁になり、軽くスポドリ10本以上は飲んでいた。
やはり今の気候の方がサイクリング向きなのだろう。
ここからは20kmちょっと、ノンストップで走りきる。
 

 17時10分目的地着、目標の12時間を切る。(所要11時間40分、163km地点)
何が目的地かと言うと焼き鳥屋である(笑)
S君のお気に入りの店。
 

 生中2杯と焼き鳥を腹一杯、更に焼き鳥重を詰め込み身動き出来ない状態(笑)
18時20分店を出る。
痛む尻と脚を庇いつつ(暫く休むと痛みがかなりきてる)、再び走り出し、約3km離れた家に向かう。
1.5km地点でS君と別れ、18時30分到着。(距離166km)
 

無事に帰れたので記念写真。
 

走行データ
 日時: 2006年05月04日(木) 05時30分~17時10分(目的地)、18時30分(自宅)
 所要: 11時間40分(目的地)、11時間50分(自宅)
 走行: 163km(目的地)、166km(自宅)
 
 とにかく沢山の琵琶湖一周中らしきグループを見た。
ロードレーサーでそれなりの格好をした人達(しかも単独行が多い)はどうも違うようで、普段着にMTBやママチャリで走っている人達は如何にもという感じ。
銀マットやでっかいシュラフを積んで、テント泊スタイルも多かった。
夏には別コースでテント泊サイクリングをするつもりなのだが、あの装備は嫌だなぁ…多分究極の軽装備泊となる予定。
 日帰りで周ることは多分もう二度とないだろう…宿泊してまで周るつもりもないので、これが最後だと思う。
次はもう少し楽で違うコースを探すつもり。