日程:2005年11月05日(土)~06日(日)2日(テント泊)
交通:スクーター(Axis90)
メンバー:単独
天気:初日快晴、2日目雨
登り:10時31分~
下り:
交通:スクーター(Axis90)
メンバー:単独
天気:初日快晴、2日目雨
登り:10時31分~
下り:
2005年11月05日(土)
年始から始めた山登り、徐々にステップアップということで、500mの雪山から始まり10月には伊吹山に行った。
いよいよ年内最後の目標である”低山テント泊”を慣行する。
問題が無ければいよいよ来年は2,000m級に挑戦だ。
手持ちの不十分な道具で泊まるためにあれこれ考えた結果、
1)流石にこの季節、シュラフは必要だろう、、、ドイターのプラス1があれば良かろう。
2)テントはケルマが入らない…山中泊でテンチョは流石に不安なので、弟の1人用を使う。
3)マットは嵩張るので1mmの銀シートを畳んで使うことにする。
4)バーナーは当然ジュニアバーナー、ミニガスタンクを携行。
5)ランタンは入らないので今回は無し…ちょっと不安だが。
実はキャンドルランタンが欲しかったが、買いに行く前日呑み屋に財布を忘れてしまい、買いに行けなかったのだ。。。
…後はいつもの装備。
1)流石にこの季節、シュラフは必要だろう、、、ドイターのプラス1があれば良かろう。
2)テントはケルマが入らない…山中泊でテンチョは流石に不安なので、弟の1人用を使う。
3)マットは嵩張るので1mmの銀シートを畳んで使うことにする。
4)バーナーは当然ジュニアバーナー、ミニガスタンクを携行。
5)ランタンは入らないので今回は無し…ちょっと不安だが。
実はキャンドルランタンが欲しかったが、買いに行く前日呑み屋に財布を忘れてしまい、買いに行けなかったのだ。。。
…後はいつもの装備。
行く先は色々と吟味の上、ガイドブックの”千種越え”コースをアレンジすることにする。
コースが沢山あるので、その時の状態で臨機応変にできるだろうという判断。
しかもテント泊できる場所も多そうだ。
コースが沢山あるので、その時の状態で臨機応変にできるだろうという判断。
しかもテント泊できる場所も多そうだ。
7時40分起床、8時30分出発。
この時期寒くなってきたのでそろそろスクーターではなく車なのだが、今回もスクーターにする。
甲津畑からのルートを取るが、「軽車両であればここまで行ける」と書いてあり、3km程距離を稼げるようだ。
往復6km、、、これは大きい。
この時期寒くなってきたのでそろそろスクーターではなく車なのだが、今回もスクーターにする。
甲津畑からのルートを取るが、「軽車両であればここまで行ける」と書いてあり、3km程距離を稼げるようだ。
往復6km、、、これは大きい。
積載形態はこんな感じ。
カプサン初出動である…大きすぎてハンドルが曲がらない(笑)
そりゃそうだろうねぇ、、、前回フューチュラでジャストサイズだったもん。。。
低速走行時や切返しでは不自由。。。
通常走行ではハンドルの切れ角は無いに等しいので大丈夫だろう。
(ほんとか??)
半分ツーリング気分で出る。
何せ片道50km近い距離である。
そりゃそうだろうねぇ、、、前回フューチュラでジャストサイズだったもん。。。
低速走行時や切返しでは不自由。。。
通常走行ではハンドルの切れ角は無いに等しいので大丈夫だろう。
(ほんとか??)
半分ツーリング気分で出る。
何せ片道50km近い距離である。
10時丁度に現地に着く…車が10台程度止まっており、やはりスクーターで良かった。
…が登山口が判らないので30分程ウロウロする。
舗装路を進行したが、落石だらけの行き止まり…二十歳過ぎの青年が3人来たのでようやく場所がわかる。
写真の登山口の通行止めの看板は下山時のもので、登るときには横に伏せてあった。
…が登山口が判らないので30分程ウロウロする。
舗装路を進行したが、落石だらけの行き止まり…二十歳過ぎの青年が3人来たのでようやく場所がわかる。
写真の登山口の通行止めの看板は下山時のもので、登るときには横に伏せてあった。
このまま進行する…が、尖った石が多く進めない。
所詮はスクーターなので、ラフ路を強いるのもあまり良くないかと1km地点にあった駐車場に止める。
ここまで来ている車が1台あった。
ここからはほぼ平坦な道が続く…もう少し頑張れば更に進めたのかも知れない。
11時スタート。
所詮はスクーターなので、ラフ路を強いるのもあまり良くないかと1km地点にあった駐車場に止める。
ここまで来ている車が1台あった。
ここからはほぼ平坦な道が続く…もう少し頑張れば更に進めたのかも知れない。
11時スタート。
11時50分、幾つかある橋の中でも最難関。
う~ん、どうやって渡ろうかねぇ、、、と思いつつチンタラ渡ると、前で同年輩位の男性が待っていた。
ひょいひょいと軽々渡っていくので少し悲しかった。。。
13時40分、杉峠。
何組か居たが、昼食もほぼ終了しているようだ。
到着がかなり遅れたので昼食を取ってすぐに出発する。
ここから雨乞岳が見える…先ずはあそこだ。
何組か居たが、昼食もほぼ終了しているようだ。
到着がかなり遅れたので昼食を取ってすぐに出発する。
ここから雨乞岳が見える…先ずはあそこだ。
雨乞岳山頂、ここからどちらに行けば良いのか判らない。。。
ここで私よりもやや若い方に出会ったので、道を聞いて東雨乞岳に向かう。
手前に見えるのが東雨乞岳で、奥の左が御在所岳、右が鈴鹿の槍と呼ばれる鎌ケ岳。
単眼鏡で見ると岩ばかり…次回来るときはもっと軽い装備であそこを目指そう。
ここで私よりもやや若い方に出会ったので、道を聞いて東雨乞岳に向かう。
手前に見えるのが東雨乞岳で、奥の左が御在所岳、右が鈴鹿の槍と呼ばれる鎌ケ岳。
単眼鏡で見ると岩ばかり…次回来るときはもっと軽い装備であそこを目指そう。
ここから東雨乞岳は近くてあっという間だ。
だがこの時点で既に15時…出だしで2時間以上遅れてるもんね。
時間があれば武平峠を通って御在所岳経由で上水晶谷のキャンプ地に向かうつもりだったが、とてもそんな余裕が無い。
無理は禁物なので、今日はコクイ谷からショートカットでキャンプ地に向かうことにする。
東雨乞岳から降りるクラ谷は殆ど獣道かというような藪の下にある空洞。
このザックではよく引っ掛る。
だがこの時点で既に15時…出だしで2時間以上遅れてるもんね。
時間があれば武平峠を通って御在所岳経由で上水晶谷のキャンプ地に向かうつもりだったが、とてもそんな余裕が無い。
無理は禁物なので、今日はコクイ谷からショートカットでキャンプ地に向かうことにする。
東雨乞岳から降りるクラ谷は殆ど獣道かというような藪の下にある空洞。
このザックではよく引っ掛る。
コクイ谷出会いで既に16時30分、GPSに拠ると日の入りは17時前だ。
予定では所要1時間、辿り着けるのか??
ぼちぼち薄暗くなってきている…しかも地図には”迷”のマークがあるぞ。。。
道伝いに進むとそこは急斜面だった…木にテープが巻いてあるので、信用してそのまま進む。
…急斜面を「本当にこれ?」と思いながら川まで降りるが、残念ながら岩場でその向うに進めない。
「濡れていこうか」とも思ったが、どうにも違うようだ。。。
予定では所要1時間、辿り着けるのか??
ぼちぼち薄暗くなってきている…しかも地図には”迷”のマークがあるぞ。。。
道伝いに進むとそこは急斜面だった…木にテープが巻いてあるので、信用してそのまま進む。
…急斜面を「本当にこれ?」と思いながら川まで降りるが、残念ながら岩場でその向うに進めない。
「濡れていこうか」とも思ったが、どうにも違うようだ。。。
何度か逡巡して急斜面にへばり付いているところで日が暮れだした。
うーん、、、これはマズいよねぇ。。。
この急斜面でビバーグはちょいと御免蒙りたいし、下の川辺の岩場もヤだねぇ。。。
とりあえず火事場の馬鹿力で急斜面を上がると、元来た道らしい山道に戻る。
そろそろタイムリミットか…上水晶谷には辿り着けなかった。。。
比較的広い(1m程)の場所を見つけ、山道にテントを張る…半分斜面に掛かってる。
ヘッドライトを点け、テントを張り終わった時にはとっぶりと日が暮れていた。
谷間なので空は殆ど見えないが、星も無いしかなり暗い。
エマージェンシーキットに入れてあったタブキャンドルに火を点ける。
闇夜に一点の光があるのは心強い。
とりあえず夕食を済ませ、酒呑んで寝る事にする…ラジオ持ってきて良かった。。。
うーん、、、これはマズいよねぇ。。。
この急斜面でビバーグはちょいと御免蒙りたいし、下の川辺の岩場もヤだねぇ。。。
とりあえず火事場の馬鹿力で急斜面を上がると、元来た道らしい山道に戻る。
そろそろタイムリミットか…上水晶谷には辿り着けなかった。。。
比較的広い(1m程)の場所を見つけ、山道にテントを張る…半分斜面に掛かってる。
ヘッドライトを点け、テントを張り終わった時にはとっぶりと日が暮れていた。
谷間なので空は殆ど見えないが、星も無いしかなり暗い。
エマージェンシーキットに入れてあったタブキャンドルに火を点ける。
闇夜に一点の光があるのは心強い。
とりあえず夕食を済ませ、酒呑んで寝る事にする…ラジオ持ってきて良かった。。。
なんだか肩をガジガジと齧られている気がする。
手をやると親指を”バクッ!”
う~ん、、、これって、食べられてる?
万力で締め付けられてるみたい…まあテントとシュラフ越しなので、なんてこたない。
牙も無さそうだし、唸り声も聞こえないので多分鹿だろう。
そのままグリグリと地面に押し付けると離れた。
でも気配はなくならないので、テントの中でLEDを点け、バンバンと地面を叩いたら気配は消えた。
でも髪に雫が落ちた…結露が酷いようだ。
時間を見ると3時30分…一度起きると中々寝付けないぞ。。。
そのまままたウトウトする。
手をやると親指を”バクッ!”
う~ん、、、これって、食べられてる?
万力で締め付けられてるみたい…まあテントとシュラフ越しなので、なんてこたない。
牙も無さそうだし、唸り声も聞こえないので多分鹿だろう。
そのままグリグリと地面に押し付けると離れた。
でも気配はなくならないので、テントの中でLEDを点け、バンバンと地面を叩いたら気配は消えた。
でも髪に雫が落ちた…結露が酷いようだ。
時間を見ると3時30分…一度起きると中々寝付けないぞ。。。
そのまままたウトウトする。
6時15分、目が覚める。
フィトンチッドのお陰か、キャンプの時は睡眠時間が少ない。
テントを乾かしながら朝食、、、メニューは中華丼とスープ(もち全てインスタント)
8時10分再始動!昨日失敗したところに向かう。
…が、やはり3本目以降のテープを見つけられない。
8時50分、「やはり諦めてクラ谷を戻ろう」と思い、山道に戻った瞬間、チラリとテープ様のものが見えた。
急いで単眼鏡で確認する。。。間違いない。
昨晩は暗くて確認できなかったが、川に下りるのではなく、右手に山道があったのだ…ここを進もう!9時10分。
出発してからすぐに雨、、、雨具を着る。
この道は45分が標準コースなのだが、一向に着かない。
GPSで距離を確認しながら進むが一向進展しない。
川をそのまま下ってるが、別に山道があるのか?
何せ殆どがこんなところだ、、、極端に進行速度が遅い。
11時00分、コクイ谷を抜ける。
所要2時間、地図の”45分”の表示はなんだったんだ?
フィトンチッドのお陰か、キャンプの時は睡眠時間が少ない。
テントを乾かしながら朝食、、、メニューは中華丼とスープ(もち全てインスタント)
8時10分再始動!昨日失敗したところに向かう。
…が、やはり3本目以降のテープを見つけられない。
8時50分、「やはり諦めてクラ谷を戻ろう」と思い、山道に戻った瞬間、チラリとテープ様のものが見えた。
急いで単眼鏡で確認する。。。間違いない。
昨晩は暗くて確認できなかったが、川に下りるのではなく、右手に山道があったのだ…ここを進もう!9時10分。
出発してからすぐに雨、、、雨具を着る。
この道は45分が標準コースなのだが、一向に着かない。
GPSで距離を確認しながら進むが一向進展しない。
川をそのまま下ってるが、別に山道があるのか?
何せ殆どがこんなところだ、、、極端に進行速度が遅い。
11時00分、コクイ谷を抜ける。
所要2時間、地図の”45分”の表示はなんだったんだ?
この辺りから慎重になる。
何せ朝から雨なので、人っ子一人出会わない、昨日とはエラい違いだ。
「ここで迷っても2泊目はないぞ」と自分に言い聞かせて進む。
でも実際には何度もコースロストする。
杉峠目前(直進300m手前)でまた迷う、12時過ぎ…こんなところに出たけど大丈夫?
…全然大丈夫じゃない。。。
GPS頼りに元のコースに戻る…タイムロスが多い。
注意深く見ると、それらしきりボンはあるのだが…素人に見つけるのは無理じゃない?
しかも何度もトラバースしてる!
13時頃に杉峠に着くが、雨なので人はいない。
昨日とは打って変わった人を拒むような感じだ。
ここまで来れば道迷いはないはずだ。
…昼飯は…無し!
このまま進めば15時には出発地点に戻れる、こんなところで時間潰したくない。
ウェストポーチの飴を舐めながら進む。。。
そろそろ足が痛くなってくる。
限界かなぁ、、、2km手前でミニパジェが朽ち果てているところまで戻る。
軽自動車でここまで来てるんだから、これたはずだよねぇ。。。
このまま進めば15時には出発地点に戻れる、こんなところで時間潰したくない。
ウェストポーチの飴を舐めながら進む。。。
そろそろ足が痛くなってくる。
限界かなぁ、、、2km手前でミニパジェが朽ち果てているところまで戻る。
軽自動車でここまで来てるんだから、これたはずだよねぇ。。。
14時50分、愛車Axis90の元に辿り着く。
隣の車はもう無かった。
ここから登山口までAxisに跨りころがり落ちる。
メーター読みで1km以上あった…これはかなり助かる。。。
隣の車はもう無かった。
ここから登山口までAxisに跨りころがり落ちる。
メーター読みで1km以上あった…これはかなり助かる。。。
登山口からは一目散!
途中自販機を見つけたので熱い缶コーヒーとバランス栄養食でちょいと補給。
後は雨の中帰る…しまった!車に自転車でも積んで来りゃ良かったんだよね!
途中自販機を見つけたので熱い缶コーヒーとバランス栄養食でちょいと補給。
後は雨の中帰る…しまった!車に自転車でも積んで来りゃ良かったんだよね!
なんにしても疲れた山登りだった。
地図とシルバコンパス、GPSをフル活用でなんとか生き延びた。
どれか一つ欠けていても遭難は必至だった。
思ったように進めず、山に拒まれている感じで、ほうほうの体で逃げ帰ったような感じ。
地図とシルバコンパス、GPSをフル活用でなんとか生き延びた。
どれか一つ欠けていても遭難は必至だった。
思ったように進めず、山に拒まれている感じで、ほうほうの体で逃げ帰ったような感じ。
コメント
ぞう2005年11月07日 00:15
☆ま、、冬眠準備中の食あさり中の熊なら、、死なないまでも、、指ぐらいは持ってかれてるだろうから、、熊だとしても、、小熊、、どっちにしても熊かいっ!。
☆しかし、、ホント頑張るねぇ、、少しはその努力を(熊に囓られるとこではなく)見習いたいもんだね、、ま、、明日からのイベントを一つこなしてから、、うまくいったら活動範囲も広げられるだろう。
コメント
コメント
しま(*^-^*)2005年11月07日 00:20
足先が地に届かない水中は苦手・・・・。
お日様の見えない森林で一人ぼっちにされるのはもっと苦手・・・・。
そんな人間から見ると、CLAYさんが頼もしくて仕方ないよ^^
お日様の見えない森林で一人ぼっちにされるのはもっと苦手・・・・。
そんな人間から見ると、CLAYさんが頼もしくて仕方ないよ^^
でも・・・・、最初の画像が二宮金次郎に見えるのは
ナゼだろう・・・・?^^
コメント
ナゼだろう・・・・?^^
コメント
南十字星2005年11月07日 22:07
いや~ほんまに遭難寸前やね・・(^^;)
それにしてもガブリ!の正体は?鈴鹿だけに・・鹿なの?
シカとわからない?なんちって・・
シカとわからない?なんちって・・
命だけは大切に・・
コメント
コメント
退会したユーザー2005年11月15日 02:16
ぷぷぷ…南さんうまいっ!
しかし、シカなのかクマなのか、もしかしたらウマなのか?
あ!ウシという選択肢も…?^^;
あ!ウシという選択肢も…?^^;