新たなる気持ち | マダム茉莉花のブログ

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何かとタイミングを逃し更新を怠っている内に11月に入った。

今年も後2ヶ月をきり、ぼやぼやしていると年が変わってしまう。

 

だが、時間が過ぎていくのを嘆くばかりでは進歩がない。

 

それに、今日はうれしいことがあった。

 

それは、今年の4月13日(金曜日)に出勤途中に事故にあ

って欠勤していた同僚が、本日より職場復帰したことである。

 

赤信号で止まっているところを後ろから追突され、9メートルも

引きずられるという大事故で、誰もがよくぞ命が助かったものだ

と感じたものだが、もちろんまだ完治した訳ではないにしても、

とに角仕事ができるまでになり、体を動かしていた方が回復も早

いという医者の勧めも有り、本日より復帰したのだ。

 

彼が復帰して一番ほっとしているのは、もちろん彼が休んでいる

間、二人分の仕事をこなしてきた相方であろう。

 

その相方が仕事が終わった後、社長のところに神妙な顔で来て

「あの、少し話があるんですけど・・・」と切り出したものだか

ら、一体どんな話だろうと思わず耳をすましてしまった。する

と、なんと彼は「来年の1月に(5人目の)子供が生まれるんで

す。」と言うので、その場にいた一同ビックリしてしまった。

 

だがとにかくおめでたいことが1日に2つも重なったので、何だ

か私までうれしくなり、夕食は大好きな牡蠣ご飯と牡蠣鍋のおろ

しポン酢で一人でお祝いをした。

 

そして満腹しご機嫌になったところで、この2週間ばかり私の頭

の中でもやもやしていた黒い霧を吹き飛ばすことにした。

 

それは、私のブログについた1つのペタから始まった。

 

「放射能の影響が怖くて子供を作ろうか迷っています。」という

書き出しで始まるそのブログには、一方的できつい言葉が延々と

続けられていた。

 

「私は怖くて東北の野菜を買うことができません。

仕入れ値が安いからか、どこのスーパーに行っても東北産ばかり

 

ミンチにしても国産とだけしか表記していないので、東北のお肉

を混ぜられているのではないかと、国産のお肉には手が出せません。

 

近所のお店には東北産の野菜しか置いていないので、ネットで

野菜を買うことも考えています。」

 

「文部科学省の調べでは、東京都でチェルノブイリ級の放射能の

影響を受けていると発表がありました。 東京でチェルノブイリ

級です。東北はそれ以上です。これって風評被害ですか? 現実

を見直してみてください。」

 

「わざわざ東北の牛乳を西日本に持ち込んで販売するのは,なぜ

でしょうか。お米を混ぜる必要があるのでしょうか。

 

売れないから、苦しいから、だから何をしてもいいのでしょうか?

 

物づくりをする人間なら、もう少しプライドをもっていただきたいものです。」

 

「生活が苦しいからとチェルノブイリと同じかそれ以上の放射能

の影響がある地域で栽培した食物を販売する意味がわかりません。 

風評被害だ!なんてどうして言えるのでしょうか。」

 

「農家の人がこの記事を見ると気を悪くするのはわかりますが、

自分の大切な人を守る事を優先する。それが当たり前です。 

何度も言うようですが、何かあってからでは遅いのです。」等々。

 

読み終わって、何とも言えないざらりとした不愉快な後味が残った。

 

確かに、彼女が自分のブログに自分の個人的な考えを書くのは、

彼女の自由であろう。

 

だが、なぜそれをわざわざ彼女とは真逆な考えを持っているのが

明らかな私のブログにペタをつけて、私が読むように仕向けたの

か、その意味がわからなくて考え込んでしまった。私に何を期待

したのだろうか。

 

「教えてくださってありがとうございます。あなたのおかげで目

が覚めました。感謝します。」と私が言うとでも思ったのだろうか。

 

だが生憎だがここは私のブログである。

彼女に意見するつもりは毛頭ないが、彼女の考えを受け入れるつ

もりもない。

 

あくまでも私は自分の頭で考え、自分で下した判断に従いこれか

らも行動するつもりである。

 

政府のキャンペーンに踊らされているわけではないし、誰かに

強制されているわけでもない。

 

私はこれからもおいしく食べて応援しよう,と気持ちを新たにする今日この頃である。