HACCP指導者研修、12月2日~5日、大阪 | 広田鉄磨のブログ

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皆様
 
どのHACCP研修をうけても さらに上の方のコースがあるような説明をされる、最上級の研修を受けたと思っていたらいつの間にか その上のコースが上梓されていた まるで無限ループにはまったようだとぼやく方々に背中を押されて これ以上の上はない 打ち止めの研修を設計いたしました
 
ご関係の方々にも回覧お願いいたします
 
 
 
HACCP責任者研修を受講済みの方であれば、すでに自分の職場でのHACCP構築に関してはある程度の自信をお持ちであろうと拝察します。しかし、同じグループ企業内であっても、ほかの工場ではいかがでしょう?
生産品目の違いもさることながら、工場ごとに職場風土の差があります。同じ話し方をしているはずなのに、相手の取り方が大きく違っていた、という経験は皆様も過去に経験されているのではないでしょうか。同じグループ企業であってすら、このような差異が往々にしてありますが、製造委託先、監査先、コンサルティング先などになりますと、根本的な経営部分での方針の違いまであって、方針の差異を受け入れながらも、有効性のあるHACCPの構築に向けて背中を押すことは、非常に困難な作業です。
この研修では、いろいろなケースでも、難事中の難事である外部のコンサルタントとして企業に入っていってHACCP構築のお手伝いをするという役割に身を置いていただき、相手の身になった、相手にわかる教え方で、相手の身の丈に合った、しかし有効性のしっかり確保されたHACCPを構築していくための手法を身に着けていただきます。
複数の工場におけるHACCPを本部より統括する立場にある方々、製造委託先の品質保証の面倒を見られている方々、バイヤーとして、あるいは二社監査担当として納入業者の品質保証を指導する立場にある方々、将来に衛生管理のコンサルタントを目指す方々など、自分が直接にかかわっているラインや人間関係の枠組みの外に出て、HACCPを推進していく立場にある方々に適したセミナーです。
カリキュラム
この研修では、まずHACCP責任者研修での学習内容の振り返りを行い、基本的な知識の欠落が起きていないか、責任者研修後、十分に学習を積み重ねてきたかの確認をおこないます。
二日目以降は、和菓子屋での実際の製造の様子を動画で見ていただき、その事業所で有効に機能するHACCPプランを模索します。プランがおおよその形を持ってきたころに、和菓子屋における経営資源の限界を講師が示しますので、受講者はプランを現実面での制約を加味して再構築し、今後約1年程度の間でのHACCP展開計画を提案書という形にまとめ上げ、和菓子屋の社長に納得してもらえるものかどうかの評定を講師と受講者全員でおこないます。
 
【ご注意事項】
本セミナーはかなり高度な内容となりますので、過去に梅田キャンパスでの「HACCP責任者研修」(または社団法人食品品質プロフェッショナルズが他会場で実施した同セミナー)を受講されていない方は、この指導者研修の前に「責任者研修」を受講されることを強く推奨します。
過去に他団体で同様の研修を受講されている場合、お申込みフォームにて受講情報をご入力ください。
ノートパソコンを必ずお持ちこみください。 HACCPプラン、提案書の作成にはパソコンが必須です。また、途中で調べ物等のためにインターネットでの検索を何度も行うことになります。通信機能の付いたパソコン、またはスマホが必要となりますのでご留意ください(ゲストWi-fiにて教室内ではインターネットアクセス可能です)。
■進捗に不安のある方 内容をもっと充実させたい方には、19時30分~40分まで講師が居残っておりますので最大限の指導を受けることを推奨します。
 
受講料は受講初日にお支払いただきます。当日キャンパス1FのTSUTAYA BOOKSTOREレジにてお支払ください。
 
講師 関西大学化学生命工学部特任教授 広田鉄磨等