たとえば、
人から声をかけられて、、
何かものが落ちて、、
大きな音が聞こえて、、
など、「突然」のことについて。
そんなとき、
「おお」とか、「わぁ」とか、「えっ」など、びっくりした声も、
その「驚きの様子」も、瞬時に表に出さないようにする私だった。
以前は、心を表さないように、隠し、
蓋をし、言葉はもちろん表情にも出にくくしていたのです。
ただ、その場から去ったり、目を逸らしたり、
「身体の動き」で代替していました。
逃げることが、対処の方法になっていたんです。
驚くことは、今も突然にある。
先日は、朝、エレベーターのドアが開いて、
小学生の女の子と出くわした時でした。
視線を少し下げたら黄色い帽子が、自分に向って動いてくる。
彼女の全体が見えていない瞬間のことで、思ってもみなかったことだった。
私がボォーっと、
考えごとをしながら歩いて近づいていたからだ。
これを、びっくりさせられた出来事 と思うか、
びっくりしたのは自分が考えごとをしていたから
と、思うかで違いがある。
自分自身がどういう状態か、
考えることによって、状況は平たく理解できる。
うれしいことの前に、
「びっくり」していて、
かなしいことの前にも、こわいとか、
頭にくるの前に「びっくり」しているようなのだ。
塾で教わりました。
美味しい驚きもありますね。
1日に何度か、びっくりすることもある。
突然のことも、
何に驚いたのか身に起きた訳が分かると、
すぐ平穏になるし、逃げる必要もなくなる。
些細なことなのですが、
関係がスムーズになっていきます。