30代の頃、人材派遣会社で、
営業とコーディネーターの仕事に就いていた時のこと
直属の上司は同じ年齢の役員
転職組の私とは異なり、会社創設から尽力してきた生え抜きの方だった
あるとき、打ち合わせで
上司「お前は言葉をはぶき過ぎる」
私「・・・」
上司「もう1往復か2往復(相手とコミュニケーションを)してから、その言葉を発するなら、相手がお前の話しを理解できるけれど、お前の頭の中の結論を突然言葉にしても相手は理解できない」
と、言われた
私は、理解できない方が(頭の)回転が悪いんちゃう!? っとお腹の中でムッとした顔のまま、打ち合わせを終えていた
お読みいただいている方は、
上司と私のやりとりをどう思われただろうか?
具体的な話のテーマは割愛しているので、分からない点があるかも知れない
当時の私が、上司の言葉をどのように捉えたか 反応をそのまま挙げました
SBFでセッションと、
今年からスタートしている SBF塾 大阪で教えを受けている今の私の答えは、
上司が伝えようとした意味が分かっていなかったのは 私だった ということ
頭が動いていなかったのは 私の方だった ということだ
同社に転職して直ぐに新規大口の取引先へ人材の提案に成功し、
部の実績となっていたことも合わさり、高慢になっていた私は、上司の言葉が 耳に入らず、
自分のもの にできていなかった
責任を理解できてなかった
既存の取引先は、スタッフに助けられ安定していたものの
その後の新規開拓に苦慮していたことが物語っていた
・(派遣契約で仕事を希望する)スタッフの本当の思い
・(派遣会社に依頼する)企業が本当に期待していること
営業とコーディネーターを兼務できる、ポイントをことごとく活かせられなかった
それは、言葉を用いてのコミュニケーションで、新規スタッフや取引先とお互いの理解に至らなかった結果となって数字に表れていた
信頼関係の、構築ができていなかったのだ
こうして振り返ってみると、
全ての出来事を思いだす訳ではない
ただ、自分の問題や責任をそのまま放置していると、
手を変え品を変え 自分の目のまえに突きつけてくれる、出来事となって起こる
それは、 自分が取り組む責任があること なのだといまは理解している
言われたことは、自分にとって必要な教え だと自らが分かって行動に移したなら、
言葉について コミュニケーションについて SBFで脳の働きを知ろうとすることも無かったかも知れない
だから、「本当に間に合って良かった」と心底感じている
人や動物、自然や家族、社会との関係から、
あなたの頭のなかの働き によって起こることのとらえ方が変わってしまいます
伴う感情も変わり、引っかかりが無くなってきます
いま、ここで なにか思いあたる出来事はあるでしょうか?
そのこころの準備は、覚悟となって明らかにされ、
あなた自身が答えにたどりつくことを待っています