家事こそ脳トレ!脳が冴える15の習慣 | 金持ち母さんになりたいの♪

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今日もご覧頂きありがとうございます。


家事こそ脳トレ!
なんか大それたタイトルをつけましたが、
内容はいたって簡単なことですのでお付き合いください^^



私の愛読書の一つである
「脳が冴える15の習慣」  著者:築山 節 NHK出版










脳神経外科専門医であり、
ボケ症状の治療の権威でもある築山先生が、
長年多くの患者さんたちに指導してきた、
習慣を変える方法を、15の章立てで分かりやすくまとめられた本です。



・人から話しかけられた時などにパッと反応できない。
・話を聞いても、文章を読んでも内容が頭にスラスラ入ってこない。
・よく知っているはずのことが思い出せない。
・思考がすぐに途切れてしまう
・良いアイデアが浮ばない。
・集中力が続かない。
・ぼんやりしているうちに時間が過ぎている。




はじめに、この問いかけを読んだ時、
えっ~~~?あるある!!そうそう!!
思わず声を出して答えてしまいました ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ




それからと言うもの、折にふれて
その時の自分に合った章を読み返しています。






今日ご紹介するのは、お気に入りの習慣4
「家事こそ脳トレ。雑用を積極的にこなそう」です。



脳の司令塔と呼ばれる「前頭葉」の力を高めるために必要なこと、
それは「雑用」なんです。



えっ?雑用が?と思うでしょう。



前頭葉には、目や耳から入ってきた情報を集めて処理し
すでに記憶として蓄えられた情報と組み合わせて、
思考や行動の組み立てを作り、命令を出す役割があります。



・・・でなんで雑用?



はい!前置きが長くなりましたが、
大切なのは、「指令を出し続ける脳の体力を高めること」で、
その脳の基礎体力を鍛えるのに最適なのが、「雑用」なんです。




前頭葉の体力が落ちてくると、
・やれば出来るのにやらない。
・人から命令されなければ動かない。
・感情のおもむくまま時間をダラダラ過ごしてしまう。




日常的な雑用って面倒くさいことが多いでしょう。
でも面倒くさいことや、辛いことをコツコツやっていくことで、
「耐性」とでも言うべき力がついてきます。



スポーツにたとえて言えば、
ランニングや筋トレですね。



決してラクじゃないしプレーに直結してないから、
手を抜きたくなりますが、毎日続けることで持久力や筋力がついてきます。



この基礎体力が身についていると、
後にテクニックも身につけたとき、
最高のパフォーマンスが出来るようになっています。




私もバレーボールを8年間続けてきて、
このことは身を持って体験しています。
だから今でも、少々困難なことがあっても
あの練習に比べれば平気平気!って思えます^^




よく言われる、
「若い頃の苦労は買ってでもしろ」を、ここでは、
「若い頃の雑用は買ってでもしろ」になっています^^



人のやりたがらないような雑用でも、
自ら買って出て、コツコツとこなしてきた人は
前頭葉が鍛えられ、意志的・主体的に行動する力の高い人になりやすいといえます。





家事においても、
部屋の片付けや壊れているものを修理に出すなど、
自分の身近にある、面倒くさいと感じる問題を毎日少しずつ解決するようにする。




このように小さな雑用を毎日積極的に片付けていると、
不思議と、その程度のことなら面倒くさいとは感じなくなってきます。
そして同時にイライラしなくなってくるんです。




これには理由があり、
脳の中で、感情系に対して思考系の支配力が強くなったことを意味しています。




そうなれば、もう少し困難な問題でも取り組んでいってみる。
そうやって脳の体力を高めることから始めていくと、
無理なく、問題解決能力の高い人になっていくことが出来ますよ^^





家事って面倒なことが多いのですが、
その時は「脳トレのチャンス!」と思ってやってみると
楽しくできるもんです^^


脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)/日本放送出版協会

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