こんにちは、QLS Educationです
今日は毎週おなじみ、英語レッスンです
いくつだったら “a few”?
“a few” と “few”、 “a little” と “little” をちゃんと使えますか?
“a few”:「いくつかの」(数えられる)
“few”:「ほとんどない」(数えられる)
“a little”:「少しの」(数えられない)
“little”:「ほとんどない」(数えられない)
と教わった方がほとんどではないでしょうか。
あるいは「多少の」「いくらかの」「2、3の」「5、6の」など、
いろいろな憶え方をしている人がいると思います。
では、実際どんな時に“a few”、どんな時に“few”を使うのでしょう。
“a few”は「いくつかある」のだから、“few”より多いんでしょ?と思っている方、
本当にそうでしょうか?
次の例を見てみましょう。
(例文1)
A: Do you have a pen I can borrow? (ペン持ってたら貸してくれる?)
B: I have a few. Take one. (2、3本あるから、1本取って。)
(例文2)
C: Do you have a pen I can borrow? (ペン持ってたら貸してくれる?)
D: I have only few. Sorry. (2、3本しかないんだ。ごめん。)
さて、例文1と例文2では、ペンの数はどちらが多いのでしょう。
・・・本数は必ずしも“a few”の方が多いとは限らないのです。
例文1では2、3本あるペンを「いくつかある」と見たBさん、
貸してもかまわないという結論に至りました。
ところが例文2のDさんは、2、3本のペンを見て「これしかない」と感じ、
そこから1本貸してしまったら後で困る、と思い、貸せないと判断しています。
もしBさんの持っていたペンが3本、Dさんの持っていたのが5本でも関係ありません。
実際の数が2、3なのか5、6なのかはあまり重要ではなく、
あくまで話す人の見方によるのです。
これは “a little” と “little” でも同様です。
「一つ貸して」と言われた時、「OK、いくつか持ってるから」というつもりで
“I have few.” と言ってしまうと、口調によっては「貸したくないのだ」と
誤解を招いてしまうかもしれません。
「わかった」の一歩先、自分で正しく使いこなせるようになってこそ、
その表現を聞いたときの反応も速くなります。
「いつでもどこでも使える英語」を目指してがんばりましょう!
それでは今週はこのあたりで
Have a great weekend
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