こんにちは、QLS Educationです
今日は毎週おなじみ、英語レッスンです
“In two weeks” と “Two weeks later”・・・何が違うの?
“In two weeks” と “Two weeks later”、
どちらも「2週間後」の意味じゃないの?と思っていませんか?
実は “in + 時間” と、 “時間 + later” では明確な違いが存在するのです。
次の例文を比較してみましょう。
1. He is leaving in two weeks.
(和訳) 彼は2週間後に発ちます。
2. He will be back next week. Then two weeks later, he is leaving again.
(和訳) 彼は来週もどります。それから2週間後にまた出て行ってしまいます。
これは比較的わかりやすいのではないでしょうか。
“in + 時間” の場合は現時点を基準にした時間の長さを表します。
つまり、例文1は「今から2週間後」、という意味になります。
ところが “時間 + later”の場合、「過去または未来のある時点から○○後」を意味するため、
基準となる時点が最初に設定されている必要があります。
上記の例文2では、「彼が戻ってくるnext weekの時点から2週間後」を指しているわけです。
その他、“in + 時間” にはこんな使い方もあります。
次の例文を見てみましょう。
This is the first time I've seen her in two months.
(和訳) 彼女に会ったのは2ヶ月ぶりだ。(この2ヶ月間彼女に会っていなかった。)
ここでは基準となる時点は「今」ですが、今から未来へ向けて2ヶ月間、ではなく
過去へ向けての2ヶ月間、つまり「現時点までの、過去2ヶ月間」を意味します。
では、次の例文ではどうでしょうか。
He mastered Japanese in four months.
(和訳) 彼は4ヶ月で日本語をマスターした。
この場合は「4ヶ月かかって」という意味です。
このように、“in + 時間” で、作業を終えるのに要する(要した)時間も表せるのです。
こういった混乱しやすい表現の使い分けは、例文で覚えてしまうのが効果的です。
今日の4つの例文を、状況を思い描きながら繰り返し声に出してみてください。
He is leaving in two weeks.
He will be back next week. Then two weeks later, he is leaving again.
This is the first time I've seen her in two months.
He mastered Japanese in four months.
それでは今週はこのあたりで
Have a great weekend
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