皆さま
自分が誰から生まれたか。
生年月日。生まれた場所。性別。
たとえ偽ったとしても、これは変えようのないこと。
宿命とは誕生、この世に生まれた時点で決まっています。
運命とは、誕生後にできるもの。
運命とは運ばれた命の事。生きる事そのものです。
運命と運気は、まったく違う意味です。
運気の「気」とは自分が造り出せる「気」の事です。自分の努力や行動次第で運気は変わります。
宿命、運命は意味があり、前世からの引き続きと言っても良いのです。
未練や中途半端な人生、やり残した事の続きがあったり、終わらせたい事や伝えたい事の延長があります。
戦いや他殺、仇、怨みつらみが強すぎた場合、思いが運命に重なりついて来る場合もあります。
宿命には逆らえないし、変えられない事です。自殺は最大の罪になりなかなか成仏できませんが、それは全てを中途半端に終わらせたからです。
誕生、この世に生まれた事自体が宿命。生きる命を与えられたのが運命です。
もし、何かを与えられたいと望むのなら、この世で与える側にならなければなりません。
与えることは魂・心の修行であり最大の力を得る行為であり、与えられた側は、どれだけ相手に感謝できるか。相手の幸せを望めるかが問われます。
自分の行為や行動は目に見えない光に変わり時と共に動いています。自分や大事な家族が誰かに助けられたり神仏の助けを呼ぶ力に変わったりもするのです。
人間は実際に事が起きないと信じない愚かな動物です。
事が起きた時には手遅れのケースもあります。自然災害に対して、不安や怖さはあるのに疑いを抱いたり真剣さに欠けているのが人間です。
今の人間は自然の動きにとても鈍感になっています。自然が前もって教えている事に気づかないからです。
自然に逆らわず自然のままに生きている動物、魚、など生き物の行動の異変をよく見れば、天地が狂っているぞと教えてくれている事に気づくはず。
豪雨、気温や湿度、また人間の行動、殺人や窃盗、交通事故多発など天地が狂えば人間も狂ってしまいます。身体機能の低下や体調まで狂わされるのです。
前世で自分は終わらせたい、もう終わったと思った出来事があったとします。
相手が呪いや呪詛、呪縛、束縛、何がなんでも死を望んでいる人間がいたとします。
その執念が強すぎて、強制的に生まれ変わらせられる場合もあります。こういったケースでは必ず「宿敵」が身近に潜んでいます。しかも、親族、家族、他人でも夫婦同士など切っても切れない関係性の場合が多いのです。
宿命とは誰が決めるのか?
簡単に言えば今の自分、現世の自分が決めているのです。
修行とは人生で学ぶものが真の修行であり、悟りとは生きている間に学ぶのが悟りです。魂と心の修行が、どれだけ後々、最大の武器に変わり、来世に繋がるか。
死んで後々の大事な子孫、家族まで守れる力を与えられます。現世で出来なかった事について自分で導びく力を与えられるのです。
運気とは運ぶ、運んでくる「気」の事。
誰かによってではなく、自分自身で運ぶのが運気です。努力もしないのに運気は上昇しません。
これまでに説明した通り、相手に対する感謝の言葉1つで違いは出ます。
気とは一言で言えば<気持ち>=気をどのように持っているのか、の問題です。気をしっかり持て、と言う言葉通り、気合や気力を失えば運気も低下するのです。
人間は「欠け」と言う言葉や形に弱い。
「欠け」、「引く」と言う言葉や形に敏感です。月が欠けている時に願いを懸けても中々通じにくいです。
気力が強まる日は月が満月に近い時なのです。
星の場合は、運命や運気は北斗七星に願いを懸けたり、体調不良の場合も北斗七星を眺めれば低下を止められる場合もあります。
自分の生年月日で星座ばかり気にしてはいけません。
特に数字の8がつく日を選ぶのが良いです。
8は神様の数字であり転ばない、隙がない意味を持っています。8または18なら良い。
「欠け」の次に人間が弱いのは「引く」。
頭に来ている時は中々引けません。ですが人間は自然に逆らえません。
人間の魂、命に引き潮、満潮と言う隠された縁が繋がっているのです。
自然体の場合、満月や満潮に生まれて新月の干潮に死ぬと言われています。生まれる時は満ち潮、死ぬ時は引き潮と言われていますが、生死とは満潮時、干潮時に関係するのです。
あまり我を通せば戦いが大きな問題に発展し、逆に恨みを受ける場合もあります。
引き潮とは許す事。我慢も大事。満ち潮とは感謝され喜びを貰う事。これが自然の法則なのです。
願いやパワーを与えてくれる時間帯も満ち潮の時間帯を選ぶようにしましょう。
皆さまは当たり前のように台所や風呂、トイレを利用しています。
電気=火、風呂=水と火、台所=水と火、トイレ=水と体調。
毎日、有難いと感謝していますか。
ただ漫然と、神棚で拝んだり神社に参拝するだけで終わらせていませんか。
最近、自然災害がよく発生しています。地震も収まっていません。電気や水がない生活が、どれだけ不便か知っていますね。
毎日、水神様、火の神に感謝をするのも信仰です。
トイレの場合、尿が出た、便が出た、ありがとう、とトイレの神様や自分の体にも感謝する。
人間はこの当たり前の事をしていないのです。
事が起きるまで分からないのです。水と火がなければ生きていけません。家屋敷への感謝、仕事場や職場への感謝を忘れないようにしましょう。
たとえ、天地が狂っていても守りや助けを呼ぶ最大の力があります。それは笑い、笑顔です。それ以上に力があるものは感謝です。
自分ではなく1人でも感謝される事が身を守る事に繋がります。
自分に出来ない事まで無理してする必要はありません。相手から感謝され魂と心の修行をする行為は運命を逆転させ、天上界に繋がり天からご褒美をいただけるのです。
腹が立っても一歩引くこと。それで収まるなら争いを避ける方が良い。
頭に来ても謝れば収まるなら一言、謝れば良いのです。プライドは一歩間違うと戦いに繋がり解決するまで尾を引き、来世まで悪縁になる場合もあります。
はっきり解決しなければならない事なら、自分の意思や意見を言えば良いが、話にならない場合は引く方が良い時もあります。
相手の感謝こそ最大の力、後押しになる事を知ってください。励ましや労りの言葉でも構いません。多少の痛手を受けたとしても相手の感謝念、感謝、喜びが自分の運命を変えてくれます。
今回は宿命と運命、運気のことを簡単に書きました。感謝(慈悲と行為)の実践を最優先にすること。
形式的に神社や神棚ばかりにとらわれず毎日、無事に過ごせる事に感謝すること。
生きていく為に必要な家屋敷、水や火、家族への感謝を忘れないように。
最後に自分自身を労り、励まし、今日1日、頑張った事に対して誉めてあげましょう。
麗月 謹上再拝
巫師麗月チャンネル
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