皆さま

 

龍翠です。こんにちは。

 

なんか雑談担当みたいになっていますが、そういう話の中にも少しは学びになる要素もあるかなと思って、巫師の日常について綴ります。

 

このブログも、日本国外からのアクセスも増えまして、欧米諸国を中心に広く読まれるようになりました。ありがたき幸せに存じます。こちらこそ、よろしくお願い申し上げます。

 

 

さっそく本題です。

 

今はもう解決したことですが、ひところ夜もまともに眠れない日々が続いたことがあります。

 

 

というのも、自宅に不審者?が出没して乱暴狼藉を働いてくれたからです。

 

 

ことの始まりはこうです。

 

 

ある夜、寝室の壁から一人の坊主が出てきました。彼は顔を真っ赤にして怒り狂っており、私の首を両手で絞めようと飛びかかってきました。

 

私はつかみかかってきた彼を止めようとしたのですが、大声で何か叫びながらグイグイと私の首を絞めます。

 

 

 

 

 

 

激怒する坊主の図

 

 

寝込みを襲われて、窒息寸前になりましたが、渾身の力を振り絞って彼の手を振りほどき、気合いと共にケリを入れてやりました。

 

坊主は壁の方に後退し「調伏してくれるわ!」などとギャーギャー叫びながら、スッと姿を消しました。

 

ここで、私は、夢を見ていたことに気がつきました。

 

それにしてはやけにリアルな夢です。時計を見ると、午前2時過ぎでした。丑三つ時です。

 

 

首のあたりがズキズキと痛むので、洗面所へ行って自分の顔を鏡に映してみると、首の周りが赤く内出血していました。

 

不審者は生身の人間ではなくて、半生でした。首を絞められたときの手の温かみも残っていました。

 

 

要するに、相手が私の夢の中に侵入して意識の干渉を試みたのです。

 

いわゆる生霊飛ばし。調伏という名の呪詛の一種です。

 

 

仏敵調伏とはよくいったものです。

 

敵認定される筋合いもありませんが都合の良い理由ですね。

 

 

でも、この程度では命に関わるようなレベルじゃありませんし、逆に喝を入れてやったら逃げるなど中途半端だなと思った次第です。

 

 

その後、何度かこの坊主は登場しました。

 

 

最初は丑三つ時に出没。いきなり首絞められた。

 

 

次は白昼堂々と出てきた。黒い影しか見えなかったが、シルエットが坊主丸出し。

 

 

その次は家中を走り回って、ドンドンと大きな音を立てた。ポルターガイスト

 

 

とにかく、しつこいのです。

 

 

どこの坊主かは知りませんけど、他人の家に無断で入り込んできて暴れ回るなど、完全に犯罪行為なのですが、リアル人間ではないので警察も呼べません。

 

 

自宅の結界を張り直して、侵入できにくくすることはできますが、相手は結界破りの基本的な術くらいは知っているようです。

 

面倒くさいので、スタッフ一同ガン無視を決めることにしました。相手にしないのが無駄なエネルギーも使わなくて済むし。

 

 

相手にされなくなった坊主は、そのうち家にいなくなりましたが、中断期間の後、今度は比較的若い坊主を連れてきて、3人で家中を走り回るようになりました。

 

 

 

 

 

坊主3人組暴れるの図

 

 

南無南無…お経も唱えるし、あまりにもうるさいので、坊主退散祈祷を行いました。もうお帰り願うしかありません。

 

 

この世界にいると、どこの誰とか面識もないし、こちらが知らないのに付きまとわれるという意味不明な絡み方をされるわけです。

 

私たちが何か坊主たちのしゃくに障るようなことをした覚えもないので、これは一方的な感情から攻撃してきたモノとしか考えられないのですけど、こういう訳の分からん人たちがいます。

 

 

――――

 

ところで、人間社会の中で生きていると、プラスのエネルギーよりもマイナスのエネルギーの方が多くなり、私たちも知らず知らずのうちに「念を受けて」しまいます。 

また、「受けている」という自覚がない場合もあります。

 

生霊を受けたときの自覚症状

1.初期症状

(1)朝起きづらい、起きられない
(2)夜眠れない。熟睡できない
(3)頭痛、吐き気、下痢、胃痛、めまい、貧血

そして、生霊が自分の近くにいるとき 

(1)寒気、身体が重い、肩こり、倦怠感
(2)脚のだるさ、重さ
(3)落ち着かない、イライラ感
(4)胃腸など消化器系の異変

も起こります。

 こういうのは、不定愁訴というもので自律神経失調症などと診断されることが多いのですが、もっと深刻なレベルに至ることもあります。

2.生霊に完全に取り憑かれたとき 

(1)発熱(高熱)、口の渇き、関節痛など風邪の症状と似ている
(2)じんましん、口内炎、中耳炎
(3)身体からの悪臭、風呂に入らない、外に出なくなる。
(4)人と会いたくない。部屋を暗くする
(5)人が変わる。感情の乱れ
(6)髪の毛が大量に抜ける
(7)お酒が欲しくなる
(8)米を嫌う

など、人により症状も様々です。
 

最悪の場合、精神疾患、自殺願望、自殺未遂、家出もします。 

仕事、就職、人間関係、恋愛、結婚を邪魔されたり、家庭内にまで生霊は入り込み、生活の邪魔をしようとします。 

生霊に取り憑かれた場合、まず3日間、次に7日間「症状」が続きます。

そのうち、連続して症状が続くようになり、次第に心身を病んでいきます。

この時、投薬治療をしても治りません。 

頻繁に生霊に憑かれた場合、悪夢が続いたり、黒い影、人影も見えます。 

生霊は必ず黒で現れます。白い影にはなりません。 

黒い点が見えたり、目がかすむこともあります。 

 

なお、こうした症状は、通常の医療の治療の対象にもなるので、すぐに霊的な影響だと自分で判断せずに、まずは病院で診てもらうことを勧めます。

 

 

相手がプロだと、こうした身体症状、精神症状だけでなく、リアルなビジョンや夢。電気電子機器の異常動作。そして物体の移動、大きな音、イヤな臭いが立ちこめるなどポルターガイスト化することもあります。

 

一般の方はめったにそこまで経験しませんが、私たちのような仕事をしていると、強烈な現象を伴う生霊飛ばしに遭遇することも珍しくはないのです。

 

こうした経験を通じて、次第に抵抗力も付いていくわけで「受けにくく」なるのですが、それでも不眠、消化器系の不調、情緒不安定になるなど多少なりとも影響は受けます。

 

――――

 

ちなみに、坊主のその後ですが出てこなくなりました。これは終結事例です。

 

私一人だけが見たわけではなく、関係者全員が認識しています。

 

巫師仲間が訪ねてきたときにも、みな口を揃えて「この家、坊主が居座っている」というので、そういうモノがいたことは間違いないでしょう。

 

憑かれると、とても疲れるのです。


こう言う話をするとマンガみたいだし、笑われるのがオチですから、あまり言挙げしてきませんでした。

 

この件、坊主に何か恨まれるようなことをした自覚はないので、一方的に相手の想いがとんできた事例として、記録を残しておく事にした次第です。

 

これも巫師の日常の一つとして記しました。

 

それでは、皆さま、またお目にかかりましょう。

 

龍翠 九拝

 

 

 

 

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