皆さま

 

感謝の念は護身に変わります。

 

ここで自分の普段の考え方をよく振り返ってみてください。

よく聞く話で、自分がよかれと思ってしてあげたのに感謝されない、礼も言われない、当たり前のような態度や言葉を言われたと言ってくる人がいます。

 

ならば、あなたはその人から感謝されたいから「してあげた」のですか?

見返りがないから腹が立つのですか?

 

「そうではないけど」と言い訳をします。

相手の為にしただけではないのです。

善意、善行、慈悲とは、たとえ感謝されなくても自分自身に身に付く護身に変わるのです。

 

ご利益とは相手からの感謝やお礼とは意味が違うのです。

天地(神さま、守護霊様)から頂くのがご利益なのです。

天地は見ています。神さまや守護霊様も見ています。



相手の態度や言葉に惑わされて腹がたっても一歩引くこと。

相手は神さまのことを知らない可哀想な人間なのです。

慈悲のこころをもてば、少しは我慢できるようになります。



感謝と慈悲の気持ちを持つことによって、心の奥底に潜んでいる自分自身の魔も棲みつかなくなるのです。

身禊大祓や六根清浄大祓が、その意味を持った祝詞です。

 

いつも穢れを祓い清め続けなければ、邪気・邪念の虜になってしまいます。

 

邪念はあなたの心に棲んでいるのです。



人に取り憑く悪霊、悪魔、低級霊(邪神使い、動物霊)は、どこにいるのでしょうか。

あなたの身近にいます。

墓場だけではありません。空間をさ迷いながら餌を探しているのです。

 

不幸は悪魔や魔物にとって喜びや楽しみに変わります。

波動や波長が合うと引きずり込まれます。



病院(跡地も含む)、老人ホーム(跡地も含む)、処刑場跡地、処刑場、自殺の名所、事故物件、城(城跡も含む)、古墳(跡地も含む)などに強力な魔物がいる可能性が高いのです。

 

魔物とは人間の恨み、怒り、憎しみ、悲しみ、苦しみの想いが蓄積されて作り出されたものです。

 

体が重い、寒気、頭痛、高熱が起きれば取り憑かれたか、取り憑く前触れです。

何か変だ、普通ではないと直感が動けば簡単な祓いになりますが、その場合、以下の手順を実行して下さい。

 

鳥居の祓いです。

 



まず手洗いをする。

よく水を拭き取る。

必ず、赤色か朱色。後で手を洗えば消えるマジックや筆を使って下さい。

左の手のひらに自分の名前、生年月日、数え年を書きます。

次に、右の手のひらに鳥居を八本書きます。

鳥居を重ねないように。

 

形や並べ方は自由に書いて構いません。

終われば、正座をするか、イスに座っても構いません。

柏手を8回打ちます。

手を合わせて下さい。

「ここから離れなさい、元の場所、棲みかに帰りなさい」

 

と何度も唱えて下さい。

段々と体に変化が現れれば柏手を8回打ちます。

大きく深呼吸を8回。

もう1度、柏手を8回打ちます。

鳥居の力で魔は離れます。

試して下さい。

終われば手のひらの字や鳥居を消して下さい。

祓う時は服、靴下、靴、帽子、アクセサリーなど黒色は身に付けないように注意して下さい。

 



皆さま。

 

言い方は悪いかもしれませんが、奉仕、慈善、ボランティアなどと言い方は様々ですが、いずれも「得」をするための行いではありません。

 

そこに損得勘定を差し挟んでするものではないのです。

もちろん感謝や助けにはなります。

でも、人を助けるには犠牲もついてきます。身代わりになるくらいの覚悟もときには必要です。

損もしますが、目には見えない法則の中に御利益の御魂を与えられるのです。

 

麗月 謹上再拝

 

 

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