qiaobenのブログ -13ページ目

qiaobenのブログ

栃木県宇都宮市厚麗堂薬局の店主 よしくに先生です☺️ こちらのブログでは健康情報をご紹介しています。

みなさんこんにちは

 

本日のブログではコロナウイルスにかかってしまって重症の例に

 

実際中国の現場で使われていた漢方薬に関してご紹介します。

 

 

今日ご紹介する状態は

 

「気営両燔証 きえいりょうはんしょう」

(生命力がかなり消耗している場合あせるあせる

 

です。

 

中医学では身体の構成成分はおねがい

 

①気 (生命エネルギー)

 

②血 (血液)

 

③津液(血漿、身体の水分)

 

と考えられていますが、

 

このうち

 

コロナウイルスの影響で気と血が極度に消耗してしまっている状態を

 

気営両燔証と呼びます

 

 

このような状態になると

 

□40℃近い高熱

 

□呼吸が早い

 

□意識が朦朧としており、時折幻覚を見る

 

□吐血

 

□四肢が痙攣する

 

□ベロがかなり赤く、苔はない

 

このような重症例に実際に中国で使われていた生薬は

 

石膏 30g

知母 30g

生地黄 30g

水牛角 30g

赤芍 30g

玄参 30g

連翹 15g

牡丹皮 15g

黄連 6g

竹葉 12g

葶藶子 15g

甘草 6g

 

これを日本にある漢方薬で作るとすると

 

白虎湯 びゃっことう

 

涼血清営顆粒 りょうけつせいえいかりゅう

 

温清飲 うんせいいん

 

の三剤を一緒に使うと近いです

 

 

今回のような重症例を私の薬局で相談する事はまずないと思いますが、

知識としてシェアする必要があると思いシェアしました。

 

いつ終わるとも知れないコロナウイルスの脅威ですが、正しい知識を持って、

全員の力で乗り越えて行きましょう

 

http://koureido.jp

 

厚麗堂薬局では コロナ関連の相談を 電話相談、ZOOM、SKYPE相談で伺っています

ぜひご相談お待ちしております

 

 

 

 

みなさんこんにちは

今回のシリーズでは中国の文献に基づき、コロナウイルスに対抗する漢方薬をご紹介しています。

 

今回ご紹介するタイプは

 

重症例、疫毒閉肺証 えきどくへいはいしょう

 

です。

 

これはウイルスの毒性がかなりひどく肺の機能を大幅に損なっている状態ですあせるあせる

(入院して、酸素吸入など呼吸の補助が必要なレベルです)

 

症状としては

 

□高熱がでている

 

□顔が赤く、咳が出ている

 

□黄色く粘っこい痰が出ている

 

□痰に血が混じる

 

□呼吸が苦しい 呼吸をする事がままならない

 

□立っていられないほどの倦怠感がある

 

□気持ちが悪く食事が取れない

 

□大便がでず、小便もでづらい

 

□黄色く厚い苔が舌に生えている

 

 

このような状態の方に実際に救急病棟で使われていた漢方薬は

 

麻黄 6g

杏仁 9g

石膏 15g

甘草 3g

藿香 10g

厚朴 10g

蒼朮 15g

草果 10g

法半夏 9g

茯苓 15g

大黄 5g

黄耆 10g

葶藶子15g

赤芍 10g

 

 

です。

日本で手に入る漢方薬だと

 

麻杏甘石湯

 

藿香正気散

 

大承気湯

 

三剤一緒に服用すると近いと思いますおねがい

 

現在コロナウイルスに対抗する決定的な薬はありませんので、中国の情報を元に

ぜひ、日本でも漢方薬が有効活用されると良いな と思いますニコニコニコニコ

 

厚麗堂薬局ではこの時期の心の不安や身体の不安の相談を受け付けています

 

http://koureido.jp

 

(感染防止のため必ず電話、ZOOM,SKYPEなどの相談にしてください。

  また、当店は薬局なので、コロナの確定検査はできません。マスク、消毒液の販売もしておりません。)

 

ぜひご相談お待ちしております

 

 

みなさんこんにちは

今回もコロナウイルスに関して情報提供させていただきます

 

本日ご紹介する例は

 

 

コロナウイルスに罹ってしまって、症状が中程度の方

悪寒がひどい方

 

 

に実際中国で使われていた漢方薬に関してご紹介します。

 

この症状を中医学の言葉で

 

 

「寒湿阻肺証 かんしつそはいしょう」おねがい

 

 

 

といいます。

 

 

寒気を司る邪気 寒邪雪の結晶

 

 

 

 

ジメジメを司る邪気 湿邪雨

 

 

が同時に肺を襲ってくるタイプです!!あせるあせるあせるあせる

 

このようなタイプでは下記のような症状が出ます

 

□微熱または熱はあまり高くならない

□空咳又は痰の少ない咳が出る

□だるい 気力が沸かない

□胸が張って息切れする

□胃のあたりが不快 お腹が張る

□ベタベタする泥のような便が出る

 

 

 

コロナに罹ってしまい、このような症状が出ている方に中国で使われていた生薬は

 

 

 

蒼朮 15g そうじゅつ

陳皮 10g ちんぴ

厚朴 10g こうぼく

藿香 10g かっこう

草果 10g そうか

麻黄 6g まおう

羌活 10g きょうかつ

生姜 10g しょうきょう

檳榔 10g びんろう

 

です。

 

これは特に胃腸の周りの湿邪を取る働きが強い組み合わせです。

 

日本で手に入るものでは

 

香砂六君子湯 こうしゃりっくしんとう 又は 

イスクラ 健胃顆粒 けんいかりゅう

 

 

藿香正気散 かっこうしょうきさん 又は 

イスクラ 勝湿顆粒 しょうしつかりゅう

 

を一緒に使ったものが近いと思います。

 

厚麗堂薬局ではコロナウイルスの相談を行なっています。

 

http://koureido.jp

 

(私は薬剤師なので、検査や診断はできません。心配な方は医療機関に連絡をお願いします

 感染防止のため必ず電話相談又はzoom相談でお願いします)

 

漢方薬は身体の調子を整えることで、アレルギーや感染症にかかりづらい体質を作る事ができます

ぜひご相談くださいね