qiaobenのブログ -11ページ目

qiaobenのブログ

栃木県宇都宮市厚麗堂薬局の店主 よしくに先生です☺️ こちらのブログでは健康情報をご紹介しています。

皆さんこんにちは

 

こちらのブログの方では風邪になった時の漢方薬の使い分け方法をご紹介しています

 

本日ご紹介する風邪のタイプは

 

「気温が暖かいまたは暑い時に風邪を引いてしまった時」

 

 

通常冬など外気温が下がった時の方が風邪をひきやすいのですが、

 

気温が暖かい時や夏場でも風邪になってしまう事ありますねあせるあせる

 

また、今世界中で大流行してしまっているコロナウイルスによる感染症も赤道付近の

国でも流行しているため、この夏風邪用の漢方薬の知識は応用する事ができますね

 

さて、中医学で考える夏風邪の原因は

 

「暑邪 しょじゃ」

 

です

 

暑邪= 熱邪 ねつじゃ + 湿邪 しつじゃ

 

と考えて良いと思います

 

 

 

 

この暑邪の影響で夏場の風邪には以下の様な症状が出現します

 

 

□夏なのに寒気がする

 

□身体は暑いが汗は少ししか出ない

 

□風邪に当たると不快

 

□身体の節々が痛くなる

 

□精神的に不安定な感じがあり喉が渇く

 

□小便が黄色い 量は少ししか出ない

 

□口がネバネバする

 

などです

この様な夏場の風邪には

 

新加香薷飲 しんかこうじゅいん 

 

という漢方薬が基本なのですが、

 

日本で手に入るものですと

 

藿香正気散 かっこうしょうきさん 

イスクラ 製品だと勝湿顆粒 しょうしつかりゅう

 

 

 

という製品が近いと思います

 

 

厚麗堂薬局では今の時期不安を抱える方の漢方相談を

 

ZOOM,SKYPE,電話などで受け付けています。

 

5月6日までは送料無料です。

 

http://koureido.jp

 

 

ぜひご相談くださいね

 

みなさんこんにちは 

 

このシリーズでは風邪のタイプ別漢方薬の使い分けをご紹介しております。

 

 

漢方薬は身体のバランスを整えて抵抗力を上げるので、今流行っているコロナウイルス対策にも

 

十分応用可能です。

 

 

本日ご紹介する風邪のタイプは

 

 

「風熱犯表証 ふうねつはんひょうしょう」

 

 

風熱の邪気 (熱が出る風邪の邪気)が身体の表面を攻撃している状態

 

 

です。

 

 

 

この風邪の特徴ですが、

 

□体が熱い、熱がある

 

□悪寒は少し、熱感の方が強い

 

□汗がうまく出ない

 

□頭がもうろうとして、張る様な頭痛がある

 

□顔が赤い

 

□黄色く粘る痰が出る

 

□喉に痛みがある

 

 

 

などです。

 

 

中医学では

 

風熱邪によって、肺の防衛機能が低下してしまっている状態

という様に考えます。

 

熱の邪気が体の表面にある状態ですので、この場合は熱を覚ます様な漢方薬を使います

 

銀翹散 ぎんぎょうさん という漢方薬が一番お勧めですが、

 

日本ですと

 

天津感冒片 てんしんかんぼうへん

 

 や

 

涼解楽 りょうかいらく

 

銀翹解毒散 ぎんぎょうげどくさん

 

という名前で販売しております

 

 

この熱のあるタイプに日本でよく使う葛根湯はあまり適さないと私は思いますので、間違えて使わない様に気をつけてくださいね

 

http://koureido.jp

 

 

厚麗堂薬局では自粛中の方のお悩み相談を電話、zoom,skypeで受け付けております。

お体のお悩みのある方はぜひご相談お待ちしております

 

 

 

 

みなさんこんにちは

 

前回までのブログでは実際に中国で使われているコロナの漢方を紹介しておりましたが、

 

今回のシリーズでは一般的な風邪に対しての漢方薬をご紹介していきます。

 

漢方薬は身体の抵抗力をUPさせてウイルスに対策しますので、きちんと使えば、

コロナウイルス対策にも十分応用できると僕は信じています

 

さて、本日ご紹介する風邪の種類は

 

「風寒束表証 ふうかんそくひょうしょう」

 

です

 

この状態は寒さの邪気 

 

「寒邪 かんじゃ」

 

身体の表面の防御力(衛気)を攻撃し、

 

鼻水が止まらなくなっている状態です

 

 

 

特徴としては

 

□悪寒がひどい

 

□発熱は軽度

 

□汗が出ない

 

□頭痛

 

□節々が痛い

 

□鼻水が止まらない

 

□喉が痒い 咳が出る

 

これらの症状が出ていれば、お勧めしたい漢方薬は

 

荊防敗毒湯(けいぼうはいどくとう)または

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

 

が適していると思います。

 

これらの漢方薬は

 

体を温めて汗をかかせ、免疫力を上げてウイルスをやつける事が期待されます。

 

現在コロナウイルスが心配で風邪の症状があっても中々病院にかかれない方なども

ぜひ漢方薬試してみてくださいね。

 

厚麗堂薬局では電話相談、ZOOM相談、SKYPE相談等で遠方の方の対応もしております

 

http://koureido.jp

 

5月6日までは送料無料です。ぜひご相談お待ちしております