前回の(4)で、台湾の歴史にちょっと触れました。
そこで個人的に思い出したのが、「悲情城市」(1990年)という台湾映画です。
第二次世界大戦終了の時から物語が始まるのですが。
この映画を見たとき、私は台湾の歴史について何も知らなかったので、
映画を見ていて細かなストーリー展開がまったくわからなかった。
とにかくよくわからず、同じ中国人同士の中国語が通じなくて通訳を介したり、
抗争があったりするが誰と誰が敵なのかもよくわからなかったり。
長い映画でもあるので、途中で寝てしまった部分もあったと思います。
しかし、なんだかよくわからないけど、
台湾に戦後、市民にとってはとんでもないつらい時期があったのだ、
ということだけはわかった。
台湾になにか複雑な歴史があるのだ、ということがわかりました。
それだけで、何かすごい映画なのだ、という感じがしました。
思い出に残る映画です。
また、同じような感想をもったのが、ギリシャの「旅芸人の記録」(1979年)という映画です。
これは2回挑戦しましたが、2回とも寝ました。
「悲情城市」よりももっと退屈です。
カメラの長回しが多くて、音楽もなにもない(たしか)。
「悲情城市」はまだ観客にサービスしてくれている感じがしました(ストーリー説明があるというか、わかりやすさを感じました)が、こっちはもう何のサービスも一切なし。
けれど、この映画も、なんだかよくわからないが、ギリシャの現代史のどこかの時代(後で調べたら第二次世界大戦前後だった)で、ギリシャになにか苦しい時期があったのだなあ、とわからせてくれました。
歴史とはなにか。
台湾史とかギリシャ史という単語があるとしたら、私の場合は歴史の教科書よりも、この2つの映画が思い浮かびます。
決して万人向けの映画ではありませんが、一度見ると忘れられない歴史になると思います。
今回は、学校で習うことと、まったく関係ないことを書きました。すみません。