険悪の中でのお出かけ(長文) | Qちゃんの日常

Qちゃんの日常

主婦Qちゃんのニュージーランドライフ。山あり谷あり、毎日のこと、最近、そして今までのことをブログに綴ります。

先週勃発した母娘の喧嘩。

 

あれからほとんど口をきいてないです。

 

こうも親をバカにした口調と態度ができるものだなと、わが娘ながら悲しい。

どういってもわが娘なので嫌いになることはないが、、、悔しいね悲しい

 

子離れできてないとか親離れできたとか、そんな次元の話ではない。

悲しいけど、そう遠くない将来、私はここから出て行くだろう。

 

娘のウェディングだけは出席して晴れ姿を見せてもらうつもり。

私に母親としての仕事を任せてくれるかどうかは疑問だが、、、私がこんなことを言うほど今の娘は『自分の得する選択』しか考えてないから、私の気持ちなんてわかろうともしない。

あちらのママに任せたほうがいいに決まってるが私にも出来ることはあるし娘のためにやりたいこともある、、、ただの荷物持ちや言われるままに食事や飲み物を運ぶ召使いではないよ。

 

それでも喜びの場面をシェアしてくれるなら嬉しいです。

それまでは喧嘩別れだけはしないように、おとなしく過ごすことにします。

 

 

さて、、、

そんな険悪な状態なのに、娘の予定通り昨日は外出しました。

 

母の日ランチはあちらの実家で当日にあった。

それとは別に娘が母の日と誕生日は『トリート』してくれると、私が日本にいた時からも言ってこうやって戻ってからも計画をしてくれてた。

いいよいいよと言ってもこうやって計画立ててくれるのは嬉しいが、『一緒に過ごす』というよりは本当に『自分の行きたい所にお母さんも連れて行く』というタスクをこなすという感じかお

何にしても自分中心なので『私が行きたいところ』ではないのだ。

こんな険悪な状態でも行くのか?と思ったが、自分が行きたいから変更はないよね、、、こないだはごめんねとかもないし、家の中にいて「明日は9時には出るよ」とメッセージを送ってきてそれでいいのかって感じ。

 

車の中では、本日の予定とばかり「あそこに車を駐めて歩いてシティマーケットに行って、そこは11時には出てニューマーケットのカフェに行って、そこからポンソンビーのネイルショップに行く」と言った。

そう決まってるならついて行くしかないよね、、、他にどこへ行けというのか?

モーターウェイは渋滞してるのにグイグイスピード出してレーンを変えたりで、いつもそうだけど独り言で「F**king traffic!」と大きな声で言ってて、その先で止まるのになんでアクセル踏み続ける?とかと基本がなってないから乗ってて怖い。

そのくせ自分は上手だと思ってるので「What kind of driving!」と他の車を見て叫んだりで、運転してて別人になるタイプってよりL君を真似る癖がついてる感じ。

 

車を駐車して早足の娘について行く。

離れ離れになって50歳代になった母の歩幅なんて考えず、遅いとため息ついて「早く!」とか言いもう少し休日を楽しもうという気持ちもない、、、確か母の日アウティングのはずだよねかお

 

花を愛でて(買わず)、

 

デニッシュ?ペイストリー?の店が多い。

その中でいやに美味しそうに見えたこの店であれこれ選んで買ってもらった。

 

母娘らしき2人が出店してたドーナツ屋。

娘は「あーここインスタで見た!」と娘らしき子と話を弾ませて、L君のも含めて3つと私にもどれがいい?と尋ねて1つ買ってくれた。

 

日本語が聞こえてきたので行くと、やはり日本人の方のお店。

帆布のトートバッグの店で、ツアーの方々らしき人々がいたから日本語がよく聞こえたんだわと私も話しかけたりした。

デザインも色合いも縫製もパーフェクトで、さすが日本人と感動したお願い

そりゃお高いが、このパーフェクトなものでこの値段?と考えると安いぐらいだと思う。

色もすべて手染めをされてるそうで、この良さがわかるのは日本人だけ?NZにだってそれがわかる人いるよね、きっと。

デザインはすごく凝ってて、中が巾着の閉じ口になってるのは「この国で必要じゃん」ってね。

私はトートバッグは底があって口が閉じれるようになってるのが好きなんだが、もう私の希望が全て入ってるトートばかりで全部欲しいし買うとしてもかなり悩むと思う。

流行り関係なく私はトートが好き、、、この度日本からトートはサイズ違いで3つぐらい持ってきてるしと買うのは控えたが、絶対欲しいなと、、、買うなら背負うタイプか斜めがけかな。

頑張ってくださいと言いたいが、私が応援しなくてもすでにサクセスフルなビジネスかもしれないし、それでも日本人が『匠の技』で頑張ってる姿は応援したくなる🇯🇵

 

若い女の子2人のお店は、これまたインスタで話題らしくここは少しだけ列ができてた。

 

どっしりチーズケーキの店かなと思ったら、中に『モチ』を入れてるのがバズってるらしい。

私からしたら「へっ?」と何がいいのかわからないけど、SNSの力なんだろうかね。

並んでる人の何組かはオンラインでプレオーダーしててピックアップだという人たちだった。

 

横にクッキーもあって娘は1枚ずつ買ってたが、家に帰って割ってる(切ってる)のを見たら、これにも中に『モチ』が入ってて、「何がいいの?」と日本人のおばさんの感想です。

 

若者のビジネス企業が流行ってるのは日本も同じで、まずはSNSで有名になりこういう場を利用して対面でも買えるよと広める感じかなー、、、で、ここだけなのかはわからんが若いアジア人が多いなと思った。

資金が多くなくてもある程度ある中国人や韓国人が中心なようで、売ってるものは日本っぽいもの、、、それは真似っこではなく『インスパイア』。

日本人からしたらチーズケーキやクッキーに『モチ』を入れようなんて発想はないが、『モチ』を使えばバズるとか何でも『抹茶』を使えばイケるとか?

それなら『モチ』で勝負して欲しいが、まず若者をターゲットにするなら映えるSNSでまぁ味も悪くないというやり方かな(味音痴多いし)。

自分が買ってインスタに載せてというのが目的みたいな娘だから、楽しそうだったよかお

 

トイレを済ませないと、、、と行ったオサレなトイレ。

オークランドシティも都会になったな、、、昔はダウンタウンには行くなと言われたが、今ではダウンタウンという呼び方もしなくなって『ブリトマート』とか『バイアダクト』とか『コマーシャルベイ』とか、どこからどこまでがそれ?とおばさんにはわかりません。

 

トイレのハンドドライヤーはダイソン、、、絵が可愛い。

 

スカイタワーを見上げてモーターウェイに乗り、ニューマーケットへ。

 

SNSで話題の『キャンディショップ』という名のカフェに行きたかった娘。

オーナーは韓国人の方で、他にもいくつかカフェやレストランを経営してるとかで、どれもサクセスフルなビジネスらしいよ。

いっぱいだったけど座れるところは何席かあったので待たずして席確保。

店内が薄暗いので老眼が進んだ私はメガネをかけても見えない、、、重症です👓

来る前から頼むものは決めてた。

娘はステーキサンド、私はティラミスクロッフルなるもの、そしてサイドでナスの天ぷら。

ステーキサンドはサワードゥにステーキというよりは牛たたきが乗ったもので、ニンニクがよく効いていた。

ティラミスクロッフルはクロワッサンをぎゅっとワッフルメーカーで押してトーストしたものに甘いシロップとティラミスのクリーム(マスカルポーネ?)がたんまり乗ったもので、焼きバナナがキャラメライズされてて美味しかった。

こちらにありがちな『甘すぎる』というものではなかったが、やはりこれだけクリームが乗ってると甘くて最後はどかして食べました。

ナスの天ぷらはカリッとしてて出汁(おつゆ)もいい味付けで、これが1番美味しかった。

 

ここで食べ終わって「ネイルの予約がポンソンビーで2時」というのでブラブラする時間なんて無い、、、分刻みのような予定で「オークランドツアーか?」と思ったわ。

懐かしさに浸って歩きたくても、娘の予定が詰まってる凝視

 

ポンソンビーのネイルショップもSNSや友達に聞いたところで行きたかったから予約したとのことで、場所もGoogleマップ頼り。

ポンソンビーのカウントダウンに駐車して、そこから少し歩いたらネイルショップだった。

入った途端に、、、少女たちで店はいっぱいだった滝汗

入り口に母親らしき女性がいて「ごめんなさいね、私の娘の11歳の誕生日で友達を招待してそこでランチして足のネイルトリートをみんなにあげてるのよ」と、総勢12人が足のネイルをしてもらってたところだった。

 

店内でかかるテイラースイフトの曲に合わせて大合唱したり、ネイルしてもらうのを待ってる間にビーズチャームを作ったり、その間でも予約客は次々来ててこりゃ大変だ、、、って。

ってかこのエリアにして「そこでランチ」して少女たち12人のネイルトリートを誕生日にするって、とぉーってもお金持ちがすること💰💰💰

母親は素敵な感じでフレンドリーで、お友達のほとんどは白人だったがインド人の子も2人いてそのうちの1人が最後のネイルでなかなか終わらなくて「もしかして差をつける?」と一瞬思ったけどそれもなく、主役の娘さんも友達が外に出てバラバラに待ってるのをケアしてママの手伝いもして、見ててほっこりしたよ。

こういうのが本当のお金持ちなんだなと、、、普段から気持ちにも余裕があるから娘さんも良い子なんだろうし、エリアが違うと格の違いを見ることができるね。

ちょっとしたプレゼントが入ったピンクのバッグを最後にそれぞれに渡し、その店のネイルから好きな色を1本選ばせてた。

みんなサンダルで来てねー、、、って言われてたんかな?

サンダルもお金持ち感が出てて、ビリケンシュトックとか普通に履いてる子もいた。

主役の娘さんの肩がけバッグもSeedというブランドだったし着てるデニムワンピもきっとそこのブランドで似たようなのを見た気がするから、、、バッグはママから借りたのかもしれんが。

 

それより、支払いの時に店の人が「42ドルEach」というと「あら?30ドルって聞いてたんだけど」と、、、店の人が「あれが30ドルでそれにこれで云々」と言ってたけど「そうなの?30ドルって間違いなく言ってたからすぐにオーケーって返事したのよ」と。

お金持ちでもこういうところはきちっとしてるのね、、、と思いながら、成金だと他人が見てるから見栄で言われるままに払っちゃいそうだけど、それがなくしっかりしてるとこも本当のお金持ちなのかもしれない、、、と勝手に思ってる私。

 

娘のネイルは、画面でこんなのと見せながらやってもらってた。

ネイルアートはなんと手描き!こんな細かいのどう描くんだろうって思ってたら慣れた感じで

器用に描いてたわ、、、プロ!

娘は「いくらになるかわからん」と呟き「値段聞いてないの?」と、、、これだったら80ドルくらいじゃない?というと「もっといくと思う」と。

いくらだったら払えるんだ?と言いながら、もう仕上げてるんだから払わないわけにはいかないじゃんね、、、ビクビクしてるところは本当のお金持ちではないシラー

 

帰りの車の中で、はっきりさせたいから話をした。

娘は「1日をRuinした」と言ったが、今日だけ良くてもその前後がアレじゃ、これからどうしたらいいのかわからないし、娘がどんな風に私のことを思ってるかがわかった今では、この距離も溝も埋まらない。

私だって楽しい時を過ごしたかったが、こんな1日全然楽しくなかった。

 

来週は誕生日アウティングと予定してるようだが、家に帰っていつも通り『使用金額』というのをL君にチェックされ「なんでこんなにクロワッサンが高いんだ?」とか言ってるのが聞こえたよ、、、自分は自分のお金は使わんし誰にも買ってあげないから物価を知らないのかも?

人様にやってもらってることがわからん人はここにもいる、、、美味しいものも大食いの味音痴にはわからんことだ。

そして来週も出かけると娘が言ったら「どこでランチをするんだ?あんなものにどれだけ腹痛いんだ?」とか「出かけなきゃダメなのか?」とか、あんた何の日の外出なのか知っとるんか?

あんたは実の母にも何もしてなくてランチに呼ばれただけで、それ以外にもいろんな食べ物を行くたびにもらったり、母親のことをケチョンケチョンに言うが会いたい時に行ける距離だし何かにして寄ってるよね?

私は5年ぶりにここで誕生日を娘と過ごすのに、それにケチつけるんか?と。

それでももう外出も、もうえーわと、、、一緒に行こうではなく連れて行く義務があるかのようにするなら結構です。

 

可愛かった娘のことをこんな風に言えるほど、いまの私は廃れています。

 

ちなみに、、、娘のネイルは105ドルでした。

私も麻痺してるので「あれだけ丁寧だったから安いじゃん」と呟いてしまいました。

 

 

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